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第35話

Author: みそ煮
last update publish date: 2026-03-17 11:39:44

「み、湊斗……!大丈夫か……!?」

「……問題ない」

翌朝、目の下に大きなクマを作って出社した湊斗に、一馬が心配そうに声をかけた。

「最近よく眠れてないようだな」

「誰かさんのおかげでな、お前ももっとまともにアイツを探せ」

「な、何のことを言っているのか……」

一馬は気まずそうに目を逸らした。もうバレているような気もするが、最後まで貫き通さなければならない。

「それと昨日、俺の家に不法侵入したやつがいるんだ。警備の者を変えておけ」

「不法侵入だと!?それは大問題だ!すぐに対応しなければ!」

一馬は大慌てで社長室を出て行った。

残された湊斗は、仕事の手を止めて考え込んだ。しばらく瀬奈のことを考えていると、脳裏にある記憶がよぎった。

「そういえば、あのときの子供……」

五年ほど前だろうか。瀬奈が湊斗の前に生まれたばかりの赤子を連れてきたことがあった。

瀬奈は湊斗の子だと言い放ったが、当然そんなこと信じられるはずがない。湊斗と瀬奈はこれまで一度も関係を持ったことが無かったから。

だとしたら、瀬奈は湊斗のほかに男がいて、その男との間に子を作ったということになる。彼は思わず笑みをこぼした。

「
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wahuom-akok.063108
なんだこの男。 何がしたいんだ意味不明
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