Chapter: 番犬の噛み跡理久は純粋だ。だから、俺の心を抉る。理久の心に触れる度、自分のずるさを思い知らされる。そんな俺を理久が後ろから抱き締めた。 この手を振り解く強さが俺にあったらのなら。 理久を抱き締める強さが俺にあったのなら。 ふたつの相反する気持ちと俺は葛藤した。結局、俺には強さも何も無い。辛うじて繋ぎ止めていた理性が切れただけだった。俺は理久をベッドに押し倒した。俺は、理久の腕に痕が付くくらい、強い力で押さえつけた。 長年、我慢していた理久への欲望が爆発する。 俺は理久の服を剥ぎ取ると、彼の身体の隅々まで舐め回した。「んぁっ……//あぁっ///」俺は喘ぎ声を聞きながら、理久の入口に指を入れた。「せま……」そこはまだ誰も踏み入れたことがない聖域。「痛いよ……宗介」理久が苦悶の表情を浮かべた。「力抜いて、ゆっくり息吐いて」俺は自分の指を唾液で濡らし、1本ずつ理久の中へと侵入した。「んんっ……」理久の様子を見ながら、1本ずつ指を増やしていく。 そして、濡れてきた所で指を動かした。「あぁっ……///」「ここ弄られて気持ちいいのか?」「うん///」理久の表情に俺のモノもはち切れそうになっていた。そして、俺は理久の入口に自分のモノをあてがった。そして、少しずつ理久の中を犯していく。「んっ、なにこれ……あぁっ、痛い、やめてっ」「俺にしがみついていいから」今更、やめるなんて無理だ。俺の背中に理久の爪がくい込んだ。 俺はゆっくりと奥まで挿入した。「あああぁっ///んぁっ/」やっと、理久と繋がれた。「理久、理久……」俺は理久の名を呼びながら、夢中で腰を振った。「宗介、お腹変な感じ//」「俺のが入ってるから」「ん/あぁぁっ//」「気持ちいい?」「ん//そこっ、すき///」理久が徐々に大胆になっていく。足をだらしなく開き、喘ぎ声を漏らす。俺はその声がもっと聞きたくて、理久のいい所を執拗に攻めた。「んぁ/宗介、キスして/」俺は理久の唇を貪った。今はただ、理久を感じていたい。俺は理久を四つん這いにさせ、後ろから何度も突いた。「ん、気持ちいい……」俺の口から吐息が漏れる。理久は、枕に顔を埋めて、自らも腰を振っている。「あ、あ、宗介/もう、だめぇ//」「俺も出そう」「んぁぁぁっ///」俺と理久は同時に果てた。 いく直前で抜いた俺のモノはベト
Last Updated: 2026-04-15
Chapter: 番犬の噛み跡俺は醜い感情を無理やり仕舞い込み、目を閉じた。だが、眠れるわけもなく何度も狭いソファーで寝返りを繰り返した。「宗介」「わ!?びっくりした」その声に驚き、飛び起きると、リビングの暗闇に理久が立っていた。「電気つけろよな」「ごめん。寝てるかもと思って」「眠れないのか?」「うん。だから一緒に寝よ?」「なぁ、理久。俺が何の為に、ここで寝るって言ったか分かってるのか?」理久の無神経さに、俺は苛立ちを隠せず、思わず声を荒らげてしまった。「俺だってそれくらい分かってる」「それが分かってても、理久は俺と一緒に寝るんだな」俺は理久に問いただした。「うん」「なら俺にキスしてみて」「分かった/」理久は俺をソファーに押し倒すと、俺の唇に舌を捩じ込みながらキスをした。「宗介に触れられてから、俺の身体おかしいんだ/」「理久って、したことないのか?」俺はそうであって欲しいと願っていたことを聞いた。「うん//」「そうか」俺は安堵した。「初めてはめんどくさい?」「ううん、むしろ嬉しい」「良かった」何も知らない理久が微笑んだ。まっさらな理久をこれから俺が犯していく。 俺は牙を隠し、理久に優しく手を差し伸べた。 全ては君の初めてを奪うため。 誰にも渡したくない理久を俺のものにするため。 痛みも、快楽も、理久に教えるのは俺だ。「理久、ベッド戻ろう」俺は優しい笑みを浮かべて、理久の手を握った。俺と理久はベッドで向き合った。「宗介、電気消して?」「消したら理久が見えない」「恥ずかしい//」「大丈夫。