Share

第401話

Author: リンフェイ
内海唯花は自分の部屋に戻り、ドアを閉めてから、そのままドアにもたれかかった。自分の顔を少し触ってみたら、やはりまだ熱かった。

彼女は自分がどうしてこんなに顔が赤くなったのかよくわからなかった。

多分姉と一緒に浮気現場を押さえ、衝撃を受けたのが原因かもしれない。

暫くそのまま立っていてから、内海唯花はお風呂に入ろうと決めた。あとで結城理仁に朝ごはんを作らなければならないのだ。

突然清水のことを思い出し、内海唯花は慌てて電話を掛けた。電話が通じて彼女は言った。「清水さん、後で直接陽ちゃんを連れて私の店に行ってください。わざわざ一回家に帰って来なくてもいいですよ」

「わかりました」

「お姉ちゃんは大丈夫ですか?」

「大丈夫ですよ。朝ごはんを食べてから、会社へ行くと言っています。今お姉さんにコーヒーを入れています。昨日あまり寝てないですから、きっと眠いでしょ。コーヒーは良く効くと思いますよ」

内海唯花は姉のことを心配したが、仕事を始めてまだ数日だから、休みなんか取れないのはわかっていた。

「運転する時、気をつけてって伝えてください」

「はい、わかりました」

電話を切ると、彼女はお風呂に入った。
Continue to read this book for free
Scan code to download App
Locked Chapter
Comments (2)
goodnovel comment avatar
モリノミヤ
サラッとうそつくね笑
goodnovel comment avatar
千恵
この言い訳 ウケるー
VIEW ALL COMMENTS

Latest chapter

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2144話

    沙織は夫を追いかけて家から出てきた。豊は車に乗る前に、妻にひとこと残していった。「しっかりお前の娘を説得してくれよ。あいつがまだ不倫しようという考えを捨てず汚名を背負って生きていくか、今のままでいるか、どっちかだ。しっかり考え抜いて答えが出たら私に教えろ。もし、まだ悩むようで決められないなら絶対に連絡してくるな。私は娘などいないことにして生きていくからな」沙織は黙っていた。豊は運転手に言って車を出させた。すると、あっという間に彼は家から遠ざかっていった。沙織はどうしようもなく、家に戻ると、娘がソファでしくしくと泣いているのを見て、心が締め付けられた。沙織は夕菜に近づいて、彼女の頭をコツンとつつき、怒りの混じった声で言った。「夕菜、小さい頃から、私たちがしっかり教育してきたでしょ。どうしてこんな馬鹿な事をしたの?星城の結城家の理仁さんね。確かに彼はとっても優秀な方だわ。いくらそうだったとしても、彼にはもう奥さんがいるのよ。それなのにあなたは彼を追いかけ回して、奥さんにふざけた写真を送りつけた。つまり、お二人の家庭を壊そうとした。それに自分は彼の不倫相手になっていいと思ってるのね。夕菜、あなたはとっても素敵な子よ。辻家で育ち、こんなに良い条件に恵まれているあなたと比べられる人なんてそうそういないの。お母さんもあなたがとってもプライドが高いから、普通の男では満足できないって知ってる。もし、結城社長が独身なら、思う存分口説きにいけばいいわ、私たちだって応援するもの。だけどね、彼は既婚者なの。だからもう彼への気持ちに蓋をして忘れてしまいなさい。お母さんとお父さんはずっと仲が良いのよ。一番ああいう不倫をするような人間が大っ嫌いなの。だからあなたにそうなってほしくないわ。もし、あなたが誰かの奥さんだったとしたら、夫の不倫相手をどう思う?殺してやりたいほど憎くない?そんな人間にあなた自らなろうとしているのよ」夕菜は泣きながら言った。「お母さん、だって、私理仁さんのことが好きなんだもん、どうすればいいの?初めて会った瞬間に、夢中になったの」「もう彼のことを考えるのをやめてしまいなさい。思い出さなければ、時間が経って忘れられるから。夕菜、私たちの言うことを聞いて。私たち辻家の人間は正々堂々と正しい道を歩む一族よ。あんな世間に顔向けできない

