番犬に噛まれた夜

番犬に噛まれた夜

last updateLast Updated : 2026-04-26
By:  るなOngoing
Language: Japanese
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番犬は従順なフリをして飼い主を束縛する。 全ては、拗らせた恋心ゆえ。 犬飼宗介は仁科理久は隣同士に住む幼なじみで、大学生になった今でもいつも一緒にいる。 イケメンだけど強面な宗介は、気弱な理久の番犬として彼に変な虫がつかないように見張ってきた。 宗介はこの関係がこれからも変わらずに続くと思っていた。 あの夜、理久が宗介の知らない男に抱きしめられている現場を目撃するまでは……

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Chapter 1

番犬が牙を剥く

その日は突然やってきた。

俺はいつものように、理久が帰ってくるのを部屋の窓から見ていた。今日も理久が安心して眠れますように。

俺の願いはただそれだけ。理久への淡い恋心は、とうの昔に胸の奥にしまい込んだ。俺は、理久の1番近くに居られればそれでいい。理久の笑顔を守ることが俺の幸せだ。

理久は俺の事をよく〝番犬〟と呼ぶ。上等じゃないか。理久に寄り付くわるい虫を俺が全員追い払おう。理久に近づいていいのは俺だけだ。

俺は敵意剥き出しで、理久の周りの男たちを排除してきた。それはこれからも同じだと当たり前のように思っていた。

「おい……嘘だろ……」

窓から見える光景は俺の錯覚か? 理久が俺の知らない男に抱き締められている。この瞬間、俺の淡い恋心は音を立てて崩れ落ちた。

その男は誰だ? 今すぐ離れろ! 俺は窓から叫びそうになる衝動を抑えて、階段を駆け下りた。そして、外へと飛び出し、理久の背後に立った。

「理久、遅かったね」

俺の声に気づいた男は、気まずそうな表情を浮かべて理久から離れた。

「俺はこれで。返事は急がないから」

男はそれだけ言うと、足早に駅の方へと走っていった。

「さぁ、理久。話を聞こうか?」

俺は理久の手首を握り、俺の部屋へと連れ込んだ。

「宗介、今日はもう遅いから……」

「だめだ。おばさんには、理久は今夜、俺の部屋に泊まるって連絡しておいた」

俺が先回りしていたことを知った理久は、諦めたようにベッドに座った。

「それで、さっきの男は?」

「大学で同じ講義を受けてるひと」

「ふーん。それで、返事って何?」

「それは......」

俺は理久の隣に座って彼を見た。しかし、理久は気まずそうに俺から目を逸らした。

「俺に言えないんだ。しつこい男なら俺が守ってやらないとって思ったんだけど」

「あの、実は……告白された」

「告白?」

俺は理久に詰め寄り、彼を見下ろした。折角、今日まで理久を守ってきたのに。他の男のものになるくらいなら、いっそのこと俺のものにしてしまおうかという邪な考えが俺の脳を支配した。

