Alpha Nathan's Last Regret

Alpha Nathan's Last Regret

last updateTerakhir Diperbarui : 2023-04-05
Oleh:  Solomon Abel Ongoing
Bahasa: English
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7Bab
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Sinopsis

Alpha Nathan got engaged to his destined Luna but on the day of their wedding, she died and her death remained a mystery which he vowed to find about and seek justice for her. What happens when another Beta was chosen to be his Luna but she was more loving than his late mate, would he forget about his past and love the presence? Unknown to him, his new Luna is a spy sent by his late Luna's culprit.

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Bab 1

CHAPTER 1

神崎恭介(かんざき きょうすけ)と付き合って7年も経つのに、私・篠原葵(しのはら あおい)は一度も彼からプロポーズをされていない。

それどころか、ある結婚式に出席したとき、新婦・吉川莉奈(よしかわ りな)に腕を絡ませて笑っている新郎が、彼だったのだ。

「本物の新郎が式直前に逃げ出したんだよ。でも式は止められないから、俺が莉奈の手助けをしただけだ」

彼は必死になって言い訳をした。それでも、新婦を見つめる時の嬉しそうな様子は隠しきれていなかった。

「ほら、俺たちの式の練習になっただろ?お前も最高の結婚式にしたいって言ってたじゃないか」

確かにそうだ。私はいつか挙げる結婚式のために、5年間もかけて計画を練り上げてきた。

けれど今、彼がその身を置いているのは、私と歩むはずだった誓いの場ではない。莉奈の新郎として、彼女の隣に立っている。

私の結婚式は、もう絶対に幸せなものにはならない。

会場は大盛り上がりだ。

まわりの招待客たちが楽しそうにグラスを持ち上げる。

「本当に恭介さんがいて助かったよ。そうでなきゃどうしようもなかったね」

「でもさ、彼と莉奈さんが並ぶとお似合いじゃないか。高校時代、有名な美男美女カップルだっただけのことはあるな」

噂話をしていた招待客の一人に、隣の人が小さくツッコミを入れた。

「声がでかいよ、いまの彼女が同じ席にいるんだから……」

相手は慌てて口を塞ぎ、声を潜めた。

「え、彼女も来ているのか。よくやるよな」

「でもあの上機嫌な笑顔は、絶対に莉奈さんとまたやり直したいって表情だよ。あれが演技に見えるか?」

ひそひそ話が、どうしても私の耳に滑り込んでくる。

恭介と一緒に7年歩んできたけれど、私にはプロポーズすらしたことがない。

なのに今、他の女の子の手をとって、永遠を誓い合っている。

私は手元にあるお茶をすする。

もうかなり前に冷めきったお茶は、胸が痛くなるほど苦い。

儀式自体が終幕に向かい、いよいよ挨拶回りの時間が始まる。

人だかりがざわつき、彼らを見上げる方向に目を向けてみた。

やはり。恭介は自分から進んで、莉奈から空のグラスを貰おうとしていた。

「残りは俺が飲んであげるよ」という風に、優しくグラスを奪ったのだ。

その光景を見た親族や友人たちが、ひゅうひゅうと声を上げて二人を囃し立てた。

莉奈は恥ずかしがりながら、恭介の肩をつついている。

その唇の動きは、「あんまり飲みすぎないで」と言いたそうに見えた。

それはこの世で最も温かい光景そのものだった。

もしあれが私の知らない人だったら、その仲睦まじさに喜んでいただろうに。

正面にいる席の招待客が、寂しそうに声を上げた。

「見ての通り、恭介さんの気持ちは全然ブレていないね。

当時はお互い若すぎて、どうしようもなかった。でもこれだけ月日が経っても、お互いが今も特別な存在だってことは、誰の目にも明らかだよ。

本当に何かの弾みで、元サヤに戻ったりするんじゃないのかな……」

私は小さく息をつき、静かに視線を戻した。

本当はアルコールが全然大丈夫でお酒がとても強い男だと、私は今日初めて気づかされたのだ。

それなのに、私は彼を想うあまり、無理をしてまで接待の酒を飲み干してきた。彼が潰れないように、身代わりになって……

いつも彼は座って見届けるばかりで、一度たりとも「やめていい」と口にすることはなかった。

悲しい事実のはずなのに、おかしなことに気持ちがスーッと引いていく感覚がした。

もう、どうでもいいか。

恭介の求婚を7年間ただ心待ちにしている間、彼はあっさりと莉奈の手を取っていたのだから。

7年もの歳月をかけて彼を想い続けた恋心は、皆からすれば、彼と莉奈の物語を彩るための「当て馬」に過ぎなかったのだ。

いい。もう自分を解放してやろう。

先にこっそりと帰ろうとして鞄を抱えたところで、二人の姿が目の前をふさいだ。

挨拶回りに訪れた、恭介と莉奈だった。

「篠原さん、こんなに素敵な結婚式をプロデュースしてくださって、本当にありがとうございます!お礼にぜひ、一杯を!」

莉奈が明るい声でお祝いグラスを寄こした。

お酒を見ていると、挙式になる直前の冷ややかな場面が不意に浮かぶ。

「式の最中はどうか余計な愚痴は言うなよ、お願いだからトラブルにするな」恭介は、私にそう約束させた。

私はなぜそこまで強いるのだろうかとも知らずに、承諾してしまっていたのだ。

まさか彼が、この結婚式の新郎だったなんて。

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Ulasan-ulasan

Derena Marie
Derena Marie
7/1 7 chapters
2025-07-02 03:57:30
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7 Bab
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