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第271話

Penulis: おやき
「まずは一口飲んで」

司は囁いた。

「一口飲んだら、キス一回でどうだ?」

その誘惑はあまりに大きかった。清華は恐る恐る一口飲んでみたが、やはり顔が歪むほど苦かった。

だが次の瞬間、唇に甘い感触が訪れた。

本当に甘い。司の口の中に飴が入っていたのだ。

清華は味を占め、もう一口ねだるように顔を寄せたが、司はさっと身をかわした。

「もう一口だ、薬を飲め」

清華は不満げに鼻を鳴らし、薬の椀を押し返そうとした。

「俺のキスじゃ、甘さが足りないか?」

彼の声は低く、心を溶かすような魅力を帯びていた。

清華はわざと口を尖らせ、司が油断した隙に不意打ちでキスをした。

司は思わず笑った。「そんなに欲しいのか?」

「フン、ケ……チ……」

「ケチなわけないだろ。俺はとっくにお前のものだ」

「じゃあ……い……た……だ……」

「ブッ!」司は吹き出した。「その声で愛の言葉を囁くつもりか?」

清華はムッとして彼の顎に噛みついた。笑うなんてひどい。

「悪かった、もう笑わない。ほら、もう一口」

司は彼女をなだめすかして薬を飲ませ、すぐに甘いキスを与えた。

一方、由美が涙ながらに訴
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