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揺れる馬の背中と背徳の蜜

揺れる馬の背中と背徳の蜜

作家:  涼木完了
言語: Japanese
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概要

パッション

スカッと

男性視点

若妻

変態

R18+

誘惑/色仕掛け

ロマンチックな出会い

「馬に乗る気分は、最高だろ?」 激しく上下に揺れる馬の背の上に、俺は親友の若くて可愛い妻の細い腰をしっかりと抱き寄せていた。風を切って走るたび、彼女の短いスカートの裾が絶え間なくめくれ上がっている。 その親友は、すぐ近くのクラブハウスの中で、夢中になってカードゲームに熱中していた。 だが俺は、あいつのすぐそばの屋外で、あいつが自慢している若く美しい妻と密着し、激しく馬を乗りこなしている……

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第1話

第1話

桜井萌(さくらい もえ)は、小柄で愛らしい顔立ちには不釣り合いなほど、豊かなバストの持ち主だった。

そして、俺、遠野健(とおの けん)の親友である高橋剛(たかはし つよし)の妻でもある。

彼女は普段から、目のやり場に困るような短いスカートを好んではいていた。

あどけない顔立ちと、雪のように白い肌、そしてはち切れんばかりの柔らかな曲線。いつもの集まりでも、彼女は男たちにとって格好のからかいの的だった。

もちろん、誰もが頭の中で彼女を押し倒す妄想を抱いていた。あの華奢な体が自分たちの激しい欲望に耐えられるのかと、下劣な想像を膨らませていたのだ。

だが、剛はそれを不快に思うどころか、むしろ誇らしげだった。

一つには、男たちのからかいが冗談の域を出ておらず、萌自身も顔を赤らめるだけで決して怒らなかったからだ。

そしてもう一つ、剛は「みんなが羨むようないい女を妻にしている自分」に酔いしれていた。彼女の存在そのものが、彼の見栄を存分に満たしていたのだ。

だが、剛の知らない事実が一つある――俺は本気で萌を狙っていた。

親友から女を奪うという背徳感よりも、彼女と二人きりになりたいというどす黒い欲望が勝っていた。

あの甘い匂いを嗅ぎながらきつく抱きしめたい。その短いスカートの奥に隠された秘密を暴きたい。

幸いなことに、萌はカードゲームに興味がなく、他人のプレイを見るのも好きではなかった。だから彼女がこのクラブハウスに来るたび、俺は巧妙に二人きりになる機会を作り出してきた。

少しずつ、萌と俺の距離は、他の男たちよりも確実に縮まっていた。

今日は月曜日。いつもの集まりの日であり、俺が待ち焦がれた萌に会える日だ。

クラブハウスのテーブルでは、すでに男たちがカードゲームに熱中している。彼らの恋人や妻たちは、横で適当に眺めているか、スマホをいじっていた。

萌だけが、所在なげに周囲を見回している。明らかに退屈そうだ。

俺は素早く立ち上がった。

「今日は馬術のレッスンがあるから、ちょっと準備してくる」

誰も気にも留めない。皆、手元のカードで頭がいっぱいだ。

萌だけが顔を上げ、期待を込めたような目で俺を見た。

「誰か見に来るか?ついでに馬に乗せてやってもいいぞ」

「私!見に行きたい。ここ、すごく退屈なんだもん」

萌が勢いよく立ち上がった。彼女の無邪気な性格を知っている男たちは、特に疑問も抱かずにカードへ目を落としている。

「じゃあ一緒に行こう」

俺が顎でしゃくると、萌は嬉しそうに小走りでついてきた。

萌が前を歩く。

彼女の歩幅に合わせて、豊かなヒップラインが短いスカートの裾を揺らしている。

俺の視線は、その艶めかしい動きに釘付けになっていた。あの薄い布切れの下に、どんな秘密が隠されているのか。こんなに可愛い女は、どんなものを好んで身につけているのか。

「健さん、馬に乗るのって楽しい?」

不意に萌が振り返り、俺の答えを期待しているようだ。

「ああ、最高だよ。風を切って走る感覚はたまらない。後で教えてあげるよ」

俺の口角が自然と上がる。彼女の方から食いついてきてくれたのだ。馬の背の上で、その無防備な姿をじっくりと堪能してやる!