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2143話

    夕菜は父親に叩かれた頬を手で覆い、信じられない様子で父親を見つめた。父親にぶたれた!夕菜は両親にとって唯一の子供だ。小さい頃から二人に大切に育てられてきた。彼女の才能を伸ばすために父親が彼女に厳しく当たることはあったが、今まで手をあげたことはなかった。それなのに、父親は娘に好きな男ができたぐらいで、平手打ちを喰らわせたのだ。夕菜は悲しくなり、涙を流した。この時、沙織がハッとして、娘が可哀想になり立ち上がると、娘が頬を覆う手を引いて夫に言った。「言葉で言い聞かせればいいでしょう。どうして夕菜に手をあげるの」「今私がお前を殴って、目を覚まさせることができないなら、今後は二度と会社に出入りするなよ。会社に大きなトラブルをもたらすような人間に、任せるわけにはいかない。たとえ私の唯一人の子供であってもだ!夕菜、もう一度言うぞ、彼のことは諦めなさい。社長はお前のことをまともに見たことすらないんだぞ。それなのにお前ときたら、恥も捨てて自ら下賤な不倫相手になろうとするとは。またそんなことをしようとするなら私はお前とは親子関係を切る。お前のような娘など生まなかったことにして生きていくからな!私の娘は品行方正で、きちんとした価値観を持ち、モラルのある人間でなければならない。お前のように真実の愛だとかいう旗を掲げながら、実は他人の家庭を壊そうとしているような、歪んだ考えを持つ人間など、私の娘ではない!うちのビジネスは幅広い。もし、娘が頼れない人間なら、辻一族の誰かに譲ろう。私には姪や甥はたくさんいるからな。必ず一人は辻グループを継ぐ力がある奴がいるさ。私も別に会社の後継者はお前でなければならないわけじゃない。お前のあの身代わり野郎だが、さっさと縁を切ってしまえ。もし、お前がまだあの男と一緒に、親しげな写真などを撮って社長夫人に送ろうとするなら、お前のカードは凍結させる。明日会社でクビにしてやる!」豊は冷ややかに言った。「私は言ったことは必ず実行するぞ!信じられないというなら、好きなようにやればいい。私がお前を会社から追い出さないか試してみろ。響君に会社を任せるかどうか、じっくり見ておくことだな!」そう言い終わると、豊は二階ではなく、外のほうへ歩いていった。「あなた、どこに行くの?」沙織は夫の様子にとても驚いていた。彼女は夫がまさ

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2142話

    豊は本当に娘のせいで腸が煮えくり返りそうになっていた。豊は二十年以上も努力して、ようやく子供を授かった。そして彼女には辻グループの跡取りとなってもらいたいと思っていて、彼女も今までずっと自分を満足させてくれてきた。それなのに、彼女は理仁に出会ってから、彼の期待を裏切り始め、がっかりさせてくれる。「あなた、この子が何をしたっていうの?不倫して他人の家庭を壊そうとしているって?」沙織はこの件をずっと知らなかった。夕菜がある男を見つけて理仁の真似をさせていることも、沙織は知らない。夕菜はずっと母親に隠していた。どのみち夕菜の傍にいるあの男はただの代役であって、彼女が本当に求めているのは結城理仁だからだ。理仁の妻にあの写真を送りつけても、まったく何も反応が返ってこない。夕菜は送った写真の刺激が足りなかったのだと思い、次はもっと過激な内容の写真に加工し、唯花に送ろうと企んでいる。もし、唯花が理仁のことを信じ、何も反応をしてこなかったら、あの写真を「うっかり」芸能記者たちにでも流してしまおうと思っていた。その写真が一度でも記者たちの手に渡れば、絶対に星城の芸能ニュースで騒がれるはずだ。「お母さん、私は別に、ただ……お父さん、どうしてそれを知っているの?」父親は傍に置いている男はただの身代わりであり、唯花に写真を送ったことまで知っている。一体誰が、父親にそんなことを教えたのだろうか?父親は海外出張に行っていて、本来であれば年末にやっと帰ってくる予定だった。今はまだ十月にもなっていないのに、すでに帰ってきてしまった。つまり自分のこの件でわざわざ帰ってきたと?「もしかして、響がお父さんに教えたの?お父さん、彼はね、私とお父さんの親子関係を壊して、会社から私を追い出し、自分が有利な立場に立ちたいだけなの。絶対に彼に騙されちゃダメなんだからね。彼が言うことは全部信じちゃダメよ」夕菜も馬鹿ではないので、すぐに響を疑った。「響君のせいにするんじゃない。彼はお父さんの前でお前の悪口なんて一度も言ったことはないんだぞ。お前がやってくれた事がな、今どういう状況か説明してやろうか。前が奥様に送った写真をほかでもなく結城社長自ら写真に撮って私に送ってきたんだ。お前のことをしっかり管理するようにと訴えられたんだぞ」豊は娘を罵った。「お前

