続きの代わりに担当、関連の作品を用意 引き続き、お楽しみ下さい❀
いつの間にか、エイルの了解とアルが未来の第二王妃になる事になりすでに、姉さん女房になるアルには頭が上がらないアーシュパチ 目を覚ますリアン「リアン兄様」エイル「まあ 気が付かれましたねリアン様」微笑むアルテイシア「あ、気つけ薬ですか!今、口移しで アルテイシア姫が・・!」赤くなっているリアン 目を大きく開き、パチクリしている。大慌てで、いつもの爽やかなポーカーフェイスは何処へやら「はい、私が・・エイルの方が宜しかったですか?」余裕の笑み・・アル、アルテイシア「いえ、あの あ・・有難うございます」リアン「大丈夫かリアン・・」ボソッとアーシュ「ええ、大丈夫です・・あの・・夢の中で人食い巨人の女が・・」まだ 顔が赤いリアン「・・・それなら、わん子は毎回ですワン! アーシュさんも見て・・!」エイルもアルテイシアも その異変にすぐに気がつく・・きょとんとするアーシュ・・「片眼が黄金色に?」そして ハッとして気が付き 「そ・・そう言えばワン! 夢の中で リアンさんは白い羽でアーシュさんが黒い羽を出してそれから、呪文の詠唱の中に 自分の事を黒の王・火竜王サラマンデイアって・・!わん!そうだ! リアンさんもアーシュさんの事を黒の王とか!!わんわん!」わん子が騒がしい◇ ◇ ◇何も言わずわん子に向けながら、顔も向けずに 一言「黙れ! わん子 大人しく寝てろ 全て忘れてな! 後で記憶の微調整は操作する!」ばたりと倒れるわん子さん「ちょとお! アーシュ!!」あたふたするエイル「アーシュ殿! 血が!!」リアンが慌てて叫ぶ「えっ・・」アーシュ「アーシュ!!」 「アーシュラン様!!」まっ青になるエイルとアルテイシア◇ ◇ ◇「・・あ」アーシュ・・口元から血が滴り落ち・・腹の辺りや胸の近くからも服に血がにじみ出て・・ぽたぽたと流れ落ち・・白い雪を赤い血で染める口元の血を拭い ため息をつき「・・っつ・・またか・・」今度は痛みに顔をしかめてつつ呪文を唱えるアーシュ「水の癒し・・」ポつりと一言・・癒しの水が丸い玉の形で出現して洗い流すかのように、傷口を癒してゆく・・「ああ、わん子が目を覚ました時に 気がつくと面倒だな・・やれやれ・・」「水よ・・血を消せ・・」手を雪の血の跡を 手の平でなぞるすうっと
雪道の中を三人はそれぞれ倒れていたのだった。傍には アーシュの帽子と リアンの荷物があるごくん・・喉に液体が流れ込み それを飲みこむ起き上がり 目をパチクリさせるアーシュ「もう動いて大丈夫なのアーシュ?」心配そうなエイル、上半身だけ起こしたアーシュを背中を もこもこ手袋つけた右手で支える オッドアイの瞳が大きく開いてアーシュを見つめている「大丈夫・・三人とも雪道で倒れたんだよ・・」エイル長いウエーブのかかった金の髪はそのままに流して頭に白いカチューシャ淡いピンクの服装のエイル、フード付きの長いケープ 長さは太もも付近まで頭のケープには 白のふわふわが付いて服の中には 首元付近は 緩く布が巻かれて 金飾りで留められている首には 淡い色の布を巻き付けているケープから覗ける長いドレスの服 衣装中心に金模様の布がついている白の大きな腰布を巻き靴は上の縁にふわふわについた革製の短いブーツおそらく中には白いふわふわが内側を覆っている「さっきの人食い巨人の女、夢か…」そして息を大きく吐くアーシュ「夢ぽいけど あの巨人でしょう」リアンエイルさんに 口移しで気つけ薬を飲ませて もらったワンワン!わん子 幸せっワン!」