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第382話

Penulis: 小粒キャンディ
何より、二人にはかつて一度だけ会ったことがあったのだ。

半年前、綾芽が南関市で美術展を鑑賞していた際、同じ趣味を持つ浩之と出会い、二人は同じ絵を購入しようとした。

その作品は、福祉施設の子どもたちをテーマにしており、鮮やかな色彩で、子どもたちの孤独を誇張して描いていた。

綾芽はその奇抜な色彩に惹かれていたが、浩之は違っていた。

今でもはっきりと覚えている。当時、彼が言った言葉を。

「俺がこの絵が好きなのは、一度も会ったことのない妹がいるからです」

母親が妹を福祉施設に預けた。今、彼は母親の遺言に従い、南関市まで妹を探しに来ていたのだ。

だが、これほどの年月が過ぎ、情報も何もないまま、こんな巨大な都市で一人の女性を探すなど、まさに大海原で一匹の魚を探すのと同然だった。

浩之も何度か訪れてきて成果なく戻っていたが、たまたま友人の美術展に顔を出し、この福祉施設を題材にした絵を見て、少し感動し、記念に持ち帰ろうと思ったのだという。

その言葉に、綾芽も心を動かされた。それで、彼女はすぐに譲ることを決めた。

まさか、あの時絵を譲った相手が、京原市での最大手のエネルギー企業のギャ
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あんこ
盗んだもので我がもの顔 面の皮が厚すぎる
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