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2141話

    「そこにつっ立って何をしているんだ?さっさとこっちに来なさい!」豊は厳しい声で一喝した。夕菜はこの状況は避けられないと悟り、笑顔を作って父親のほうへ歩きながら尋ねた。「お父さん、いつ帰ってきたの?なんで帰ってくるってひとこと教えてくれなかったのよ」豊はこの日帰ってきたのではなかった。彼は理仁からの訴えを受けて帰ってくると、家には戻らず、裏で娘の観察をしていた。そして、娘が確かに理仁に雰囲気が似ている男と一緒にいるのをその目で確認した。確実になってから、彼はこの日家に帰ってきたのだ。豊は黙っていた。夕菜は横で何か言いたげにしている母親のほうを見た。沙織は娘に目配せをし、夫のほうをちらりと見て彼がすごく怒っていると目で伝えた。夕菜は自分が理仁似の男にここまで送らせたのを思い出した。まさか両親に見られていたのだろうか?彼女が車から降りて家に入る時、両親が玄関先にいるのは見ていない。それなら、父親がどうして腹を立てているのか彼女には理解できない。「お父さん」夕菜が両親の前までやって来ると、沙織が横にずれて娘が座る場所を作った。「お父さん、どうしたの?なんだか怖い顔しちゃって。誰のせいでそんなに怒ってるのか教えてよ、私がそいつにぎゃふんと言わせてやるから」夕菜は父親の隣に座ると、持っていたカバンを置く前に、まずは父親の腕を組んで甘えた声を出した。「お父さん、出張長すぎよ、私もお母さんも寂しかったんだからね。出張疲れたでしょ?早く休んで、明日の朝は私が二人に朝ごはんを用意するから」豊は横目で娘を見て、厳しい口調で尋ねた。「今日は一日、一体どこへ行っていた?」「仕事が忙しかったの。お父さんが出張でいなかったから、毎日牛馬のように働いてすっごく疲れちゃったわ」「ゴホン、ゴホンッ」沙織はわざと咳をして娘にこの日は週末であることを気づかせようとした。だから、娘はこの日、仕事になど行っていないのだ。豊は妻のほうへ目を向けた。すると沙織は慌てて、さっき夫に淹れてきたお茶が入ったコップを手にとり、それを一口飲んで言った。「私ちょっと風邪を引いたのかもしれないわ、咳が出てきた」「お前が飲んだお茶は私のコップだぞ」沙織は「あら」とひとこともらし、すぐに気まずそうに笑った。「夫婦なんだから、たまにあなた