綺麗だよ」俺は理久の上着を脱がせた。そして、俺は露になった理久の肌を指でなぞった。「んんっ//」「ここ立ってきてるね」俺は理久の胸の突起を舌で転がした。「あぁっ……///」理久の甘い声が俺の部屋に響く。俺は部屋の電気を消した。 そして、理久のズボンを脱がせた。「そこはだめ//」理久は咄嗟に自分の股間を手で隠した。「理久、手どけて?」俺は優しく囁いた。「恥ずかしい///」「そっか、ならやめる?」「……やめない/」「大丈夫、優しくする」俺は理久のモノに直接触れた。それは今にも、弾けそうなほど大きくなっていた。 俺は躊躇なく、理久のモノを口に含んだ。 歯を立てないように、丁寧に舐めた。「宗介、これなに?変な感じする//」
Last Updated: 2026-04-15
Chapter: 番犬の執着心「お、俺。ごめん/」理久は動揺を隠しきれない様子で狼狽えた。「理久、いっぱい出たな」「う……///」俺は理久に見せつけるように、理久のもので汚れた手を舐めた。「宗介、舐めちゃだめ/汚いよ//」「大丈夫だよ。理久のだから」これが理久の味か。 俺はじっくりとその味を堪能した。「だから、宗介。だめだって/」俺が再び手を舐めようとすると、それを理久は慌てて静止した。「気持ちよかった?」「……ん///」素直に答える所が理久らしい。 そうやって、俺に堕ちればいいんだ。「宗介は、そのままでいいの?/」「あ、これか。どうしようかな。誰かさんは先にいっちゃうしな」「それは宗介が触るから//」「んはっ、俺は自分でなんとかするよ」俺はシャワーで理久の身体を綺麗に洗い流した。「先に出てて」それは、せめてもの俺の良心だったのに。「俺がする」どこまでも馬鹿な理久。 俺のスイッチを押したのだから、もう逃がさない。「俺がする」「理久、その意味わかって言ってる?」「うん、俺だってできる/」理久は俺の静止も聞かず、跪いて、俺のモノを握った。「宗介の俺のより大きいね」「だから、そういうこと言うな」「照れてるの?」「違う」理久が分からない。 さっきは俺を拒んだくせに。 理久は俺のモノを口に咥えると、器用に舌を使いながら、裏筋まで丁寧に舐めた。「んっ、」くそ。声が出そうになる。「宗介、気持ちいいの?」「理久が触るからだろ」「俺、宗介のしたいことするから、これからも俺の傍に居てくれる?」もしかして、理久も俺に執着しているのか? 俺たちはお互いを必要としていると思ってもいいのか? その気持ちが俺と理久は違うとしても。「ちゃんと出来たら傍に居てやる」俺は理久の頭を掴んで、押し付けた。「がほっ、んんん//」理久はむせながらも、俺のモノを舐め続けた。「宗介、気持ちいい?」「ああ。気持ちいい」「良かった」理久が必死で俺のモノをしゃぶる度、俺の中の破壊衝動が剥き出しになる。 真っ白な理久を、俺の歪んだ愛情で侵食してやりたい。「理久、いっていい?」「んっ」理久が苦しそうな表情を浮かべながら答えた。「俺の味、覚えた?」理久は、俺が口の中に放った欲望をごくんと飲み込むと、顔を赤らめながら頷いた。「いい子だ」俺は理久の頭を優しく
Last Updated: 2026-04-15
Chapter: 番犬の執着心俺は理久への欲望を洗い流すかのように、頭からシャワーをかぶった。 今まで抑えてこれたのに。 従順な番犬でいれば、理久の隣にずっと居られることは分かっているのに。 俺が理久をベッドに押し倒した時、おびえた顔をしていた。 無理やり触れたら、理久は俺を拒絶した。 その時、確信した。 理久の事を好きなのは俺だけなのだと。 俺の完全な片想い。「ね、宗介。俺も入っていい?」なんで今なんだ。 俺に襲われかけた後だぞ。 理久のそういう所、昔と変わらない。 俺を信じて疑わない所。 理久のことを思うなら断れと、白い俺が言う。 理久を手に入れるチャンスだと、黒い俺が囁く。 どちらを選べば正解か。 自分の気持ちを押し殺すか、自分の気持ちをさらけ出し、理久に嫌われるか。 