『バイオハザード』シリーズは、食欲と性欲という人間の根源的な欲望を巧妙にゲームデザインに取り込んでいる。ゾンビが人間を喰らうという設定そのものが食欲の暗喩であり、特に『バイオハザード7』では家族の歪んだ愛と食人というテーマが不気味に交錯する。
一方で『サイレントヒル』シリーズのピラミッドヘッドは性的暴力の象徴として解釈されることが多く、特に『サイレントヒル2』では主人公の抑圧された欲望がモンスターデザインに反映されている。これらの作品はホラーというジャンルを通じて、プレイヤーに本能的な恐怖と同時に欲望の不気味さを感じさせる。
最近では『Lust from Beyond』のようにオカルトと性欲を直接的に結びつけたインディーゲームも登場し、従来の大作にはない挑戦的な表現が話題を集めている。