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2140話

    白山家一家全員、どうにかして奏汰に玲を攻略してもらおうと思っている。玲は今年まだ二十八歳だ。本当に結婚しなければいけないような年齢だろうか?……辻邸の門の前。数台の車が門の前に停まり、クラクションを鳴らすのは控えていた。辻夫人に気づかれるとまずいからだ。車に乗っていた夕菜は自分のバッグを提げて、車を降りようとした。「夕菜」彼女に雇われて理仁の格好をし、彼女と親密そうにしている写真を撮ったあの男が、我慢できずに、後ろから夕菜の腰を抱きしめた。「夕菜、もう少しだけ俺と一緒にいてくれないか?」その男は夕菜と暫くの間一緒にいる。夕菜がただ誰かの代役として自分を雇っているのは彼ももちろんわかっていた。ここにある高級車、ボディーガード全てが夕菜がレンタルで彼のために用意したものだ。そして彼が着ているスーツは夕菜がプレゼントしたものだった。毎回、彼がスーツに革靴姿でビシッと決めた時、夕菜の彼を見つめる瞳には熱がこもっている。しかし、彼は夕菜が自分に別の男の姿を重ねていることがわかっていた。その男が一体誰なのか、彼は今もわかっていない。そして、金を積んで彼を雇い、夕菜に近づくよう指示を出してきた人物も、彼が一体誰に似ているのか教えてくれていない。響の目的は、夕菜の行動によりおじである豊を怒らせることだ。豊と夕菜の親子関係にヒビを入れること。そうすれば、響に辻グループを継ぐチャンスが生まれ、辻家の跡取りになれるからだ。響は理仁を怒らせる気はさらさらない。もし、この代役となっている男が、自分は結城理仁に似ていて、理仁がどのような人物かを知ってしまえば、今後彼が理仁になりすまして、悪い考えを持たないとは言い切れない。だから、響はそのことを秘密にしているのだ。夕菜ももちろん響と同じことを考えていた。「放しなさい、あんたね、度を超すんじゃないわよ!」夕菜は冷たく一喝した。「夕菜、俺、カッコよくないの?」彼は代役となり、夕菜と一緒に金持ちの日々を過ごしてきた。夕菜が連れて行ってくれる所は全て高級な所ばかりで、彼はこのような生活に完全にはまってしまったのだ。そして今、彼は夕菜との関係を本物にしたくなっている。もし、夕菜の本当の彼氏になれれば、彼女から全てお金を出してもらい、たくさんのメリットがもら

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第2139話

    碧は、はははと笑った。「俺はてっきり姉さんと何か実際に進展があったかと思いましたよ」すると茂は息子を叱った。「お前は考え方が歪んでいるんだよ。奏汰君をそのような人間だと思うんじゃない。彼は本当に紳士なんだ。私と母さんは人を見る目が肥えているんだからな」一目、奏汰を見た瞬間に彼のことを高く評価していた。彼を白山家の婿として迎え入れたいという考えがすぐに浮かんだのだ。それが思いもよらず、結城おばあさんの目に留まり、彼らが知らないもっと前から、娘は奏汰の結婚相手の候補として選ばれていた。娘が結城おばあさんの手によって、奏汰の妻として選ばれたことを知ってから、茂と弥和は奏汰のことを完全に婿として見るようになった。それに、結城おばあさんはカップル選びがかなり得意だと思った。玲は口数が少なく、厳しい性格をしている。だから、奏汰のようにおしゃべりなタイプだったら、夫婦になった時に家庭がしんと静かになってしまうことはない。奏汰にはいくらでも話題があるから、夫婦二人が話に困ることはないのだ。「父さん、俺も紳士なんだけど」碧はおもしろくなさそうだった。彼は自分のことをとても紳士だと思っている。女性に度を越したことを一度もやったことはない。「私はお前が紳士かどうかはよくわからんが、外の人はお前のことを女性にキョロキョロ目移りする奴だと思っているようだぞ。誰かがうちと親戚関係になりたいと思って話を持ち出してくる相手はいつだって姉さんのほうばかりだ。お前は姉さんと見た目はそっくりだし、各方面優秀ではあるが、誰もお前にお見合いの話を持ってきたことがないぞ。本当に娘のことを大切に思っている人が、外向きには白山家の次男坊という立場に目をつけないと思うか?お前はな、周りにたくさん女性を侍らせていて、毎日ずっと女性の尻ばかり追いかけているだろう。どんなタイプの女性だって傍にいるんだ。そんな男に誰が娘を嫁にやろうと考える?」茂は息子にガツンと言ってやった。弥和も息子に注意した。「もし、本当に好きな子ができたら、その子一筋になりなさいよ。その時はもう女の子たちと遊んで評判を下げてはダメだからね。そんなんじゃ、将来奥さんをもらうのは厳しくなるわよ。それから、芸能人はやめておきなさい。あなたが芸能人と親密そうにしていて、ゴシップでも出たら厄介よ。あな

