BLOODWOLF: The Curse of the Alpha's Mate

BLOODWOLF: The Curse of the Alpha's Mate

last updateLast Updated : 2023-10-31
By:  RusmikoCompleted
Language: English
goodnovel18goodnovel
10
1 rating. 1 review
139Chapters
5.4Kviews
Read
Add to library

Share:  

Report
Overview
Catalog
SCAN CODE TO READ ON APP

Ryn was murdered, and her soul was reborn in a werewolf's body. Living with a pack of Rouges in the Wolfspring Forest, Ryn found great love and protection. Everything was perfect until the nightmare came. A prophecy said that Ryn was a Bloodwolf, a werewolf who would bring destruction to the cruel Alpha Albert. She was being hunted down to be killed. But what if the Moon Goddess fated Ryn and Albert as mates? If your mate is your death angel, is there any way to unite?

View More

Chapter 1

Chapter 1. Wolfspring

『ねぇ~、拓也さぁん、そんなのほっといて、こっちにきて……』

 電話の向こうから聞こえてきた衝撃的な言葉。

 手から力が抜け、エコー写真が滑り落ちた。

『黙り込んでどうした? 用があるならさっさと言ってくれよ』

 しかも、追い打ちをかけるように夫の苛立った声。

 ショックのあまり、その場で倒れそうになる。

「大丈夫ですか」

 そんな美月を支えたのは、静かについてきてくれていた蒼真だった。

 美月の目から、涙がこぼれる。

 もう限界だった。

「大丈夫じゃありません。私――離婚します」

「わかりました」

 美月の宣言にうなずくと、蒼真は彼女の手から電話を取り上げた。

「もしもし。美月さんはもう帰りません。離婚すると言っています」

 そして一方的にそう告げると、そのまま電話を切ってしまう。

「電話は終わりました。少し休める場所を借りましょう、顔色が良くないですよ」

 蒼真は美月を病院のラウンジへ案内した。

 人目の少ない窓際の席へ腰を下ろすと、スタッフへ一言声をかける。

「温かい飲み物を二つお願いします」

 それだけ告げると、美月の向かいへ静かに腰を下ろした。

「今は何も話さなくて構いません。落ち着いてからで大丈夫です」

 責めるでも、慰めるでもない穏やかな口調。

 その言葉に張り詰めていた糸が切れたように、美月の頬を涙が伝った。

 どうして、こんなことになってしまったのだろう。

 今日の朝までは、幸せだったはずなのに。

 美月は街角の小さなカフェで働いている。

 昼どきの忙しい時間帯、急に目の前が真っ白になり、その場へ倒れかけた。

 異変に気付いて駆け寄ってくれたのが、常連客の蒼真だった。

『顔色が悪すぎます。病院へ行きましょう』

 最初は遠慮した。

 忙しい時間帯に常連客へ迷惑をかけるなんて申し訳ないと思ったし、ただの貧血だろうと考えていたからだ。

 けれど蒼真は首を横へ振った。

『無理をして悪化させる方が問題です。店長には私から説明します』

 その落ち着いた態度に押され、美月は病院へ来ることになった。

 驚いたことに、受付のスタッフは蒼真の姿を見るなりすぐに診察を手配してくれた。

 顔が広い人なんだな、と、その時はそれくらいにしか思わなかった。

 そして診察室で告げられたのは、思いもしなかった言葉だった。

『おめでとうございます。妊娠していますよ』

 胸がいっぱいになった。

 拓也もきっと喜んでくれる。

 そう信じて、診察室の外で、エコー写真を握りしめながらスマートフォンを取り出した。

 ――その結果が、あれだった。

「……どうして」

 かすれた声が漏れる。

「子どもができたって伝えたかっただけなのに……」

 その時、湯気の立つ紅茶が運ばれてきた。

 蒼真はカップを美月の前へ静かに置く。

「少し飲んでください。何も口にしていないでしょう」

 美月は小さくうなずき、両手でカップを包んだ。

 温もりが冷え切った指先へじんわりと伝わってくる。

「ありがとうございます……」

「礼を言われることではありません」

 蒼真はまっすぐ美月を見つめた。

「ですが、一つだけ確認させてください」

 穏やかな声色は変わらない。

 それでも仕事のできる人間らしい真剣さがにじんでいた。

「本当に、離婚するつもりですか?」

「……はい」

美月は迷わずうなずいた。

リストラされて無職の夫を、アルバイトを掛け持ちしながら支えてきた。

そして妊娠を告げようとした矢先に発覚した浮気。限界だった。

「離婚します。お腹の子のためにも……、私のためにも」

蒼真は静かにうなずいた。

「承知しました」

「それでは、私がお手伝いします」

Expand
Next Chapter
Download

Latest chapter

More Chapters

To Readers

Welcome to GoodNovel world of fiction. If you like this novel, or you are an idealist hoping to explore a perfect world, and also want to become an original novel author online to increase income, you can join our family to read or create various types of books, such as romance novel, epic reading, werewolf novel, fantasy novel, history novel and so on. If you are a reader, high quality novels can be selected here. If you are an author, you can obtain more inspiration from others to create more brilliant works, what's more, your works on our platform will catch more attention and win more admiration from readers.

reviews

Ummu Kaltsum
Ummu Kaltsum
absen dulu... bacanya nanti... hrs fokus dan buka kamus soalnya... ......
2023-06-17 08:57:04
2
0
139 Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status