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第469話

Autor: 浮島
瑠々は笑いながら彼の手を取り、スタッフから佑人の上着を受け取った。

「じゃあ行きましょ。おじいちゃんと一緒にご飯よ」

佑人は素直に頷き、この時ばかりは甘え方を心得ていて、幼い声で「うん」と言った。

ショッピングモールは松木家からそれほど遠くない。

だが車が走り出して間もなく、佑人は瑠々の腕に寄りかかり眠ってしまった。

眠っている時の佑人はとてもおとなしく、泣きも騒ぎもしない。

小さく可愛い顔立ちで、瑠々は見ているだけで頬が緩み、そっと背中をトントンと撫でた。

けれど、次第に瑠々の口元の笑みは消えていく。小さく声を落とし、「瑛司、あの人を迎えに行ったんでしょう?」

瑛司は眠る息子に一瞥を送り、冷淡に答えた。

「いや。用事があるらしい」

瑠々は喜べず、胸の奥が重く沈む。

「前から聞きたかったの。どうして彼女に戻ってきてほしいの?」

瑛司の視線が瑠々の顔に移る。

瑠々はこの五年間ずっと松木家で暮らし、飲食から衣服まで全て整えられ、時の流れに侵されるどころか、さらに可憐さを増していた。

皺も苦労の影もない。

この五年、完全に城の中の無垢な姫だった。

騎士である瑛
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