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第1070話

Auteur: リンフェイ
唯月は姫華に食事を持って来て、この通りにどうして警備員が配置されているのかを説明した。

唯花は気づいていなかったが、唯月は隼翔のテナントを借りているので気づいていた。あの警備員はただこの付近だけを回っていて、本当に付近だから、動き回ることなく不審者がいないか確認しているだけなのだ。

数人の警備員が見回っているから、この通りの安全性は一気に高くなったのだった。

唯花は瞳をキラキラと輝かせていた。隼翔の行動はなんだか姉のために行われているものに感じたのだ。しかし、姉は彼に別にそんな気はないらしい。唯花も余計なことを言うわけにもいかなかった。そもそも隼翔が本当に姉のために行っているのか、テナントを借りている全ての店の安全のために行っているのか判断できないからだ。

姉の店舗も隼翔から借りているものだし。

隼翔は毎日出勤にはこの道を通るし、理仁との仲もあるから、唯花の姉のことを気にかけるのは当然のことだろう。

隼翔自身が唯月に対して何らかの思いがあると口に出していないうちは、唯花も傍らで黙って見守るしかない。何か行動を起こすわけにもいかない。

姫華は試すように唯月が持って来てくれた
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