実際の鉄道で言えば、アメリカの『20th Century Limited』や日本の『つばめ』など、歴史的な特急列車の雰囲気が取り入れられているように感じます。『20th Century Limited』は流線形のデザインで知られ、まさに「未来の乗り物」として当時注目を浴びた列車。松本さんが子供時代に見たであろう戦後間もない時期の豪華列車の記憶が、宇宙を旅する列車のコンセプトに昇華されたのでしょう。
暴走特急のサウンドトラックと言えば、何といっても『THE END OF THE CENTURY』が圧倒的に有名ですね。この曲は映画のクライマックスシーンで流れることで知られており、疾走感のあるギターリフと熱いボーカルが特徴的です。
当時はまだVHSで映画を観るのが主流だった時代ですが、この曲が流れるシーンは何度も巻き戻して見た記憶があります。特にラストシーンの列車の暴走と音楽の同期は、今でも鮮明に思い出せるほど印象的でした。サウンドトラック全体も90年代のロックサウンドを感じさせてくれる名盤で、ファンにとってはたまらない一枚です。