さて、理久の言い訳でも聞くとしよう。

「でも、友達だと思ってたから、俺もどうしたらいいか分からなくて」

「それで、隙見せて抱き締められたって?」

理久はこくんと頷いた。

「ふっ、理久は押しに弱いからね。仕方ないな」

「宗介……」

理久は俺の言葉に安堵したのか、顔を上げた。

「なんて、俺が言うと思った?」

「え……」

「何の為に、今まで理久のことを守ってきたと思ってる?」

俺は理久をベッドに押し倒した。

「宗介、どうしたの?」

「何がどうしたの?だ。理久がいい子だったら、番犬のままで居られたのに」

俺は理久の両手を押さえつけた。

「いやだ!宗介。離して!!」

「なんで嫌なの?あいつには触らせたのに」

「だって……」

「もっと抵抗しなよ」

理久は泣きそうな顔で俺を睨んだ。

「番犬の躾ができてなかったな」

俺は理久の首筋に吸い付いた。

「んっ……」

「ついた」

俺は理久の首筋に付けた痕を舌で舐めた。

「あぁっ/宗介、何したの?」

「マーキング。これであの男は理久に近づかない」

俺は理久から離れた。これ以上、理久に触れたら俺の理性が崩壊する。

「俺、先に飯食いに行くから、その顔どうにかしてからこいよ」

俺は部屋に理久を残し、リビングへと向かった。

しばらくして、俺が夕飯を食べ終わる頃、理久は2階から降りてきた。

「今日、おばさんは?」

「母さんなら夜勤」

「そうなんだ」

俺と理久の間に、気まずい空気が流れる。

「夕飯、オムライスでいいか?」

「うん。宗介の作るオムライス美味しいよね」

「昔はよく食べに来てたのにな」

俺は昔を思い出しながら、オムライスを作った。 理久を守ることこそが、俺の使命だと信じて疑わなかった幼少期。その想いを拗らせた現在の俺。今も理久は俺の手の届く距離に居るのに、心が遠い。

