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第 123 話

Author: 水原信
その一言が、玲奈にとって十分な温もりとなった。

彼女はそっと、州平のすぐ近くへと腰を下ろした。

「葉野社長、私みたいな者でも……本当に、大学に行けるんですか?」

「……ああ」

その返事に、玲奈はぱっと顔を輝かせた。口元には浅くえくぼが浮かび、無邪気で甘い笑みを浮かべた。

「葉野社長、あなたは本当にいい人ですね。今までで一番、私に優しくしてくれた人です」

その言葉に、州平の目がかすかに揺れた。唇を引き結び、手にしていた新聞を静かにテーブルに置いた。

海咲はその様子をじっと見つめていた。

二人の和やかな雰囲気、笑いながら話す様子――こんな賑やかな州平の姿を見るのは初めてだった。

かつて美音と一緒に
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Comments (2)
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齊藤ロビン
思い込みが病気で怖いわ
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萩原美子
海咲と州平を幸せにして欲しい...
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