白銀のケンタウロス

白銀のケンタウロス

last updateLast Updated : 2025-10-06
Language: Japanese
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「オルゴールの中にあるのは私の骨の欠片 私は未来の亡霊 過去の生きている私はお前の敵」白馬のケンタウロスのレグルス ◯時間の旅 時に楽しい冒険 ◯或いは過去の時間では処刑の危機 ◯未来の時間で戦争で死地に向かう未来の自分 黒の王アーシュ、犬の姿のワン子 彼等の紡ぐ物語 魔法のオルゴールの魔力発動で バラバラになった少女エイル(エルトニア) 彼女エイルを探す時の旅  それは過去の時間、時に未来の時間 旅の始まりを告げた白馬のケンタウロス・レグルス  謎めいた言葉を呟く 魔法のオルゴールの中にあるのは彼女の骨の欠片 未来の亡霊レグルス  「オルゴールの中の骨の欠片は私の骨 お前はこれから時間の旅をする  そこで出会う過去の生きた私はお前の敵」

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始まり 時の番人と未来の亡霊の白馬のケンタウロス
それは時の輪の旅の始まり 時の魔法のオルゴールの中にあるのは小さな骨の欠片白銀の髪 美しい女ケンタウロス レグルスの骨の欠片闇の中で白銀の髪をした美貌のケンタウロスの女は小さな宝石箱の形をしたオルゴールを手にして……彼女は言う「この宝石箱…オルゴールの中の小さな骨の欠片は私の骨」黒髪の少年を見下ろして、白馬のケンタウロスの美女が呟くように話しかける。◆ ◆ ◆「私は未来の亡霊、これからお前は過去の時間へと旅をする 過去の時間へ跳ばされるそこで出会う、生きている頃の過去の私は…お前の敵だ」黒髪の少年は赤い瞳に長い耳という 特徴的な姿していた。◆ ◆ ◆ ◆ ◆アーシュと犬の姿のワン子は愛らしい姫、エイルを探し、救う為に過去の時間、時に未来の時間へ過去の時間では子供時代…処刑の危機にあったアーシュ未来の時間、数年後、まだ先の未来では…大人になった自分自身が戦争で死地に向かおうとする。未来の自分との会話そして、オルゴールの中にある骨の欠片の意味、未来の亡霊となったレグルスとの繰り返す再会それは、時に残酷な運命との対面の旅?◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆  御話の始まり森の中の魔法使いの家にて留守番中、ワン子は守っている魔法使いの弟子のワン子さんと今、魔法使いの家に滞在中でしたお城にお住まいで 吊り上がりの目つきと性格に問題ありの黒髪の少年アーシュさん(幼く見えるが実年齢は違うらしい?見た目年齢14,15歳?)とアーシュさんの瞳は印象的な深紅の瞳 エルフのような長い耳ワン子の憧れの⒘歳前後のお姫様のエイルさん(エルトニア姫)波打つ金の髪に色違いのオッドアイの瞳がこれまた麗しいワン!青と淡い琥珀色耳の形、変わった猫のような耳もキュート なお皆、古代の服などをアレンジした衣装を着ていたりします、ワン。◆ ◆ ◆ 「じゃあ、しばらく城に泊まってゆけよ 、美味しいご馳走も用意してやるから」といつになく優しいアーシュさんのお言葉!ご馳走!の言葉に反応するワン子でもって、アーシュさんの作る料理は絶品、美味しい、美味◆ ◆ ◆「旅先の魔法使いの先生には お手紙を出しておこうね」エイル 嬉しそうに頷くワン子! 「じゃあ!荷物を用意してね」エイルが微笑みながらワン子に言った「はいですワンワン!」◆ ◆ ◆「僕の従兄で
last updateLast Updated : 2025-02-06