俺は手際よく二人乗りの鞍を取り付け、赤茶色の大きな馬を萌のそばへと引いてきた。

「わあ!こんなに近くで見るの初めて!すごく大きいね!」

萌の瞳がキラキラと輝いている。

「ほら、乗せてあげるから試してみな」

俺は萌の手を引き、馬の側面のあぶみの位置まで連れて行った。彼女が躊躇する隙を与えず、その細い左足首を掴んであぶみに乗せる。

「け、健さん!私、まだ心の準備が……」

「右足で地面を蹴って、左足で踏み込む!ほら、上がって!」

言うが早いか、俺は彼女の柔らかなお尻を下から手のひらで押し上げ、半ば無理やりあぶみの上に立たせた。

薄いスカートの生地越しに、弾力のある滑らかな感触が手のひらに伝わってくる。胸だけでなく、女性らしい曲線美も申し分ない。

そのまま彼女の右脚を持ち上げ、馬の背を跨がせて鞍に座らせた。跨がった瞬間、短いスカートの裾が大きくめくれ上がる。

視界に飛び込んできたのは、わずかな面積しかない白い下着。

雪のように白い肌が、俺の目の前に無防備に晒された。その際どいデザインは、彼女のあどけなさとはあまりにも不釣り合いだった。

――理性が吹き飛びそうだ。
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8 チャプター
第1話
桜井萌(さくらい もえ)は、小柄で愛らしい顔立ちには不釣り合いなほど、豊かなバストの持ち主だった。そして、俺、遠野健(とおの けん)の親友である高橋剛(たかはし つよし)の妻でもある。彼女は普段から、目のやり場に困るような短いスカートを好んではいていた。あどけない顔立ちと、雪のように白い肌、そしてはち切れんばかりの柔らかな曲線。いつもの集まりでも、彼女は男たちにとって格好のからかいの的だった。もちろん、誰もが頭の中で彼女を押し倒す妄想を抱いていた。あの華奢な体が自分たちの激しい欲望に耐えられるのかと、下劣な想像を膨らませていたのだ。だが、剛はそれを不快に思うどころか、むしろ誇らしげだった。一つには、男たちのからかいが冗談の域を出ておらず、萌自身も顔を赤らめるだけで決して怒らなかったからだ。そしてもう一つ、剛は「みんなが羨むようないい女を妻にしている自分」に酔いしれていた。彼女の存在そのものが、彼の見栄を存分に満たしていたのだ。だが、剛の知らない事実が一つある――俺は本気で萌を狙っていた。親友から女を奪うという背徳感よりも、彼女と二人きりになりたいというどす黒い欲望が勝っていた。あの甘い匂いを嗅ぎながらきつく抱きしめたい。その短いスカートの奥に隠された秘密を暴きたい。幸いなことに、萌はカードゲームに興味がなく、他人のプレイを見るのも好きではなかった。だから彼女がこのクラブハウスに来るたび、俺は巧妙に二人きりになる機会を作り出してきた。少しずつ、萌と俺の距離は、他の男たちよりも確実に縮まっていた。今日は月曜日。いつもの集まりの日であり、俺が待ち焦がれた萌に会える日だ。クラブハウスのテーブルでは、すでに男たちがカードゲームに熱中している。彼らの恋人や妻たちは、横で適当に眺めているか、スマホをいじっていた。萌だけが、所在なげに周囲を見回している。明らかに退屈そうだ。俺は素早く立ち上がった。「今日は馬術のレッスンがあるから、ちょっと準備してくる」誰も気にも留めない。皆、手元のカードで頭がいっぱいだ。萌だけが顔を上げ、期待を込めたような目で俺を見た。「誰か見に来るか?ついでに馬に乗せてやってもいいぞ」「私!見に行きたい。ここ、すごく退屈なんだもん」萌が勢いよく立ち上がった。彼女の無邪気な性格
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第2話
