Dangerous Love by a Billion

Dangerous Love by a Billion

last updateLast Updated : 2026-08-02
By:  hellen_happinessOngoing
Language: English
goodnovel18goodnovel
9.5
5 ratings. 5 reviews
108Chapters
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Kristen Rose never meant to marry billionaire Max Ethan Anderson. But fate and a cruel twist placed her at the altar. On what was supposed to be Max and Lena’s wedding day, Lena ran off for selfish reasons. When her plan backfired, she returned, accusing Kristen of kidnapping her. In truth, it was Lena who tricked Kristen into wearing her wedding gown and walking down that aisle. Max found out the truth right there on the stage right before the kiss. But instead of stopping the ceremony, he masked his fury. After the wedding, he gave Kristen a cold deal.... Twenty days to divorce Twenty days with a man who resents her for everything she never meant to do. But what Max didn’t expect was Kristen’s heart to be so real. And what Kristen didn’t expect was to start falling for the man behind the icy glare. Just when hope begins to bloom, Max shatters it all. He marries Lena instead, telling the world he’d never choose a "low-life" like Kristen even though he loved her more than anything. Lena, now his wife, sees Kristen as a threat. And she’ll do anything to erase her permanently. When tragedy strikes, the world believes Kristen is dead. Until she returns. Stronger. Smarter. Fearless. And this time, she’s not alone. Kristen is now teaming up with Max’s most powerful enemy. And Max never saw it coming.

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Chapter 1

Chapter 1 : Where is he?

内見を終えて外に出ると、送迎車にはあと2席しか空いていなかった。

景吾は当然のように柚希の手を取り、そのまま乗り込んだ。

「詩織は歩いてきてくれ。俺たちは先に引き渡しの手続きしてくるから。柚希はヒールだし、歩くの大変だろ」

柚希が履いているヒールは、3センチもない。

それでも柚希の足元は気遣うくせに、私が景吾の仕事を手伝って腰を痛め、長く立っているだけでもつらいことは、もう忘れているらしい。

もう何も期待せず、私はそのまま踵を返した。

「行かない」

景吾は引き止めることもなく、私の背中に向かって言った。

「じゃあ、ついでに不動産屋に寄って、今の部屋の更新手続きしてきたら?今日までだったろ」

もう更新するつもりはなかった。ちょうど管理会社から解約の書類も届いていたので、そのまま迷わず署名した。

家に戻ってSNSを開くと、柚希の投稿が目に入った。

写真には、リビングの大きな窓の前で指ハートを作る柚希が写っていた。

【やっとこの街で、自分の家を持てた】

あの部屋の間取り図は、半年以上、何度も何度も見返してきた。

内装のプランだって、何度も徹夜しながら時間をかけて仕上げた。

つい先週も、母に電話してこの家のことを話したばかりだった。

「お母さん、来月には新しい家を見せられるよ」

母は少し声を詰まらせた。

「そう……よかった。お父さんも楽しみにしてるわ。景吾くん、ちゃんと約束を守ってくれたのね」

なのに今、契約書の署名欄に書かれていたのは、私ではなく柚希の名前だった。

私は投稿に「いいね」を押し、コメントを残した。

【羨ましい。こんな部屋まで用意してくれるなんて、福利厚生が手厚い会社だね】

それから、荷造りを始めた。

30平米ほどの部屋を見回しても、持っていくものは驚くほど少なかった。

全部詰めても、スーツケース1つすらいっぱいにならなかった。

服はセールで買ったものばかりで、化粧品も手頃なものばかり。

そうやって少しずつ切り詰めて、浮いたお金は全部、家を買うための口座に貯めてきた。

5年かけて貯めたお金で手に入れた、川沿いの高級マンションを、景吾はそのまま柚希に渡した。

景吾が帰ってきた時、見るからに機嫌が悪かった。

「なんであんなこと書いたんだよ。会社の人間も、お前の親も見るんだぞ。あれ見たらみんなどう思うか、少しは考えなかったのか?」

思わず笑いそうになった。

「私たちが5年かけて貯めたお金を柚希のマンションに使った時は、周りの目なんて気にしなかったよね。会社の福利厚生ってことにして」

景吾は眉をひそめた。

「柚希はお前の親友だろ。会社だって手伝ってくれてるんだ。俺が少しくらい面倒見たっていいだろ。お前も柚希を見習って、もう少しこっちの事情をわかってくれよ」

その言葉を聞いた途端、ずっと飲み込んできた不満が一気に込み上げてきた。

景吾を追ってこの街へ来た頃のことが、ふいに頭に浮かんだ。

母は泣きながら私を引き止めた。

「あの人、まともな住まいもないんでしょう?そんな人についていったら、苦労するのはあなたなのよ」

父も、私と景吾のことを最後まで認めてくれなかった。

「今のあいつと結婚したって、苦労するだけだぞ」

それでも私は両親の反対を押し切った。

苦労して公務員試験に受かり、ようやく就いた仕事まで辞め、片道切符とスーツケース1つだけで景吾のいるこの街へ来た。

あの頃の景吾は、仕事を取るため朝から晩まで営業に駆け回っていた。接待で酒を飲むことも多く、胃出血を起こしたことさえあった。

そんな頃、景吾は何度も同じことを言っていた。

「会社が軌道に乗ったら、まず俺たちの家を買おう。それから、もう一度ご両親に挨拶に行く。今度こそ、きっと認めてもらえるよ」

あれから5年。会社は軌道に乗り、お金にも余裕ができて、家まで買った。それなのに、その家に住むのは私ではなかった。

「私に、柚希を見習えって言うの?」

自分でも驚くほど、淡々とした声が出た。

「何がそんなに気に入らないんだよ。マンション1室くらいだろ。それに、経理のことを考えても、そのほうが都合いいんだよ」

その言い方を聞いていたら、急に言い返す気も失せた。

「今は資金調達が大事な時期なんだ。帰ってきてまで、こんな話を聞かされるのは勘弁してくれよ」

「じゃあ、もういいよ」

景吾は一瞬言葉に詰まり、車のキーをつかんだ。

「これ以上言い合う気はない。お前も少し頭冷やせよ」

玄関のドアがバタンと閉まった。

柚希が会社に来るようになってから、景吾は私が何か言うたびに、くだらないことで騒いでいると決めつけるようになった。言い合いになれば、最後はこうして出ていってしまう。

残された私は、いつも言いたいことを飲み込み、最後は自分に「仕方ない」と言い聞かせてきた。

でも今回は、もうそうやって自分を納得させる気にはなれなかった。スマホで帰りの切符を予約した。

5年前、この街へ来た時も、買ったのは片道切符だった。

今帰るのも、片道でいい。

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reviews

Christine Owings
Christine Owings
85 chapters 6/16/25
2025-06-16 17:24:31
2
0
Dey's Plugg
Dey's Plugg
This book is amazingly good ...️...️...️...️...️
2025-04-08 18:50:36
2
0
hellen_happiness
hellen_happiness
Thank you ......️
2025-02-17 04:00:15
1
0
Dey's Plugg
Dey's Plugg
This is really very interesting Can’t wait for more .........
2025-02-11 03:46:41
2
0
Mhiz Dzi
Mhiz Dzi
I don't know, but this book is stirring up so much rage and pain in me... Is it what Kristen has to go through or what Max has to endure? The pain is overwhelming, and I'm speechless. Please, I hope her revenge on them will be greater than anything ever seen....
2025-06-01 01:58:54
1
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