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青年はRPGマニアだというのにフラグに気付くのが遅れてしまう2

Auteur: 結城慎二
last update Date de publication: 2026-02-16 07:45:45

 ちなみに予備はある。

 鋭利な鉄の剣が一本。

 世の中なにがあるか判らないので非常事態に備えて温存しているのだ。

 他にクリスに取り上げられている鋭利な鋼鉄の剣もあるにはある。

「クリス、一本くらい使わせてくれてもいいんじゃないのか?」

 と、頼んではみたが、にべなく断られていた。

 そのクリスも十二本の剣のうちすでに七本使い潰している。

 数を揃えるために安物を買ったせいもあるんだろうけど、それにしてももっと大事に使ってもいいんじゃないかとレイトは思ったわけだ。

 けど、

「武器こそ消耗品だ」

 という。

 や、そうだけど。

 武器は高いんだぞ。

 しかも他人ひとの金で買ったものじゃないか。

 ちょっとは遠慮というか、配慮くらいしたらどうなんだ?

 そんなクリスも最初から持っていた騎士の剣は非常事態のために温存している。

 アマゾネスの大剣+2という

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