「出来たぞ」

「美味しそう。いただきます」

理久は俺の作ったオムライスを美味しそうに頬張った。その笑顔は昔と何一つ変わらない。 変わったのは、俺の方か。

「美味いか?」

「うん!」

さっき、あんなに酷いことをした俺に、理久は笑顔を向けた。その純粋さが今は憎い。 

「俺、先に風呂入るから理久はゆっくり食べてて」

「分かった」

俺は湧き上がる衝動を抑え、理久から逃げるように、風呂場へと向かった。

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もぐもぐた
もぐもぐた
独占欲がたまらない...
2026-04-18 10:50:21
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番犬が牙を剥く
その日は突然やってきた。俺はいつものように、理久が帰ってくるのを部屋の窓から見ていた。今日も理久が安心して眠れますように。俺の願いはただそれだけ。理久への淡い恋心は、とうの昔に胸の奥にしまい込んだ。俺は、理久の1番近くに居られればそれでいい。理久の笑顔を守ることが俺の幸せだ。理久は俺の事をよく〝番犬〟と呼ぶ。上等じゃないか。理久に寄り付くわるい虫を俺が全員追い払おう。理久に近づいていいのは俺だけだ。俺は敵意剥き出しで、理久の周りの男たちを排除してきた。それはこれからも同じだと当たり前のように思っていた。「おい……嘘だろ……」窓から見える光景は俺の錯覚か? 理久が俺の知らない男に抱き締められている。この瞬間、俺の淡い恋心は音を立てて崩れ落ちた。その男は誰だ? 今すぐ離れろ! 俺は窓から叫びそうになる衝動を抑えて、階段を駆け下りた。そして、外へと飛び出し、理久の背後に立った。「理久、遅かったね」俺の声に気づいた男は、気まずそうな表情を浮かべて理久から離れた。「俺はこれで。返事は急がないから」男はそれだけ言うと、足早に駅の方へと走っていった。「さぁ、理久。話を聞こうか?」俺は理久の手首を握り、俺の部屋へと連れ込んだ。「宗介、今日はもう遅いから……」「だめだ。おばさんには、理久は今夜、俺の部屋に泊まるって連絡しておいた」俺が先回りしていたことを知った理久は、諦めたようにベッドに座った。「それで、さっきの男は?」「大学で同じ講義を受けてるひと」「ふーん。それで、返事って何?」「それは......」俺は理久の隣に座って彼を見た。しかし、理久は気まずそうに俺から目を逸らした。「俺に言えないんだ。しつこい男なら俺が守ってやらないとって思ったんだけど」「あの、実は……告白された」「告白?」俺は理久に詰め寄り、彼を見下ろした。折角、今日まで理久を守ってきたのに。他の男のものになるくらいなら、いっそのこと俺のものにしてしまおうかという邪な考えが俺の脳を支配した。さて、理久の言い訳でも聞くとしよう。「でも、友達だと思ってたから、俺もどうしたらいいか分からなくて」「それで、隙見せて抱き締められたって?」理久はこくんと頷いた。「ふっ、理久は押しに弱いからね。仕方ないな」「宗介……」理久は俺の言葉に安堵したのか、顔を上げた。「なん
last updateLast Updated : 2026-04-15
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俺は理久への欲望を洗い流すかのように、頭からシャワーをかぶった。今まで抑えてこれたのに。従順な番犬でいれば、理久の隣にずっと居られることは分かっているのに。俺が理久をベッドに押し倒した時、おびえた顔をしていた。無理やり触れたら、理久は俺を拒絶した。その時、確信した。理久の事を好きなのは俺だけなのだと。それは、俺の完全な片想いを意味していた。「ね、宗介。俺も入っていい?」俺の葛藤なんで露知らず、理久は鈍感にも程があることを俺に言った。理久のことを思うなら断れと、白い俺が言う。 理久を手に入れるチャンスだと、黒い俺が囁く。どちらを選べば正解なのだろう。自分の気持ちを押し殺すか、自分の気持ちをさらけ出し、理久に嫌われるか。この究極の2択から俺が導き出した答えは、片想いで終わる恋ならば、理久に嫌われて、この不毛な恋に終止符を打つことだった。