わん子赤くなって大はしゃぎ「アーシュにも 口移しで 気つけ薬を飲ませたよ」にっこり微笑むエイル・・最近・・キスがさりげに上手くなったから・・エイルしかも・・エイルの方から よくしてくれる・・少し 赤くなるアーシュだが・・口元が少し歪む・・・・大はしゃぎのわん子を見て・・くそ 俺のエイルに・・未来の俺の第一王妃に・・今日は料理を手伝わせて・・炎の魔法で少ししっぽを焦がしてやる・・ふと向こうを見ると・・そこではアルテイシアがなんと気つけ薬を口移し・・リアンを抱きかかえて しっかりとキスしているじゃないか!!しかもデープ!!よくも、俺のアルに・・アルは俺の…!リアン・・どうしてくれよう焼きもちモードのアーシュ アルテイシアの服装は白い縁についたふわふわのケープ中には 濃い青を基調にしたドレス胸元はエイルと同じタイプ緩く巻かれている首には 布製の白い大きなマフラー両肩には金模様の横長の布と同じく重ねるように深い赤の布
「ああ、起きたか?わん子」アーシュ「お土産ありますよ、その巨大林檎、良かったですね、ワン子さん」リアンぼんやりとしながら、わん子は言う「アーシュさん、リアンさん、その翼・・?ワン?」わん子ハッとするアーシュとリアン 互いに顔を見合わせるそう、そうだった、まだ、そのまま、まだ翼を使って空中に浮かんでいたのだ!しまった!! 声に出さずにアーシュ「…それに炎竜を呼び出す魔法の呪文の文句の中あれ、黒の王・火竜王サラマンデイアって?わん」わん子まずい!! そこからもう起きてたのか?ワン子「そろそろ、観念されて、話されたら…?黒の王・火竜王サラマンデイア」やれやれ…という表情のリアンが言う。「えええ!今!今!なんてリアンさん アーシュさんの事を黒の王・火竜王サラマンデイアってワン!」ワン子「ああ、もう!リアン、お前!」仕方ない、魔法で、ワン子の記憶は幾らでも操作して微調整も「うっ・・」眩暈がするアーシュは気を失いかける「あ・・」同じく眩暈がしたらしくリアンが気を失うそのまま、落下しようとする二人「・・あぶな・・い」アーシュはそう言いかけたまま 気が遠くなる「・・・・」ワン子はすでにバックの中で気を失って倒れてる。そして、雪道の中を三人はそれぞれ倒れている。傍には アーシュの帽子とリアンの酒入りの荷物があった。
リアンの魔法無数の 大きな風のかまいたちが敵である・・巨人な作者を次々と襲い斬り裂いていくゆく「うきゃあああ!!」いいのか、作者なのに・・?続けてリアンがまた魔法を唱える。「白の王国の幻獣よ! 我、白の王族が一人、リアンが命ずる、その姿を現せ!二つの顔を持つケルベロス!!」白い、透けてる半透明な姿.幻獣が空中に浮きあがる。二つの獅子の顔を持つ、ケルベロス大きさは、あの巨人な作者を上回る巨大な大きさであった!「行くがいい!!我、リアンが命じる!敵を嚙み砕いて、噛み殺せ!!」ケルベロスが飛び掛かり、炎び包まれてる巨人の肩の辺りに咬みつく。◇ ◇ ◇「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、本当にいいのか作者なのに…。◇ ◇ ◇片方の瞳は大きく開き、片方は半開きで にやりと笑うアーシュ燃えて輝く赤い焔の瞳「炎よ・・いでよ炎の竜!!我 黒の王 火竜王が命じる!敵を焼き尽くせ!」また空中から、先程のケルベロスよりも大きな炎竜が現れる!! 大きく口を開けて炎竜は巨大な炎を放つ!「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度は腕を咬む「ぎゃああ!」絶叫!◇ ◇ ◇「・・わん・・わん・・!」バックの中からわん子が呼び掛ける。アーシュにリアンの魔法が炸裂中な状況を眺めるワン子無数の大きな風のかまいたちが敵である巨人な作者を次々と襲い斬り裂いてゆく!「うきゃあああ!!」本当にいいのか・・作者なのに「ひいい!ぎやああ!!!」巨人な作者の悲鳴・・絶叫・・だから、だから、本当にいいのか作者なのに…「うひゃあああ!ひいいい!」更なる炎に包まれ 無数のかまいたちに身体を斬り裂かれまだケルベロスは咬みついたまま今度はまたも腕や手首を咬むのだった。「ワン?」二人の呪文の言葉に眉を寄せるワン子「黒の王?白の?わん、わん?」