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ワン子は? 時の狭間で、アーシュは巨大サソリと戦い エイルは水の中に 魚のエイル
こちらは犬の姿の魔法使いの弟子ワン子 ワン子が跳ばされた場所、此処は森の中のお花畑 花畑の中のワン子は集まった子供のケンタウロス達に遊ばれていた。「い、いやーん!!ですワン、ワン!」  「おとなしくして、わん子さん」嬉しそうなケンタウロスの少女 少女は嬉しげにわん子に可愛いリボンをつけたり  髪飾りをつけてる服まで フリルのピンクに着替えさせられる! 別の小さな可愛い子供たち(同じくケンタウロス) も わらわらと・・わん子さんに群がる。 ◆ ◆ ◆ 「なあ!悪いなお前たち!」いかにもいかにも  性格のゆがんでいそうな いたずら小僧達(ケンタウロス) 「ねえ!そのワン子 俺たちにゆずらない?30メートルほどの巨大魚を釣りに行くだが魚のエサに丁度、その犬が丁度よさそうだ」にやにや 笑うああ、僕は釣りの魚のエサ?魚のエサ、餌なの?デンジャラス?わん「ええ〜っ、ワン!」青くなるワン子「え!駄目だよ」「そうよ!」 抗議する小さい子供たち ◆ ◆ ◆「・・お前達、何をやってる?」 そうして声をかけ 向こう側の森の奥から現れたのは…白銀の髪に銀の鎧をまとった女性のケンタウロス(半人半馬)そう らせんの階段の女性ケンタウロスと同じ女性であるがもちろん、ワン子は知るよしもないが…◆ ◆ ◆「レグルスさま、お兄ちゃん達が、このワン子さんをお魚の餌にするというの!」「グルルか・・あの魚 美味しいよな」一瞬 トロンとした瞳をして、本当に嬉しそうな顔をするレグルス銀色の髪のレグルスと呼ばれた女性ケンタウロス「ちょおと毒のある腹の部分のさし身は最高の美味 毒抜きせねばならんが」◆ ◆ ◆「そうか!そうか! そこのワン子! なんて偉いだ! 私達の為に犠牲になると!」嬉しそうなレグルス「魚の餌、ワン?」「餌にはしないから」「本当に?ワンワン」不安そうなワン子に対して、にこやかに頷くレグルス◆ ◆ ◆今度はまたケンタウロスの子供達がワン子で遊ぼうとまた、群がる。「ああああ!尻尾を踏まない!ひっぱらない!咬まないでえええ!ワン!」 きやお!きょあ! 大騒ぎ! 「あれ でもケンタウロスて?」ワン子は思う ◆ ◆ ◆ ◆ ◆こちらは別の場所らせん階段を下るアーシュも  ふと、気がつき同じ台詞を言う「ケンタウロス?」 同
last updateLast Updated : 2025-02-06
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ご機嫌なケンタウロスのレグルス達 地底湖の釣りに諍い…地底湖
かくして巨大魚グルルを釣る準備中のケンタウロス(半人半馬) ご一行さまと魔法使いの弟子のわん子巨大なミミズを取るべく大型クワで土を掘り起こし「出るわ出るわ!巨大なミミズ!きゃー!からんできますワン!ワン!」「大きいです一メートル近いです!ワン」◆ ◆ ◆「あははは!今日は大漁だ!ワン子!もしかしたら、巨大魚グルルもだが久しぶりに例の魚 幻のアカアカも取れるかもな!」と超ご機嫌な白銀の髪の女性ケンタウロス(半人半馬)レグルスとその仲間の子供達「幻のアカアカ?って?ワンワン」◆ ◆ ◆「アカアカも知らないのかよ!」とケンタウロスの子供「アカアカは 金魚に似てタイぐらいの大型魚で内蔵も美味いだ!」と同じくケンタウロスの子供「やはり刺身が最高だな」想像しただけで 幸せそうなレグルスさん◆ ◆ ◆「そうなんですかワン!」うなづく ケンタウロスご一同さま。「さあ!行くぞ釣具に網に…変身用の魔法玉」「変身用の魔法玉?なんですかワン」「これだよ! 」小さなピンポン玉ほどの玉青く透明な宝石で 中に大きな魚のウロコのような物が幾つか入っている。レグルスが魔法の言葉を唱えるとレグルスの半馬の部分が海馬を思わせる姿に半馬の身体に変身した。