俺にとっての究極の2択。 どうせ、俺の片想いで終わる恋だ。 とことん、理久に嫌われて、この不毛な恋に終止符を打とう。「入れよ」しばらくして、裸の理久が風呂の扉を開けた。 さっき俺が付けたキスマークが赤く首筋に残っている。「なんで入ってきたんだ?」理久は俯いた。「顔上げろよ」俺は理久の顎を持ち上げた。「顔真っ赤じゃん」「それは……/」俺は理久を壁に追い詰めた。「なぁ、理久は何がしたいの?さっきは俺を拒んだ癖に」「……分からない。」「分からないなら触るよ、俺」理久は俺を見つめた。 今度は番犬が飼い主を躾ける番だ。 俺は理久の唇をこじ開け、舌を捩じ込んだ。「んんっ……/」苦しそうな理久の顔が俺の欲望を掻き立てる。「理久、ちゃんと舌出して」「出来ない/」「出来るよ。理久なら」その言葉に理久が弱いことを俺は知っている。 理久は必死で俺のキスに応えようと、舌を絡め始めた。「ほら、できた」俺は理久に微笑みかけた。「今度は理久からしてみて」「俺からなんて……/」「できないの?」俺は理久を離して、挑発するような目で彼を見た。「なんで俺なんかに構うんだ」それは、理久が好きだからだと、言えたらいいのに。「理久が警戒心無さすぎるから。裸で俺の前に来て、何もされないとでも思った?」俺は理久の鎖骨を指でなぞった。「んっ/」「ここ触っただけだよ?」「くすぐったい/」「ここ、弱いんだ。可愛いな」「宗介、俺、するから。キス。だから、嫌いにならないで」ん?どういう事だ?「俺が危機感無さ
Last Updated: 2026-04-15
Chapter: 番犬が牙を剥くその日は突然やってきた。俺はいつものように、理久が帰ってくるのを部屋の窓から見ていた。 今日も理久が安心して眠れますように。 俺の願いはただそれだけ。 理久への淡い恋心は、とうの昔に胸の奥にしまい込んだ。 俺は、理久の1番近くに居られればそれでいい。 理久の笑顔を守ることが俺の幸せだ。 理久は俺の事をよく〝番犬〟と呼ぶ。 上等じゃないか。 理久に寄り付くわるい虫を俺が全員追い払おう。 理久に近づいていいのは俺だけだ。 俺は敵意剥き出しで、理久の周りの男たちを排除してきた。 それはこれからも同じだ。 そう思っていた。「おい……嘘だろ……」窓から見える光景は俺の錯覚か? 理久が俺の知らない男に抱き締められている。 この瞬間、俺の淡い恋心は音を立てて崩れ落ちた。その男は誰だ? 今すぐ離れろ! 俺は窓から叫びそうになる衝動を抑えて、階段を駆け下りた。 そして、外へと飛び出し、理久の背後に立った。「理久、遅かったね」俺の声に気づいた男は、気まずそうな表情を浮かべて理久から離れた。「俺はこれで。返事は急がないから」男はそれだけ言うと、足早に駅の方へと走っていった。「さぁ、理久。話を聞こうか?」俺は理久の手首を握り、俺の部屋へと連れ込んだ。「宗介、今日はもう遅いから……」「だめだ。おばさんには、理久は今夜、俺の部屋に泊まるって連絡しておいた」俺が先回りしていたことを知った理久は、諦めたようにベッドに座った。「それで、さっきの男は?」「大学で同じ講義を受けてるひと」「ふーん。それで、返事って何?」「それは......」俺は理久の隣に座って彼を見た。 しかし、理久は気まずそうに俺から目を逸らした。「俺に言えないんだ。しつこい男なら俺が守ってやらないとって思ったんだけど」「あの、実は……告白された」「告白?」俺は理久に詰め寄り、彼を見下ろした。 折角、今日まで理久を守ってきたのに。 他の男のものになるくらいなら、いっそのこと…… 邪な考えが俺の脳を支配した。さて、理久の言い訳でも聞こうか。「でも、友達だと思ってたから、俺もどうしたらいいか分からなくて」「それで、隙見せて抱き締められたって?」理久はこくんと頷いた。「ふっ、理久は押しに弱いからね。仕方ないな」「宗介……」理久は俺の言葉に安堵したのか、顔を上げた。「なんて、俺が言う
Last Updated: 2026-04-15