「ブルルルッ!」赤茶色の大きな馬が再び鼻を鳴らし、落ち着きなくその場で足踏みをした。「きゃっ!健さん、支えて!」萌の甲高い悲鳴が、俺を現実に引き戻した。そうだ。極上の獲物は今、目の前で身をすくませている。行動を起こさない手はない。「大丈夫だ。俺が手綱を引いてるから。ほら、少し歩かせてみよう」俺は馬の側面につき、手綱を引きながらゆっくりと馬道を歩き始めた。馬は外の空気に興奮したのか、蹄で地面を蹴り、小刻みに上下に揺れながら小走りを始める。「ああっ……!健さん、怖い!」「怖がらないで。俺が教えてあげる」俺は手綱を握ったまま、左足を後ろのあぶみに掛け、力強く地面を蹴った。身を翻し、萌の後ろの鞍へと滑り込む。二人乗りの鞍とはいえ、親子用のためサイズは小さい。俺が座った瞬間、二人の体は隙間なく密着した。萌の体温と、甘く熟れた果実のような香水が、夜の冷たい空気と混ざり合って俺の鼻腔をくすぐる。何より、彼女の豊かな丸みが、俺の下腹部にぴったりと押し付けられていた。薄いスカートの生地越しに伝わってくる、驚くほどの熱と弾力。俺は息を呑んだ。萌は事態が飲み込めていないのか、体を強張らせている。俺の胸に背中を預けることもできず、かといってどうすればいいのか分からない様子だ。「萌、手綱を握って。俺が教えるから」俺は両腕で萌の華奢な体を包み込むようにし、彼女の手の上に自分の手を重ねて手綱を握らせた。そして、そのままグッと手綱を下に引く。それを合図と受け取ったのか、馬は嬉しそうにいななき、速度を上げて走り出した。「萌、どうだ?スリルがあるだろう?」風が耳元で唸る中、俺は萌のうなじに顔を近づけ、大きな声で言った。「うん!健さんが……健さんがいてくれるから、あんまり怖くない。馬に乗るの、すっごくドキドキする!」萌は前方の景色と、初めて馬に乗るという新鮮な体験に夢中になっている。二人の密着した下半身が、馬の上下運動に合わせて絶え間なく擦れ合っていることなど、全く気付いていないようだ。ずっと手に入れたかった女を腕の中に抱き込み、馬が跳ねるたびに、彼女の豊かな双丘が俺の熱を帯びた中心を打ち据えてくる。前後の激しい摩擦。俺の下腹部で燻る熱の塊は、抗いがたい本能に従って、ゆっくりと、しかし確実に硬度を増していった。
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第3話
萌はついに抗うことをやめた。荒い息を吐きながら、すっかり骨抜きにされたように俺の胸へと力なく寄りかかってくる。「健さん……優しくしてね……」俺の片手は、まだ少し幼さを残す彼女の柔らかな膨らみを弄り、その中心にある蕾を執拗に甘噛みするように摘み上げていた。もう一方の手は、滑らかな曲線をなぞり、熱を帯びた柔らかな隠れ処へと辿り着く。すでにたっぷりと濡れそぼった柔らかな花びらをそっと押し開き、熱くきつく締まった奥へと指を滑り込ませた。馬の揺れに合わせて、ゆっくりと前後に動かし、彼女の準備を促す。「あっ、健さん……そこ……むずむずする……ああっ……!」萌の奥からは、とめどなく熱い雫が溢れ出し、俺の指を濡らしていく。彼女はきつく目を閉じ、馬の背の上で小さく弾むように腰をくねらせた。俺は、萌の白く細いうなじにねっとりと舌を這わせた。胸を弄っていた右手を離し、彼女の豊かな丸みをしっかりと掴んで身を寄せた。左手で自身の張り裂けそうな昂ぶりを誘導し、馬が上下に揺れるタイミングに合わせて、熱を持った入り口へと押し当てる。「入るぞ」狭く熱い最奥にきつく締め付けられる快感に顔を歪めながら、俺は腕の中の女へと深く突き入れた。萌は声を殺すように、俺の首元に顔を深く埋めた。今夜ずっと抑え込んでいた欲望が、ついに決壊した。