羽が生え、羽は蝶か飛び魚を思わせるイラスト 作者が描いたイラストhttps://estar.jp/pictures/26345063https://estar.jp/pictures/26345069◆ ◆ ◆ ◆ ◆レグルス達は水中での活動の為に手にした変身の魔法玉と呼ばれる小さな玉を使い、魔法玉の変身の魔力で自分達自身に魔法をかけた。その魔法で…半馬部分の自体がウロコに被われ、手足の部分には水かき、耳も変化して変身首筋にはエラ上半身の身体には薄いウロコの鎧。髪をまとめて 魚をモチーフにした兜をかぶる「この姿、海馬の姿なら水の中で自在に動ける」笑うレグルス◆ ◆ ◆「さあ!行くか!魚のグルルが上手く釣れたら わん子にも沢山ご馳走するからな!」「グルルも上手いが アカアカも上手いぞおおお」とレグルス「え!本当ですか!ワンワン!」とわん子「巨大金魚??アカアカ、どんな魚かな…ワン!」◆ ◆ ◆くしゅんん! 慌てて周りを伺う現在巨大魚グルルに追われ、岩場に隠れてるお魚…!
last updateLast Updated : 2025-02-06
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地底湖の諍い 天女の羽衣に湖上の戦い 問いかけに
そして、ケンタウロスから取り上げた変身の魔法の玉を見てハッ!として苦笑するアーシュ 片方の足は縄に軽く絡め、もう片方の足は その縄で縛られてるワン子の頭の上(もちろんワン子は まだ抗議してますワン)片手でケンタウロスから奪った短い槍を持ちもう片方の手は腕を紐に軽く絡め魔法の玉を持っている状態である。呪文を唱え腰をかがめ、槍を自分の腰の腰紐に挿して 今度はゆっくりと紐に絡めた手を離し 軽くワン子の頭の乗せた足が浮くワン子の身体も紐で縛られてるのでつられて揺れる「へ!ワン!!」くるんと回転して、一見、逆さにつられた状態である。片足の紐で絡めた部分のみで身体を支えている。◆ ◆ ◆「ええっと…昔、小さい頃に連れていってもらって見たサーカスみたいな事しているワン!」「おい、ワン子!お前泳げるよな!」「はいですワン、ワン」ワン子がアーシュの問いかけに慌てて答えた。「まあ、どうなるかわからないが、もしもの時は頑張れ、ワン子」少し肩をすくめるアーシュ「ところで、エルトニアはエイルはどこだ? あいつらに捕まってるのか?」大事なエイルさんを心配するアーシュさん…ワン、ワン「いえ!一緒じゃないですか?ワンワン!心配ですワン」「えええと 分かりませんワン!…あ!」ところで、逆さ吊り状態のアーシュだがそんな状態で話していては、勿論、相手には攻撃のチャンスである。◆ ◆ ◆突然の攻撃!攻撃を仕掛けて来た少年ケンタウロス達に逆さ状態で…。一人の顔を短い槍の柄の部分ではたき!そのまま、勢いよく槍を回して 今度は魔法の羽を剣の部分で右に槍でつく! 更には、すぐ横にいたケンタウロスを反対の左に引いた形で柄の部分でお腹にドン「うっ!」顔をゆがめる少年ケンタウロス槍を立てるように回して 「悪いな」と笑い彼の羽をつかんで魔法を唱える羽の魔法が解けて、そのまま湖へ ひゅるるるる……と音を立てながら ドボン!「馬鹿やろおお!」湖に落とされた少年ケンタウロス達の罵声!◆ ◆ ◆「あれ?アーシュさん そういえば・・ずっと酷い怪我をさせないように手加減していませんか?ワン」アーシュの手には2個目の魔法の変身玉一つ目は既に先程の呪文に反応して輝いている2個目にも同じ呪文を唱えすると白く輝く空に浮く衣 長方形の長い布に変化した「ま、女の子向きだが
last updateLast Updated : 2025-02-06
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料理されそうな…お魚な私 エイル
