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第 78 話

Auteur: 柏璇
その夜、別荘の中はひときわ賑やかだった。

飲んで食べて、テーブルの上はご馳走でいっぱい。

気の合う仲間が三々五々集まり、女の子たちは笑い声を弾ませる。彩乃もつられてお腹を抱えて笑い、ついには涙がにじんだ。

「昨日、連絡くれればよかったのに。一緒に誕生日を過ごせたのにさ」美玲が言った。

誕生日と聞いた瞬間、彩乃の胸はすっと冷えた。

「ほんと、あなたばっかり損してるじゃない」葵衣は少し酔って、親友のために憤慨する。

そのとき、玲央がふいに眉を寄せた。「ねえ……真理って名前、どこかで聞いた気がするんだよね」

「同じ名前の人なんていくらでもいるわよ。真理なんて珍しくもないし」美玲が笑って返す。

だが玲
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