十分に濡れそぼった柔らかな奥へと、俺の熱が一気に滑り込んでいく。姿勢の制限もあり、完全に奥深くまでは届いていないが、それでも彼女を極限まで満たすには十分だった。下腹部から突き上げるような強烈な快感に、俺の中から「優しくする」という理性は完全に消え去っていた。両手で彼女の膝裏を掴み、手前に強く引き寄せる。彼女の背中が、馬の背に近づくほど深く沈み込む。直後、馬の不規則な揺れに合わせて、嵐のような激しい律動が始まった。浅く引き抜いては、再び最深部へと強く打ちつける。柔らかな内側が俺の激しい動きに合わせて乱れ、たっぷりと溢れ出た雫が飛沫を上げて、二人の重なり合う部分をぐっしょりと濡らしていく。萌は、この容赦のない蹂躙に耐えきれなかったようだ。快感に意識を飛ばしかけ、艶やかな唇からは甘い唾液をだらしなくこぼしながら、両手で俺の肩を必死に掴んでいる。「あっ……ああっ……ああっ……健さん……だめ……ああっ……優しくして
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第4話
「健さん、亮さん、お願いだから剛をちゃんと説得して!剛、最近なんだかおかしいの。狂ったみたいに、しょっちゅう変な場所に遊びに行ってて……!」俺の家のリビングで、萌はポロポロと大粒の涙をこぼしていた。集まっていた亮やほかの友人たちは、その涙にすっかり当てられていた。俺たちは拳を固く握りしめ、今すぐにでも剛を引きずり出して殴り飛ばしてやりたいという怒りを露わにしている。以前から、遊び好きな連中を狙って違法なギャンブルの場を設け、カモを騙し込んで身ぐるみ剥がすという詐欺まがいの手口があることは、俺たちも耳にしていた。この問題を根本から解決するには、その違法ギャンブルの元締めを潰すしかない。そうしなければ、剛は絶対に目を覚まさないだろう。俺たちは顔を突き合わせ、入念に計画を練った。そして、剛を電話で呼び出した。「おい、このクソ野郎。最近全然顔出さねえじゃねえか。一体どこで何やってんだよ!」待ち合わせの居酒屋に現れた剛に対し、まずは佐藤亮(さとう りょう)が先制攻撃を仕掛けた。剛が正直に吐くかどうか、カマをかける。「いやあ……お前らからいつも勝ってばっかりじゃ悪いだろ?俺たち親友なんだから、お前らの財布ばっか当てにするわけにはいかねえしな」剛は引きつった笑いを浮かべた。その視線はあちこちを泳いでおり、明らかに後ろめたさを抱えているのが分かる。「ふざけんな!俺たちが手加減してやってるから勝ててるだけだろうが!お前のそのクソみたいな運じゃ、普通にやったらパンツまで巻き上げられるぞ!」亮はさらに言葉を畳み掛ける。どうしても剛自身の口から、あの場所のことを吐かせなければならない。「おいおい、言うじゃねえか。そこまで言うなら、今度俺がお前らに本物のヒリつく勝負ってやつを教えてやるよ! 一晩で何十万、何百万の勝ち負けなんて、ザラにあるんだぜ!」「でかい口叩くな。俺が知らない勝負なんてあるかよ。いいから教えろ。どこだ、俺にも勝たせろ」俺が亮に目配せをする。亮はそれを受けて、さらに剛を煽り続けた。「まあ、やめとけ。俺の腕でも、あそこじゃ負けっぱなしなんだからよ」剛にはまだ、わずかばかりの良心が残っていたようだ。親友たちを泥沼に引きずり込むことだけは避けたいらしい。しかし、彼自身がすでにその泥沼の底から抜け出せなくなっている。
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第5話