「入れよ」しばらくして、裸の理久が風呂の扉を開けた。 俺が付けたキスマークが赤く首筋に残っている。「なんで入ってきたんだ?」理久は俯いた。「顔上げろよ」俺は理久の顎を持ち上げた。「顔真っ赤じゃん」「それは……/」俺は理久を壁に追い詰めた。「なぁ、理久は何がしたいの?さっきは俺を拒んだ癖に」「……分からない。」「分からないなら触るよ、俺」理久は俺を見つめた 今度は番犬が飼い主を躾ける番だ。俺は理久の唇をこじ開け、舌を捩じ込んだ。「んんっ……/」苦しそうな理久の顔が俺の欲望を掻き立てる。「理久、ちゃんと舌出して」「出来ない/」「出来るよ。理久なら」その言葉に理久が弱いことを俺は知っている。 理久は必死で俺のキスに応えようと、舌を絡め始めた。「ほら、できた」俺は理久に微笑みかけた。「今度は理久からしてみて」「俺からなんて……/」「できないの?」俺は理久を離して、挑発するような目で彼を見た。「なんで俺なんかに構うんだ」理久が好きだからだと言えたらどんなにいいか。「理久が警戒心無さすぎるから。裸で俺の前に来て、何もされないとでも思った?」俺は理久の鎖骨を指でなぞった。「んっ/」「ここ触っただけだよ?」「くすぐったい/」「ここ、弱いんだ。可愛いな」「宗介、俺、するから。キス。だから、嫌いにならないで」ん?どういう事だ?「俺が危機感無さすぎるから、宗介怒ってるんだよね。
last updateLast Updated : 2026-04-15
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番犬の執着心
「お、俺。ごめん/」理久は動揺を隠しきれない様子で狼狽えた。「理久、いっぱい出たな」「う……///」俺は理久に見せつけるように、理久のもので汚れた手を舐めた。「宗介、舐めちゃだめ/汚いよ//」「大丈夫だよ。理久のだから」これが理久の味か。俺はじっくりとその味を堪能した。「だから、宗介。だめだって/」俺が再び手を舐めようとすると、それを理久は慌てて静止した。「気持ちよかった?」「……ん///」素直に答える所が理久らしい。そうやって、俺に堕ちればいいんだ。「宗介は、そのままでいいの?/」「あ、これか。どうしようかな。誰かさんは先にいっちゃうしな」「それは宗介が触るから//」「んはっ、俺は自分でなんとかするよ」俺はシャワーで理久の身体を綺麗に洗い流した。「先に出てて」それは、せめてもの俺の良心だったのに。「俺がする」どこまでも馬鹿な理久。俺のスイッチを押したのだから、もう逃がさない。「俺がする」「理久、その意味わかって言ってる?」「うん、俺だってできる/」理久は俺の静止も聞かず、跪いて、俺のモノを握った。「宗介の俺のより大きいね」「だから、そういうこと言うな」「照れてるの?」「違う」 理久は俺のモノを口に咥えると、器用に舌を使いながら、裏筋まで丁寧に舐めた。「んっ、」「宗介、気持ちいいの?」「理久が触るからだろ」「俺、宗介のしたいことするから、これからも俺の傍に居てくれる?」もしかして、理久も俺に執着しているのだろうか? その気持ちが俺と理久は違うとしても。「ちゃんと出来たら傍に居てやる」俺は理久の頭を掴んで、押し付けた。「がほっ、んんん//」理久はむせながらも、俺のモノを舐め続けた。「宗介、気持ちいい?」「ああ。気持ちいい」「良かった」理久が必死で俺のモノをしゃぶる度、俺の中の破壊衝動が剥き出しになる。真っ白な理久を、俺の歪んだ愛情で侵食してやりたい。「理久、いっていい?」「んっ」理久が苦しそうな表情を浮かべながら答えた。「俺の味、覚えた?」理久は、俺が口の中に放った欲望をごくんと飲み込むと、顔を赤らめながら頷いた。「いい子だ」俺は理久の頭を優しく撫でた。「俺ね、宗介に頭撫でられるの好きなんだ」「そういえば、小さい頃から撫でてたっけ」俺の脳裏に幼い頃の記憶が蘇った。
last updateLast Updated : 2026-04-15
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番犬の噛み跡