美味な巨大金魚?アカアカに変身したお姫様のエイルアカアカの入った網を受けとり じっ・・と赤い巨大金魚アカアカを見るアーシュ。考え込んでいる様子のアーシュ「きっと・きっと!大丈夫、気がついてくれる!アーシュ!アーシュ!大丈夫だよね!」思いのたけを込めて見つめ返すエイル!どきどきじっ・・・。「あ…」言葉がぽつりアーシュ(あ?・・って気がついたの!アーシュ!)期待を込めてじっと見つめ返すエイル!!◆ ◆ ◆「やっぱり 俺が思うに、この魚は刺身・カルパッチヨかな?それから骨や頭はスープ、カレー味かガスパチョ風か」お魚に変身したお姫様のエイル~であった!ああ、なんと!それとは知らない恋人?のアーシュに料理されそう。「アーシュの馬鹿!馬鹿!ばか!」かくしてエイルは泣いていた!「あれ!泣いてませんか?ワン」と怪訝な顔をするワン子さん「気のせいだろ?」とエイルの恋人?のアーシュ「アーシュの大ばかぁぁ!」ピチピチと網の中で暴れるお魚に変身中のエイル。「新鮮、生きがいいな♪楽しみだ♪」(・・って何が?)嬉しそうなアーシュ周りには それはそれに嬉しいそうな表情をした溶ろけそうなホクホク笑顔で幸せそうなレグルスさん・はじめ少年ケンタウロスご一同様◆ ◆ ◆「大丈夫かな・今度こそ気がつくかな?」どきどき「やっぱりスープの煮込みも捨てがたいよな」と……しみじみと一言のアーシュ「あ……やっぱり」涙するエイル「さてと!じゃあ料理始めるから調理場を案内してくれ」ケンタウロス達に声をかけるアーシュうん!うん!とうなずくケンタウロスご一同様「そうだ荷物とってこないと」とアーシュ岩影に置いてあった小さめの荷物の入った皮袋に近づくすると、皮袋の中のオルゴールが発 光して!眩しい光を皮袋を透してオルゴールが輝く!呼応するように赤い巨大な金魚、アカアカもまたその光に反応して輝くのだった!アカアカの中の光はゆっくりと人の姿を形どると「え、エイル?」「エイルさん?ワン!☆」透ける姿のエイル金色の髪がふわふわとうねる優しい笑顔、左、右の色違いの綺麗な大きな瞳そして、発した、その最初の言葉は「アーシュのバカ!」涙ぐみ、うるうるとしつつ…。恋人?アーシュへの罵声であった。「アーシュのバカ!バカ!ケンタウロス達との戦闘を楽しんで!趣味の料
last updateLast Updated : 2025-02-06
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現在の時間 黒の貴族アルティシア姫と白の国の武官リアン
現在の時間‥お茶を楽しむ青年リアンとアルテシア姫その頃 お城で僕らを心配する人たちがいたワンワン「まだ 二人とも わん子さんの家から戻らないのよ」お茶を片手にため息まじりに美しい長い黒髪を揺らしてアルことアルテシア姫は呟く。彼女の長いエルフのような耳がピクン「そうなんですか?アルテシア姫 エイルも彼も、ワン子さんの家から、戻らない?そうなんですか?」淡い金髪 青い瞳 綺麗な面立ちの優しげな青年が問いかける。彼はエイルと白の国‥短く独特な同じ特徴的な耳を持つがだが、彼の右にかけた肩のローブからは途中から腕の先はない、戦争で失った片腕◆ ◆ ◆「ええ、心配してますわ、リアン様 大事な妹のように仲良しのエイルもですが、黒の王で主君のアーシュ様」「アーシュ様は瀕死の怪我した時の薬の副作用で少年の姿、記憶も無くして……」「また治療中の身の上ですから」アルテイシア姫青年から少年の姿になったアーシュ◆ ◆ ◆黒の王…この黒の王国、一度、滅んだ国を取り戻した大事な君主…更には、共に戦った記憶も無くした王大貴族て女騎士のアルティシアにとって大事な君主 エイルは彼女が母のように思い、大好きだった白の国の姫君の娘 父が再婚するはずの姫、その娘エイル◆ ◆ ◆「アーシュ殿、黒の王は薬の副作用で少年の姿になりましたからね」白の国の武官のリアンが肩をすくめる。