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第1069話

作者: リンフェイ
唯花は佐々木家のことを熟知している。姉の店がオープンして、店をめちゃくちゃにしてしまわないか、内海家の最低な親戚も騒ぎに来るのではないかと心配していた。

新しい店をオープンしたその日に誰かに邪魔されるのは誰でも嫌だろう。

今回、唯花は自分から夫に頼んで、店の周りをボディーガードたちに見回ってもらい、もし、誰かが店に来て騒ぐものなら、すぐにそれを処理してもらうよう伝えてあった。

もともと自立心が強い唯花はあまり夫に頼ることはなかった。そんな彼女が理仁に自分からお願いしてきたので、理仁はやっと妻が自分を家族だと心から思ってくれているのだと、相当喜んでいた。

そしてすぐにその任務を担ったのだった。

実際、唯花のほうから理仁に頼んできていなくても、彼は勝手に店の周りを見張るよう手配をするだろう。唯花は佐々木家と内海家の親戚に警戒心を持っているのだから、理仁がそれに考えが回らないはずはないのだ。

莉奈は結城家のボディーガードと、見回りの警備員が一緒に入っていくのを見て、衝動に駆られそうなその気持ちにブレーキをかけ、店の中の様子を確認した。唯花夫婦が店に居座っているだけでなく、神崎姫華
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