俺は醜い感情を無理やり仕舞い込み、目を閉じただが、眠れるわけもなく何度も狭いソファーで寝返りを繰り返した。「宗介」「わ!?びっくりした」その声に驚き、飛び起きると、リビングの暗闇に理久が立っていた。「電気つけろよな」「ごめん。寝てるかもと思って」「眠れないのか?」「うん。だから一緒に寝よ?」「なぁ、理久。俺が何の為に、ここで寝るって言ったか分かってるのか?」理久の無神経さに、俺は苛立ちを隠せず、思わず声を荒らげてしまった。「俺だってそれくらい分かってる」「それが分かってても、理久は俺と一緒に寝るんだな」俺は理久に問いただした。「うん」「なら俺にキスしてみて」「分かった/」理久は俺をソファーに押し倒すと、俺の唇に舌を捩じ込みながらキスをした。「宗介に触れられてから、俺の身体おかしいんだ/」「理久って、したことないのか?」俺はそうであって欲しいと願っていたことを聞いた。「うん//」「そうか」俺は安堵した。「初めてはめんどくさい?」「ううん、むしろ嬉しい」「良かった」何も知らない理久が微笑んだ。まっさらな理久をこれから俺が犯していく。俺は牙を隠し、理久に優しく手を差し伸べた。 全ては理久の初めてを奪うため。誰にも渡したくない理久を俺のものにするため。痛みも、快楽も、理久に教えるのは俺だ。「理久、ベッド戻ろう」俺は優しい笑みを浮かべて、理久の手を握った。部屋に戻った俺たちは、ベッドで向き合った。「宗介、電気消して?」「消したら理久が見えない」「恥ずかしい//」「大丈夫。綺麗だよ」俺は理久の上着を脱がせた。そして、俺は露になった理久の肌を指でそっとなぞった。「んんっ//」「ここ立ってきてるね」俺は理久の胸の突起を舌で転がした。「あぁっ……///」理久の甘い声が俺の部屋中に響いた。「そこはだめ//」理久は咄嗟に自分の股間を手で隠した。「理久、手どけて?」俺は優しく囁いた。「恥ずかしい///」「そっか、ならやめる?」「……やめない/」「大丈夫、優しくする」俺は理久のモノに直接触れた。それは今にも、弾けそうなほど大きくなっていた。俺は躊躇なく、理久のモノを口に含んだ。「宗介、これなに?変な感じする//」無垢な理久が涙目になりながら、腰をくねらせた。「気持ちいいことしてる」「んぁ
last updateLast Updated : 2026-04-15
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番犬の噛み跡
理久は純粋だ。だから、俺の心を抉る。理久の心に触れる度、自分のずるさを思い知らされる。そんな俺を理久が後ろから抱き締めた。この手を振り解く強さが俺にあったらのなら。理久を抱き締める強さが俺にあったのなら。ふたつの相反する気持ちと俺は葛藤した。結局、俺には強さも何も無い。辛うじて繋ぎ止めていた理性が切れただけだった。俺は理久をベッドに押し倒した。俺は理久の腕に痕が付くくらい、強い力で押さえつけた。長年、我慢していた理久への欲望が爆発する。俺は理久の服を剥ぎ取ると、彼の身体の隅々まで舐め回した。「んぁっ……//あぁっ///」俺は理久の喘ぎ声を聞きながら、ゆっくりと入口に指を侵入させた。「せま……」誰も踏み込んだことの無い聖域は、狭く、温かかった。「痛いよ……宗介」理久が苦悶の表情を浮かべた。「力抜いて、ゆっくり息吐いて」「んんっ……」俺は理久の様子を見ながら、1本ずつ指を増やした。そして、濡れてきた所で指を動かした。「あぁっ……///」「ここ弄られて気持ちいいのか?」「うん///」理久の表情に俺のモノもはち切れそうになっていた。そして、俺は理久の入口に自分のモノをあてがった。少しずつ理久の中を犯していく感覚は、言葉にできない快楽を俺に与えた。「んっ、なにこれ……あぁっ、痛い、やめてっ」「俺にしがみついていいから」今更、やめるなんて無理だ。俺の背中に理久の爪がくい込んだ。俺はゆっくりと奥まで挿入した。「あああぁっ///んぁっ/」やっと、理久と繋がれた。「理久、理久……」俺は理久の名を呼びながら、夢中で腰を振った。「宗介、お腹変な感じ//」「俺のが入ってるから」「ん/あぁぁっ//」「気持ちいい?」「ん//そこっ、すき///」理久が徐々に大胆になっていく。足をだらしなく開き、喘ぎ声を漏らす。俺はその声がもっと聞きたくて、理久のいい所を執拗に攻めた。「んぁ/宗介、キスして/」俺は理久の唇を貪った。今はただ、理久を感じていたい。俺は理久を四つん這いにさせ、後ろから何度も突いた。「ん、気持ちいい……」俺の口から吐息が漏れる。理久は、枕に顔を埋めて、自らも腰を振っていた。「あ、あ、宗介/もう、だめぇ//」「俺も出そう」「んぁぁぁっ///」俺と理久は同時に果てた。いく直前で抜いた俺のモノはベトベトに濡れていた。
