My dreams, his reality (#1)

My dreams, his reality (#1)

last updateLast Updated : 2025-01-24
By:  Shanika RanaCompleted
Language: English
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Synopsis

Zara hates Harper because he is an egotistical player, sleeps with every girl, and has broken her sister's heart. She has had her whole life planned out. For now, she plans to go through her senior year with her two best friends. But all her plans seem to go down the drain when suddenly, one day Harper notices Zara. Zara is thrust into a world she never knew existed and now has to fight the battles that were never her's, to begin with.

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Chapter 1

One

16歳の誕生日。私は自分へのご褒美に、一番おいしいケーキを買ったんだ。

でもその日、ケーキに手をつける前に、喧嘩ばかりしていた両親は私の目の前で離婚届に判を押した。

だから結婚した日、私は夫の松田宏樹(まつだ ひろき)に、「もし離婚したくなったら、誕生日ケーキを贈ってくれればわかるからね」と言った。

宏樹は私を抱きしめて、「安心して。もう、うちで『誕生日』なんて言葉は二度と出てこないから」と言ってくれた。

7年後、宏樹の誕生日に、若い新入社員が内緒で誕生パーティーを企画した。しかし、宏樹は、彼女の顔をひっぱたいて、会社から追い出してしまった。

あの日、私はこの人を選んで本当に良かったって、心の底から思ったんだ。

そして3ヶ月後、私の誕生日に、追い出されたはずの若い新入社員が、いつの間にか夫の秘書になっているのを、私はその時初めて気づいた。

彼女は、私のところにわざわざ特別な誕生日ケーキを届けてきた。

私が電話で宏樹に問いただすと、彼はただ冷たくこう言った。「遥も良かれと思ってやったことなんだ。水を差すようなことはするなよ」

私は一瞬、言葉を失って、そのまま電話を切った。

やっぱり、両親は間違っていなかったんだ。誕生日ケーキっていうのは、離婚届と一緒に味わうものなんだって、私はやっとわかった。

……

遥は誕生日ケーキと妊娠検査の結果をテーブルに置くと、勝ち誇ったように帰っていった。

検査結果に書かれた妊娠週数を見て、私は黙り込んでしまった。

3ヶ月前、夫の宏樹は会社の新薬開発のため、私に仕事を優先して中絶してくれと頼んだ。

私は、その言葉に従った。

まさか3ヶ月前、彼はすでに別の女との間に子供を作っていた。

妊娠12週。

私が新薬開発のために会社で夜遅くまで働いている間、宏樹は遥を家に連れ込んでいたんだ。

ソファ、トイレ、ベランダ……そして、私たちの結婚式の写真の前でさえ、二人は体を重ねていた。

かつては温かい場所だったはずのこの家が、今は吐き気がするほどおぞましく感じられた。

ちょうどその時、玄関の電気がついて、お酒の匂いをまとった宏樹がドアを開けて入ってきた。

ダイニングテーブルの上のケーキを見ると、彼は少し眉をひそめた。でもすぐに、私の後ろから抱きしめてきた。

彼はネックレスを取り出して、私の目の前に差し出した。声はいつもみたいに優しいのに、体からは遥がつけている香水の匂いがした。

「ティファニーの新作だよ。気に入った?

もう12時は過ぎたから。これは誕生日プレゼントじゃないよ」

顔を上げてネックレスを見た私は、思わず固まってしまった。

私はブランド品には詳しくない。でも、このネックレスには見覚えがあった。

今日の昼間、遥がこれとそっくりなネックレスをつけて、私の前で自慢げにしていたから。

同じデザインのものを二つ買ったの?それとも、これは彼女がつけていたものなの?

どっちでも、もうどうでもいいか。

胸にこみ上げてくる暗い感情をなんとか抑えつけて、私は静かに宏樹の方を振り向いた。

「ちょっと、話があるの」

宏樹は、私がまだ怒っているんだと思ったらしい。彼の目には、かすかに不満の色が浮かんだ。

「遥はただ、君にサプライズをしたかっただけなんだ。君が誕生日を祝わないなんて知らなかったんだ。それに、もうちゃんと叱っておいただろ?

優香、もういい加減にしてくれ。俺は疲れてるんだ」

まるで私が、訳もなく騒いでいるだけみたいに、彼は眉間を揉んで、心底うんざりした顔を見せた。

私は何か言い返そうとした時、宏樹のスマホが鳴った。

彼はちらっと画面を見ただけで、待ちきれないといった様子でスマホを手に取った。そして、嬉しそうに返信しながら寝室に入っていった。

彼の後ろ姿を見ながら、私は乾いた笑いを漏らした。

胸の奥が締め付けられるようだった。

好きになって10年、結婚して7年。私たちはゼロからすべてを築き上げた。でも、毎晩私に甘い言葉をささやいてくれた、あの頃の宏樹はもういない。

今の彼の時間は、もう私のためには使われないんだ。
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