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第4話

作者: 涼しい秋
彼は身をかがめて私にキスをした。

私は慌てた。

旦那と結婚して以来、旦那以外の男とキスをしたことは一度もなかった。これは……これはまずい。

私は思わずもがき、和幸から身を引いた。

しかし和幸は私の頭を再び引き寄せ、悲しげな目で私を見つめた。

「お姉ちゃん、その教え方は誠意が感じられないよ。まさか俺のこと、嫌い?」

私は慌てて否定した。「そんなことないわ」

「でもお姉ちゃんの避けようとする態度、すごく傷つくよ。ああ、元カノは俺がやりすぎだから別れたんだ。もう、俺って愛されないんだね……」

え?やりすぎで別れた?

この別れの理由に私は呆然としたが、和幸の悲しそうな様子は演技には見えなかった。さっきは確かに彼の傷口に塩を塗ってしまったようだ。

罪悪感から、私は慰めた。「それはあの子があなたの良さを分かっていなかったのよ。あなたのような有能な子なら、きっと多くの女の子に好まれるわ」

「本当?」和幸の目が再び輝いた。

「本当よ」

しかし和幸は何かを思い出したのか、また落ち込んだ。

「お姉ちゃんは嘘ついてるんだろ。もし、もしお姉ちゃんが確かめてくれるなら別だけど」

私は彼の罠に気づかず、ぼんやりとうなずいた。

次の瞬間、温かいものが薄いスカート越しに押し当てられた。

私は驚きの声を上げた。

和幸はスカート越しに何度も押し当て、手も私の胸を揉み始めた。かなり強い力で。

私は少し不安になった。

「授業がここまでになるとは言ってないわ」

「でもお姉ちゃん、生徒を苦しめたら、解決してあげるべきじゃない?」

「手でしてあげるわ」

「ダメだ。俺は特殊体質だ、お姉ちゃんが手でしても解決できない。むしろもっと辛くなるだけだ」

私は下を向いて確認した。彼の言うことは正しいと思い、心が折れた。

和幸はますます大胆になり、キスをしながら私の体を弄り始めた。

私はエッチな気持ちに火がつき、「もっと……もっと」と心の中で叫んでいた。

ピアノは、私たちの動きに合わせてさらに多くの音を鳴らし、その音が、理性を少しずつ掻き乱していった。

和幸が私の下着を下ろそうとした瞬間、突然携帯が鳴った。

驚いて取り出すと、なんと旦那からのビデオ通話だった。

その時、旦那からのメッセージに気づいた。「仕事終わったら、俺のエッチな美雪ちゃんを甘やかしてやる」

私は
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