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番犬の逆襲
ずっと好きだった理久とやっとひとつになれた。俺は幸せの絶頂にいる。とでも言うと思うか。理久の全てが手に入らなければ意味が無い。俺は理久の心も欲しいのだ。理久が本心で俺の事を好きになってくれた時、俺の想いは報われる。それまでは、理久に変な虫がつかないように、俺の痕跡を残し続けなければならない。だが、迫りすぎもよくない。 飴と鞭を使い分けて、理久を手懐けなくては。当分の間、理久が俺を求めてくれるまで、俺からは一切、彼に触れない。 自分でも必死すぎて呆れるが、それくらい理久のことが好きで堪らないのだ。こうして、俺の禁欲生活の幕は上がった。俺は自分に課せたミッションを遂行すべく、理久に触れない日々を過ごしていた。 「宗介、今日も送ってくれてありがとう」「どういたしまして」「あのさ、家寄っていかない?」「いいのか?」「うん」俺はその場で考えた。理久の誘いに乗るべきか、乗らないべきか。「やっぱり今日は帰る。また明日」もう少し引いてみよう。極限まで焦らした時の理久の反応がみたい。俺のことを理久から求めて欲しい。「宗介、俺の事避けてる?」「違うよ」理久の寂しそうな声が聞こえた。しかし、俺は振り返りたい気持ちをぐっと堪えて歩き出した。何年も、俺は忠実に理久の番犬として、彼を見守ってきた。理久への気持ちを押し殺して、彼の傍に居た。それはこれからも続くと思っていた。だが、俺は嫉妬と欲に負けた。この手で、何よりも大切な人を犯した。それなのに、理久は未だに俺の傍に居てくれる。だから、俺のことが好きなのではないかと錯覚してしまう。理久に触れたい。 理久を抱きしめたい。 理久とキスがしたい。そんなことを考えている俺は番犬失格だ。 「宗介!!」俺が自宅の門を開けた時、理久が俺に抱きついた。「俺のこと嫌いになった?」そんな訳あるはずない。好きすぎておかしくなりそうなのに。だが、俺はその言葉を無理やり飲み込んだ。「どうした?」「だって、あの日から俺に触ってない/」「あの日って?」「意地悪//分かってるだろ///」「言わないと分からない」「その……えっち、した日から/」「んはっ、理久さ、俺としたいの?」俺は理久を試した。最低なことをしていることは分かっている。でも理久の口からどうしても聞きたかった。「分からない。でも、寂しい」「そっか。
last updateLast Updated : 2026-04-17
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番犬の寵愛
俺は自分の腕を噛むことで、なんとか理性を保とうと試みた。「ねぇ、宗介、はやく///」 だが、俺の葛藤なんて露知らず。理久は欲望のままに俺を強請ってくる。でも、ただではあげない。「理久、俺と付き合う?」「へ?」なんだその反応は? 理久は俺の身体だけが欲しいのか?「それは……」「付き合うか、付き合わないか。今、決めて」こんなやり方で、理久を繋ぎ止めても虚しいだけ。そんなこと分かっている。 だけど、そんなこともうどうでもいい。 俺は誰にも理久を渡さない。ただそれだけ。「……付き合う」「いい子だ」俺は理久の頭を撫でた。「宗介?」そして、俺は無言で理久を犯した。「あぁぁぁっ///」理久の喘ぎ声と、ベッドの軋む音が部屋中に響く。嘘でもいい。一度でいいから、理久に好きと言われたい。「宗介///もう、だめ……んぁあ///」理久は身体を震わせながら、絶頂を迎えた。「はぁ……宗介……」いったばかりの理久が、俺の胸に顔を埋めた。俺は、理久の髪を撫でながら問いかけた。「今週の日曜日、2人で出掛けるか?」「うん!行く!」理久は嬉しそうに答えた。昔と変わらない理久の素直な一面に俺は癒された。「行きたい所ある?」「遊園地!」俺の質問に理久は即答した。思い返せば、中学くらいまでは理久とよく遊園地へ行ったものだ。「わかった。久しぶりに行くか」「やった!