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第555話

Author: 北野 艾
太一がさらに何か軽口を叩こうとした瞬間、ふと視線がぶつかった。柊也と目が合ったのだ。

凍りつくような、冷徹な瞳。その暗い深淵に射すくめられた瞬間、太一の背筋に冷たいものが走る。

喉元まで出かけた嘲笑は、一瞬にしてどこかへ消え失せてしまった。

……やっべ。さすがに、まずかったか。海雲おじ様や高村教授までいるこの場で、俺みたいのがヘラヘラしているのは品がない。

それに俺は今日、あくまで志帆ちゃんの「応援団」だ。俺の態度が悪ければ、志帆ちゃんの評価まで下がりかねない。

柊也のあの氷のような視線は、「余計な真似をして志帆の足を引っ張るな」という警告に違いない。

太一は殊勝に口を噤んだ。だが、内心までは制御できない。

ま、どうせすぐ恥かくことになるんだ。黙って見物させてもらうとしますか。

そう思っているのは、太一だけではないようだ。「たかが点数見るのに、どんだけ時間かけてんのよ。満点でもあるまいし」美穂が聞こえるか聞こえないかの小さな声で毒づく。

「……そもそも、この試験で満点が出た前例はない」隣にいた悠人が、生真面目な顔で訂正を入れた。

「ちょっと、皮肉で言ってるの分かんな
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Comments (5)
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nini
詩織の方が圧倒的に高い点数じゃないの?? そこで引っぱるのか〜。 早く白黒つけて、志帆とユカイな仲間たちをどん底に叩き落してほしい〜〜 報道陣を呼ぶこの展開、前にもあったけど… 我が娘の恥をさらすためにご苦労さまです、お母さま笑
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河野八千代
以外❢志保と同点なんて❢満点だと思ってた〜
goodnovel comment avatar
zi zi
あれ〜まだ発表待てなの〜 早くスッキリしたい! 作者様明日こそお願いします!!
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