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第340話

مؤلف: 小粒キャンディ
どうせ会社さえあれば、黒崎家が潰れることもない。この程度の罰なら、慶が受けるべきものだ。

だが今や、一花がすでに黒崎家の会社を何もない殻と化し、社員や取引先の大半まで引き抜いていったとなれば、久子としても、この悔しさを飲み込めるはずもなかった。

昨夜、彼女は亡き夫に懺悔を済ませ、今、決意をして基金を慶に渡そうとしていたのだ。

則孝は体がボロボロだ。今、黒崎家を救えるのは、もはや慶しかいない。

「そうよ。あなたはこの基金を受け取って、会社を復興するにせよ、担保にしてまた資金を集めるにせよ……どちらにせよ、うちにまだ一つの希望はあるの。一花には家柄もない、ビジネス界で長くもつことなんか、できっこないわよ!復讐するなら、いつになっても遅くないわ。あなたに決意があるならばね」

久子は、世間が騒ぐような「黒崎グループは全部一花が支えている」など、まるで信じていなかった。

一花が黒崎家に入って、必死に磨いた結果、あれほどの腕を身につけたに過ぎない!

黒崎家のものを奪っておいて、生きる道を断つような真似をし、それに加えて慶と綾芽の一件をあれほどまでに撒き散らしてしまった。心を鬼にすると
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