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第1496話

    理仁の祖父母は本当にずっと仲が良く、祖父は死ぬまで祖母のことを愛し大切にしていた。弦は言葉を詰まらせて、すぐに電話を切ってしまった。二人の通話を唯花が傍で聞いていて、笑って言った。「九条さんも、ご両親からかなり結婚を急かされているのね」「彼は隼翔と年齢的にもそう変わらないからな。東夫人が相当息子の結婚にやきもきしてるんだから、弦さんのご両親がどれほど焦っていることやら。どの家の親もだいたい同じ感じだろう。子供たちが三十を過ぎたら、みんな揃って焦りだすんだよ」彼自身も同じく、三十を過ぎると、祖母がどうしても唯花と結婚させようとし始めた。以前の理仁は唯花のことをかなり誤解してい

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第1514話

    唯花は辰巳に電話をかけて、彼が出るとこう言った。「辰巳君、咲さんは携帯番号を変えたらしいわ。午前中に二回お店に行ったけど、彼女いなかったの。あなたは彼女に会えた?」辰巳は答えた。「今、ルナカルドで花の配達に来てもらうのを待ってるんです」辰巳も咲の新しい番号を知らないし、店員も教えようとしなかった。それでブルームインスプリングの固定電話の番号を覚えておいて、ルナカルドの店長から店に電話をしてもらい、咲に花束を届けてもらっているのだ。こうすることでしか、彼は彼女に会えない。「咲さんが一人で?」「もう一人いる店員がバイクで彼女を送ってくれるそうです。唯花さん、ありがとうございまし

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第1515話

    姫華と善はとても仲良くしているので、詩乃は心の中で葛藤していた。理仁から善に伝えてもらった言葉は、全く効果がないらしい。善はやはり、毎日のように隣人ということで神崎家にやって来る。それによく食事時を狙って来るのだ。家の中に入ると、姫華自らおばあさんにお茶を入れてきた。善は果物やお菓子を持ってきた。この時、善が神崎家のことを熟知しているとおばあさんは気づいた。この男、なかなかやるではないか。しかも詩乃はどうすることもできない様子だ。なにせ、彼は姫華に告白しているわけでもなく、ただ隣人という立場で来るのだ。何度も来ているうちに、神崎家の内部を全て把握するのは当然のこ

  • 交際0日婚のツンデレ御曹司に溺愛されています   第1502話

    母親のところに行くと聞いて、陽は元気になった。理仁はこの時、叔母と甥のやり取りを見ていて、微笑んで言った。「唯花、二人のやり取りを見ていると、なんだか毎日子供を朝起こして学校に送り出す親みたいだね」唯花は彼のほうへ顔を向け、どうしてまだ着替えに行かないのかと言おうとしたが、理仁はすでに着替え済みなことに気づいた。「あなた、かなり早く起きたの?スーツまでもう着ちゃってるじゃない」「恋の初級者のアホが朝っぱらから電話してきて、起こされたんだよ」唯花はそれが辰巳だと予想し尋ねた。「朝早くに辰巳君が電話してきたの?まさか電波にでも乗って殴りに行ったりしてないわよね?」「まあ、従

More Chapters
Explore and read good novels for free
Free access to a vast number of good novels on GoodNovel app. Download the books you like and read anywhere & anytime.
Read books for free on the app
SCAN CODE TO READ ON APP
DMCA.com Protection Status