「ならば、私が見てきましょう?心配はないと思いますが、私の従姉妹のエイルの事も気になりますから」白の国の武官リアンはそう言う「でも、リアン様は腕の方、治療の続きは?」心配そうに眉を少ししかめて、アルテイシア姫が問いかける。「まだ、大丈夫ですよ 姫」微笑して武官リアンが微笑み、言った。◆ ◆ ◆「あの数年前の戦い、私の部下達と共に失った片腕」「死んだ部下のケンタウロス、レグルスが居なければ私は、多分、腕だけでなく…」リアンの口から漏れ出た呟き「リアン様?」「あ、いえ、すいません、独り言ですよ」「竜か大鷲に乗られますか?それともご自分の翼ですか?リアン様」「自分の翼で行きます、姫」◆ ◆ ◆背中の中の羽根、丸くなって身体の中にあったものリアンの場合は純白の翼、翼を身体の中から出して翼を広げて、ゆっくり飛び去る。彼の後ろ姿を見送りながらアルテシア姫は思った……リアン様はま
last updateLast Updated : 2025-02-06
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白骨の野原 騒動にレイス達
再び舞台はアーシュ達の地底湖へ◆ ◆ ◆バシャン!「う うう・・えらい目にあったワンワン」ケンタウロスさん達の猛攻から逃れ湖に落ちて 、湖の向こう側に泳ぎ、辿りつきましたワン!「ぴゅ!ぴゅ!」あ!お魚さんことお魚に変身中のエイルさんが何かを訴えてる。「大丈夫ですか?ワン  え!何!何!」「あ!アーシュさんが 大変だワンワン!」ケンタウロス達と争い湖に落ちてしまったワン子達、…アーシュは気を失っている。「しっかりするワンワン!お願い!目を開けて!」泣き叫ぶワン子ピクリとも動いてくれないアーシュ◆ ◆ ◆「アーシュさん!」「ピューピュー!」お魚に変身中のエイル「‥‥あの馬女‥」ボソッとアーシュうっすらと瞳を開き呟く「完全に殺すつもりで 大技くりだしやがって!しかも!苦手な水竜を三匹も召喚されたら やりようがない‥」「大丈夫ですか!ワンワン」「なんとか・・なワン子 、ああ、エイルも」「お前(ワン子)も無事だな」アーシュはうっすらと微笑み「しかし・・ここは不味いな・・」「へ!」「骨の山だ」「げえええ!」「え!骨!ってワンワン!」「小さな岩か砂と思ったら 一面 骨です ワンワン」見渡すと回り一面に白く広がっているのは白い石でなく白い骨◆ ◆ ◆ここは洞窟の中の白い骨の野原「こ・・怖いです!」(>_「き・き・きゃああ!ワンワン」(ToT)ここは・・洞窟の中の白い骨の広がる 果てしなく広がる場所静かで闇が広がるワンワン!「怖いワン」(T_T)「さて、どうするかな?」人ごとのように呟く アーシュ「落ち着つけよ  今の所、皆ら無事だ」その時だった エイルさんとオルゴールが 白く光始めた、そんな中!なんと お魚に変身中のお姫様のエイルさんが光りだしましたワン!そして人の型を取る。そこには再び、白く光るエイルさんが立っていた。「僕を探して 僕の身体は幾つもの塊になってしまったから今回は魚だったけど 蝶だったり小動物かもしれない ってあの白馬のレグルスが‥」「え!」「探してね」エイルが白い光る玉になってオルゴールの中へと入っていた。◆ ◆ ◆ ◆ ◆窟の中の白い野原、白い骨の山を踏みしめながらワン子とアーシュさんは歩いてますワンワン!ああ〜メキって音、踏みしめ割れる白い足元の白い骨メキメキと
last updateLast Updated : 2025-02-06
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はた迷惑なワン子の召喚魔法で、最強なアーシュが倒されるかも!?
