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第49話

Autor: 浮島
蒼空は壇上に立ち、すべてを見渡していた。

かなりの人数が、瑠々を象徴するピンク色のペンライトを掲げている。

その歓声は耳をつんざき、ホール全体がピンクに染まったようだった。

「瑠々!瑠々!」

多くは瑠々を目当てに、あるいは瑠々と瑛司のためにここへ来ているのだろう。

しかし、蒼空が壇上に立った瞬間、呼び声はぴたりと止んだ。

代わりに、低く歯噛みするような罵声があがる。

「なんであの女?縁起でもない!」

「さっさと降りろよ、瑠々の舞台を汚すな、目障りなんだよ!」

「くたばれ、不倫女!」

隠すこともなく、堂々と口にされる罵り。

隣に立つ司会者たちは気まずそうに何度も蒼空を伺ったが、彼女は顔色一つ変えず、淡々と開口した。

「皆さま、本日はようこそ......」

瑠々と瑛司の四手連弾は、トリの演目だった。

長時間立ち続け、脚が痺れそうになった頃──ようやく彼らの名を呼ぶ時が来た。

「続いての演目は、本校の卒業生・瑛司さんと瑠々さんによる四手連弾『恋』。

盛大な拍手でお迎えください!」

言葉が終わるや否や、再び轟く歓声。

「瑠々!瑠々!」

その中には瑛司の名も
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Comentarios (2)
goodnovel comment avatar
yoshi horarara
いつか 後悔すればいい このクズ男
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千恵
そうだよね、前世で亡くなり生まれ変わっても、またやり直し人生。 違う都市に引越しして関わらない様にしないのは何故??
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