二人の背中から、身体にしまってある翼を出現させる! アーシュは漆黒の翼、リアンは白い翼二人はジャンプして、バックの中から飛び立つ! 「あらら!」 バックから、羽のついた二人が飛び出して来た巨人こと作者は驚く!「あら~~羽付きなのね!びっくりいい!」 「あらら、上着がはだけて・・ぽっ」 ほんのり 少し赤くなる のんきに人食い巨人こと作者 二人は 巨人な作者の顔の前の空中で 羽を動かしなら、動きを一旦止めるのだった。 「俺のあの帽子、お気に入りだったんだぞ」 鬼瓦の目のアーシュ 赤い燃え上がるような焔の色の瞳が輝く「巨人な人食いさん、貴方にとどめを刺したら 頂いておきますね、バックの中の、あの巨大林檎私が風の魔法を使いますから、黒の王宮でお世話になっている方々のお土産にね」 リアン、顔は爽やか笑顔だが、目は笑ってない、淡く輝くうす青の瞳 「エイルも林檎は好きだから、喜ぶだろな」アーシュ「お前の好きにしろ、リアン、任せた炎よ!我は黒の王、火竜王サラマンデイア炎の柱よ! 敵を灰燼となすまで!燃やし尽くせ!」左手を、巨人な作者の顔に向けて 魔法を放つアーシュ 炎に包まれ、巨人な作者は絶叫する。 「ぎやああああ!」 今度はリアンが片腕を上に振り上げて 手首を曲げて手の平を上にかかげる そして、その腕を振り下ろしながら 「風よ! 風の嵐! かまいたち達よ!白のリアンが命じる!敵を斬り裂け!」
三人は巨人な女のバックの中に居たのだが…「さあ、もうすぐ、私の家ね、美味しそうな人肉ちゃん達(アーシュ達の事)も入手」雪道を行く・・巨人な作者こと人食い巨人「ふんふうん ふん♪」 ご機嫌な巨人こと作者「ミルクのシチューはもう用意したけど、パエリアもいいわねいい人肉の材料もあるし(勿論、人肉とは 三人の事!)「あら!大きなきのこ!頂きね…うふ」巨人こと作者は道の木の根元に生えてたきのこを手に取る「GETおお・・うふ」バックの中の異変に まだ気がついてない・巨人こと人食いな作者!ポイ!…と、その巨大きのこをバックに投げ込むドガ! 降ってきた巨大きのこ わん子の頭に直撃!「うきゅう~んワン!」どた!わん子 倒れて ダウン◇ ◇ ◇「・・丁度いい」アーシュ 「そうですね、わん子さんには悪いけど、起こさずに…気を失っておいてもらいましょうまだ、アーシュ殿の正体、素性はわん子さんには、秘密なんですよね」確認するリアン「では、ワン子さんは眠ってますから、風の浮遊の魔法でなく、私達の翼を使いましょう」リアン頷くアーシュ「あ、今、気がついた!俺のお気に入り帽子がないな、くそ」アーシュ「そう言えば私の買い物も.....せっかく手に入ったあの酒..なかなか手に入らないですよ.....」リアン「セルトの義妹、女官長のナーリンか 黒の王宮の召使たちにでも、今度から頼め」アーシュ「いえ、皆さん、忙しいのに、申し訳ないです 王都で飲む酒も格別ですし」リアン「一応、俺の方からナーリンには頼んでおく」◇ ◇ ◇反撃の準備を始めた。二人とも、纏っていたケープを脱ぐ 両手の手袋も外すしていたら、たまに、魔法で焼け焦げたり 破れる事があるから上着も少し脱ぐ、背中が見えるようにそして…。二人の背中から、身体にしまってある翼を出現させるのだった!