白い骨だらけの洞窟でレイスという白いお化けに襲われます ワン。「あぁぁぁ〜!これも違うワン!」次々と現れる意味不明な巨大なボールに巨大なウサギなどなど。「召喚魔法は得意なのか?ワン子」「そうでもないですワンワン!」「この場合 浄化の魔法か浄化の使える使い魔でも召喚出来ないのか?ワン子」「あぅぅワンワン(涙)ところでアーシュさん手代ってくれないのは僕の勉強の為ですか?ワン」「いや!単に面倒くさいだけ」と・・正直な正直すぎるアーシュさんの一言あ、ワン子 いじけた。あ、ワン子 またレイスからダメージ!見かねて炎の魔法で レイスを消すアーシュ「こら、こら いじけるなよワン子 魔法使いの端くれなんだから がんばれ」めずらしくそれはそれは…優しく諭すアーシュ泣きそうだったワン子はアーシュの顔を見て決心した!「分かりました!やります!ワン!」ワン子の怪しげな呪文 それから「いでよ!ツボおお!」ボン!◆ ◆ ◆現れたのは一軒家程の大きさの巨大なツボ..「ツボ?」怪訝な顔をするアーシュ「ツボですワン」はりきって答えるワン子で‥それからツボはまるで掃除機のように‥まるで嵐のごとくすざまじい強風でレイス達を次々と吸い込んだ。ごおおお~ん!◆ ◆ ◆「きやあああ!」今度はワン子やアーシュも吸い込まれそうになる二人。慌てて呪文を唱えアーシュ自身は利き手の左手で魔法の剣を創りだし、それを大地に刺し片手でその魔法の剣を握りしめ もう片方の手で吹き飛ばされそうなワン子を掴まえる!「くっ、うっ!うっっ」アーシュの口からうめき声が漏れる。そして、魔法の強風に対抗して力を込めアーシュの腕の筋肉が盛りあがる。「この、この、この馬鹿ワン子!後でしめる! 覚悟しろ!」メキ・・メキ・・メキッ!ツボが巨大で強力な掃除機のごとく 更に嵐モードになっていたのだった。その時、風の影響が少ない離れた場所で 大きな大きな骨達が ゆっくりと動きはじめていた。彼等は不気味に目を輝かせる。だが、そんな事に気がつく余裕もない、アーシュは片手で…今にも、吹き飛ばされそうなワン子を捕まえている。◆ ◆ ◆たく! この・このバカ・ワン子!それにしてもこのツボ!どうやって、この魔法の壺を 叩き壊すか?このままだと 吸い込まれてえ?吸い込まれて…?あれ?まさか…ワン子
last updateLast Updated : 2025-02-07
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魔法詠唱
両方の手が塞がってると呪文も限られてしまうし、せめて片手だけでも使えれば!何か呪文は!何か…「ワン子 悪いが見捨てて手を離しても」と言いかけてアーシュは泣きそうな‥泣きそうな哀れを誘うワン子の表情を見て思わずその言葉も飲み込む。となると後は あの大呪文かしかし、この手の大呪文は体力の消耗が激しいし多分、この魔法を使えば、鈍いドジっ子のワン子でもわかる。俺の本当の正体が…俺の正体ばれるよな。多分ゆっくりとアーシュは魔法の言葉をつむぐ瞳は薄らっと閉じられ朱い光を放っていた。「大地の守護者たる太古よりありし者、地に眠りし大地の竜よ 我が呼びかけに答えたまえ我が名は………」アーシュの呪文の途中でバギンと!