宗介ありがとう」理久は俺に笑顔を向けた。「他にしたいことがあったら言えよ?」「なんか……宗介が優しい」「おい。どういう意味だよ」「いつも優しいけど、今日は特に優しい」理久は俺の顔をじっと見つめた。「それは、理久が俺の恋人になったから」「もう///真顔で言うのずるい/」「誰よりも大切にする」「嬉しいけど照れるだ//」「耳まで真っ赤だ」「宗介のせいだから/」もっともっと、理久の中を俺で埋めつくしたい。俺には理久だけなのだから。俺は理久と向き合い、彼の頬をそっと撫でた。「宗介の手、温かいね」「そうか?」 「それに大きい」「理久の手に比べたら大きいかもな」すると、理久は俺の手に自分の手を重ねた。「この手が俺のことを守ってくれてるんだね」「俺は理久を守れてるか?」「うん」理久は微笑んだ。「いつも俺の傍に居てくれてありがとう」理久のありがとうに俺の涙腺
last updateLast Updated : 2026-04-18
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飼い主の秘密
俺は仁科理久。隣同士に住む犬飼宗介とは幼なじみだ。そして、俺は宗介のことを〝番犬〟と呼んでいる。理由は、どんな時でも俺の傍に居て、守ってくれるから。そんな宗介の事が俺は前から好きだった。自分がゲイだと気づいたのは中学生の頃。周りの同級生が異性を意識し始めた頃も、俺は宗介しか見ていなかった。宗介はモテた。背も高く、頭もいい。その上、イケメンだ。年齢に似合わず、物静かな所も人気だった。だけど、宗介が彼女を作ることはなかった。俺は淡い期待を持った。もしかしたら、宗介も俺と同じなのではないかと。だが、それを聞く勇気もないまま、月日は流れ、俺たちは大学生になった。相変わらず、宗介は俺の面倒をみてくれる。でも、宗介と居ると辛い。きっと、宗介は女の人が好きだから。俺のこの気持ちが報われることはない。 だから俺は、大学で俺に好意を持ってくれたひとと関係を持とうと思った。最低だが、正直、誰でも良かった。だけど、その人に抱き締められた時、俺の全身が宗介以外の男に触れられることを拒んだ。その現場を宗介が見ているとも知らずに……あの時の宗介の表情は、今でも鮮明に覚えている。嫉妬に狂った宗介は美しかった。何度この日を夢見ただろうか? どんな形でもいいから、俺は宗介に抱かれたかった。宗介にとって、俺は何も知らない無垢な幼なじみだ。それを崩す訳にはいかない。だから、俺を抱き締めていた男は〝友達〟だと咄嗟に嘘をついた。いや、友達ではなく、ただの同級生と言った方がよかったか?その相手と関係を持とうとしていたとは、口が裂けても言えない。宗介に本当の俺を知られるわけにはいかない。俺はあえて宗介に〝好き〟と言わなかった。宗介の好きが俺と同じか確かめたかったから。俺はずるい。でもそれくらい宗介が好きで、宗介しか欲しくないのだ。だから、俺は今日も無垢な幼なじみのフリをする。そうすれば、宗介は俺を躾てくれるかな?俺は宗介以外、何もいらない。宗介が俺の頭をわしゃわしゃと撫でる。宗介が俺の手を握り隣を歩く。宗介が俺の頬に触れる。宗介が俺の唇に触れる。宗介が俺を抱き締める。宗介が俺を押し倒す。宗介が俺を犯す。俺の脳内には宗介しか居ない。だから今日も触れて欲しい。なのに、最近、宗介は俺に触れようとしない。俺は宗介に嫌われることでもしたのだろうか。俺は不安で押し潰されそうな日々
last updateLast Updated : 2026-04-19
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番犬の烈情
