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第17話

Auteur: 灯ちゃん
彩寧と暁は、大きな荷物をいくつも抱えて帰ってきた。

暁はまだ、さっき道で出会った小さな野良猫のことで、彩寧に食い下がっていた。

「ママ、本当に飼っちゃだめなの?すごくかわいそうだったよ」

「もう病院に連れていったでしょう?少し元気になったら、一緒に新しいおうちを探してあげようね」

暁は彩寧の真似をしてスリッパに履き替え、自分の靴を棚に入れて消毒した。それでも、まだ名残惜しそうだった。

「でもママ、僕、本当に子猫を飼いたいんだ。あんなにおとなしくて、かわいいのに」

彩寧は手にしていた買い物袋を置き、しゃがみ込んだ。真剣な目で暁を見る。

「暁、かわいそうっていう一時の気持ちだけで子猫を飼うって決めてはいけないの。ちゃんと、その子に一生責任を持てるか考えないと。

あの子がいたずらしても、怒ったり叩いたりしないでいられる?あちこちでおしっこやうんちをしても、根気よく片づけて、何度でもトイレの場所を教えてあげられる?自分がどんなに大変なときでも、絶対に見捨てないって約束できる?

そういうことを全部考えなきゃいけないの。でも暁はまだ小さいから、できないことは結局ママがやることにな
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