もの凄い大きな音がして嵐のような大きな風は止まった。顔を上げて、目を見開き「あ、やば」ポッリと漏れた言葉「げ!まずい!まずいですアーシュさんワン!ワン!」とワン子「ああ、そうだなワン子、囲まれた…な」と冷や汗とともにアーシュは呟くそこには穴が空きツボが壊れ転がっていた。そして…それから◆ ◆ ◆魔法のツボを壊した張本人  それは大きな巨大な骨の恐竜が数匹それに更にはレイスの大群も 再び群れをなして、大群が群がって来る! 最初はレイスの大群が攻めてきた!
last updateLast Updated : 2025-02-07
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骨の化けもの達に窮地のワン子
というわけで頑張って戦っている最中ですワンワンで……ワン子は巨大ボールを召還して投げつけるがアーシュさんのほうへ投げつけてしまう「………」ササッっと無言で避けるアーシュ そして、次には遠慮なく風の魔法でワン子に投げ返す。ぎゃふん!下敷きになるワン子「まったく手間のかかるワン子だ」「何言ってですかあああ!ワン」 「アーシュさん、貴方が巨大ボールを僕にぶつけて、僕が巨大ボールの下敷きになったでしょうかがあ!ワン」「何言ってる…ワン子!お前が巨大ボールを召還して、俺にぶつけただろうが、だから、魔法で投げ返しただけだ」「ぶ、ぶつけてません! 避けたでしょう!!」なんとか 巨大なボールから抜け出すワン子「あ、レイス・・」とぽっんとつぶやくアーシュ「きあああああ!きやああああ!」 「大変 あんなに大量のレイスに生気を吸われたら身が持ちません!!」 「レイスにもてもて♪だな!ワン子」なんだか嬉しそうなアーシュ「アーシュさああああん!」涙目モードのワン子「このままほって置いてお仕置きと言いたいが・・・楽しみは後にとっておく」にやり~と本当に いやなーな感じで笑うと「炎! そして 炎の大蛇!!」アーシュさんの魔法の言葉にレイスは炎で消され大蛇を思わせる大きな細長い紐状態の炎が 次々とレイスに絡まり消し去ってゆく◆ ◆ ◆「ワン子! 大地にでかい穴を作れるか?」 「え?落とし穴ですかワン」 「よく理解してるな 俺まで落とすなよ」ワン子は次から次に魔法で落とし穴を作り 落とし穴に アーシュさんは飛び跳ねして誘導しては骨の恐竜をたたき落としている。あ 手をついて腰を低くして手の平を軸にくるん!と横に一回転小さめの骨の恐竜は足を引っ掛けられて、こけました! あああ、そのまま 落とし穴にドボンどうにか倒しましたワンワン!と安心してましたらカチリ・・。骨がより集まりそして、骨はより集まり、それは巨大な人型の姿をとった。巨大な手が まるで、うるさいハエか蚊でも潰そうとするかのごとく迫ってきます◆ ◆ ◆ 「危ない!」ワン子を片手でがっしりと 捕まえると  アーシュはジャンプして避けるのだった 「助かりましたワンワン」 今度は後ろから かっかっ!と音がして、振り掛けると  骨の馬が襲ってきました! 「きや!きやああ!」
last updateLast Updated : 2025-02-07
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