「理久、先に風呂入ってきていいよ」「一緒に入ろうよ/」「いいのか?」「うん//」頬を赤らめながら、俺を誘う理久が愛おしくて堪らない。今すぐにでも理久を抱き締めたい。 理久が好きだ。好き過ぎて、おかしくなりそうなくらいに。「なら入ろうかな」俺はソファーから立ち上がった。すると、俺の背中に理久が抱きついた。「宗介は、どんな俺でも一緒に居てくれる?」「うん。居る」「なら、今すぐ抱いて」理久の様子が変だ。俺は理久と向き合い、彼の目を見つめた。「今、俺の事見ないで」「どうして?」「ずるいから、俺」「それは俺もだ」俺は理久の唇にそっとキスをした。「俺は理久が好きだよ。きっと、理久が思っている以上に」すると理久は顔を上げ、俺の首に腕を回し、キスをした。理久の舌が俺の口内を舐め回す。そして、理久は俺を床に押し倒した。「俺は宗介が思っているような人間じゃない。今でも、宗介に抱かれたくて堪らない」初めてみる理久の男の顔は、ゾクッとする程、色っぽかった。「理久、綺麗だ」俺は理久の耳元で囁いた。「宗介は余裕なんだな」理久は呟きながら、俺のシャツのボタンを1つずつ外した。「悔しい」そういいながら、理久は俺の身体に舌を這わせた。「んっ」 思わず声が漏れてしまう。「宗介、気持ちいいの?」理久が上目遣いで俺に問う。余裕なんて初めから微塵もない。ただ、理久には余裕のある男に見られたかった。理久はそんな俺のちっぽけな見栄を崩していった。「ね、宗介。答えて?」「どう思う?」けれど俺は本心を隠した。「身体に聞けばいいか」「おい、そこは……/」理久は俺の下着を下ろすと、反り勃ったそれを躊躇いもなく口に含んだ。「んんっ……」「ふふっ、宗介のそういう声初めて聞いた」「理久、離せ」「嫌だ。どんな俺でも一緒に居てくれるんでしょ?」「それとこれとは別だ」「宗介は素直じゃないなぁ」目の前に居るのは誰だ?本当に理久なのか? 「仕方ないな。宗介が気持ちいいって言ったらやめてあげる」そんなこと、言えるわけがないだろ。俺は口をつぐんだ。「残念、聞きたかったな」そういうと、理久は再び俺のモノを口に含んだ。「んんっ……やばっ、いっ」「あーあ、いっちゃったね」「理久が触るから」ゴクンッ…… 「宗介の味だ」「おい、出せって」
last updateLast Updated : 2026-04-22
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番犬の癒し
俺は理久を抱き締めながら、寝顔を眺めた。長い睫毛に、白い肌。俺は理久の頬にそっと触れた。「ん……」 「起きたか?」「……宗介」俺は理久の唇に軽くキスをした。「途中で寝ちゃったのか。ごめん」「ううん。それより起き上がれるか?」「なんとか」理久は腰を擦りながら起き上がった。すると、理久の中から出てきた俺の欲望がシーツを濡らした。「宗介//これって……」「理久が起きてから掻き出そうと思って」「ん//」「風呂場行こ。やってあげる」「自分でやるよ/」「立てないのに?」「それは宗介が!/」「わかったから、じっとしろ」俺は理久を抱きかかえると、強引に風呂場まで運んだ。「理久、ここ座って、足広げて?」「嫌だ/恥ずかしい//」「しっかり出さないと」理久は顔を真っ赤にしながら、俺の言う通りに足をひらいた。俺は理久の中に指を入れ、少しづつ自分の欲望を掻き出した。指には白くドロっとしたものがまとわりついた。「俺のたくさん入ってる」「だって、宗介が奥までするから//」「そう言いながら、今もここ、ビクついてるぞ」「んぁっ……/////」俺は理久の入口をそっと撫でた。「だめ、宗介/」「どうして?」「また欲しくなる//」「そうだよな。折角、綺麗にしたからな」そこで、俺は自分のモノを理久のモノに擦り付けた。「あぁっ/」「いれないから」「んん……/////」風呂場には、理久の喘ぎ声と、俺の吐息が響いていた。「宗介、激しすぎ。腰動かない」「わるかったって」「ほんとにそう思ってる?」理久は俺のベッドに寝転びながら、上目遣いで言った。「思ってるよ」「ふーん」「まだ怒ってるのか?」「怒ってない。けど……」「けど?」「そこは察しろよ/」と言われても、言ってくれないと分からないこともある。「大学の課題があるから、理久は先に寝てていいよ」「宗介は俺が先に寝てもいいんだ」また怒らせたか?「いや、そういう訳じゃ……」「宗介は昔から鈍感だからね」「ん?」「もういい。寝る!」理久は完全に拗ねてしまった。俺は一旦、課題にキリをつけるとベッドの縁に座った。「理久、こっち向いて?」「嫌だ」俺はそっと理久の首筋にキスをした。「ひゃっ/」「どんな声出してるんだよ」「宗介がそんな所触るから/」「理久、おいで。一
last updateLast Updated : 2026-04-23
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