部屋の中はタバコの煙が充満し、ひどく淀んでいた。いくつかのテーブルに数十人の男たちが群がり、血走った目で大声を上げながらポーカーやバカラ、ブラックジャックに興じている。「一階はカード、二階はルーレットだ。遊びたいなら何でもある。まずはあそこでチップに換えな。帰りに現金に戻す時、場所代として一割引かせてもらうからな」案内役の男が、入り口の脇にあるテーブルを顎でしゃくった。そこが換金所のようだ。「三階には絶対に行くなよ。あそこはレートが桁違いだ。お前らの持ってる端金じゃ、テーブルにつくことすらできねえからな」男はそう威圧的に言い残すと、別の客を迎えに行くためか、再び外へ出て行った。「行くぞ。まずはチップに換えるんだ」剛は俺の「凄腕」をすっかり信じ込んでいるのか、両手をこすり合わせながら今にも飛び出していきそうな様子だ。俺は振り返って亮とほかの友人たちと無言で視線を交わし、現金が詰まったバッグを提げて換金所のテーブルへと歩を進めた。安っぽいプラスチックのチップが袋に詰められ、目の前に押し出される。いよいよ、今夜のミッションの始まりだ。「健、お前は何が得意なんだよ?まずは小手調べといこうぜ」「俺はルーレットが得意なんだ。二階に行こう」実際には、俺にギャンブルの技術など何一つない。一階の様子をざっと見渡し、三、四十人もの人間がいるのを確認しただけだ。ここには、逮捕されるべきカモが山ほどいる。剛を引き連れて二階へ上がる階段の途中で、俺は上着のポケットの中で、発信機のボタンを一定のリズムで押し続けた。二階には四つの個室があり、それぞれでルーレットの台が置かれていた。しかし、どの卓もすでに人だかりができており、俺たちは後ろに立って見ていることしかできない。十分ほど経った頃、俺は三階へ上がろうとしたが、階段の前に立つ腕に刺青を入れた男に止められた。腕にVIPのスタンプがない者は上へは行けないらしい。俺はわざとらしく舌打ちをし、仲間たちを引き連れて再び一階へと戻った。そして、他人がプレイしているのをただ意味もなく眺め続けた。「おい健、一体何を遊ぶつもりなんだよ!見てるだけじゃ一銭も増えねえだろ!」俺が勝ち分を取り戻してくれると焦って待っている剛が、頭を掻きむしりながら文句を言ってきた。その時、換金所の男が隣にい
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第6話
「いいか、俺たちはそれぞれ二百万ずつ持ってここに来た。分かったな、剛!」俺は剛の耳元で、低く押し殺した声で怒鳴るように言い聞かせた。剛がその言葉の意味を理解し、返事をする暇もなく、重い扉が大きな音を立てて蹴り破られた。制服姿の警官たちが、雪崩を打って部屋の中へとなだれ込んでくる。「刑事さん、ここです!」俺は、チップが詰まった袋を高く掲げて叫んだ。警察署の取調室。俺たちは事前に打ち合わせていた通り、「四人で合計八百万円を持ち込んだ」と一貫して主張し、警察もその通りに調書に記録した。俺がここまで強気に虚偽の申告ができたのには、明確な理由がある。あの違法カジノには、確実に運営側のサクラが混ざっていたはずだ。彼らの手元にあるチップは過去に勝った分であり、今回客が持ち込んだ現金とは計算が合わない。カジノの運営側は、罪を軽くするために被害総額を少なく申告することはあっても、絶対に多く申告することはない。それに、情報提供者である俺たちの証言を、警察が優先的に信じるのは当然の理屈だった。数日後。押収された現金のうち、被害金としての返還手続きを終え、警察署から出てきた俺たちの手には、ずっしりと重い現金があった。皆、口元が緩みっぱなしで、笑いを堪えきれない様子だ。剛がこれまでに失った額を完全に埋め合わせるには至らないだろうが、それでもかなりの損失を取り戻すことができたのは間違いない。「もう何も言うなよ、健!お前は今日から俺の本当の兄貴だ!亮たちも、お前らは可愛い弟たちだ!」剛は興奮冷めやらぬ様子で、俺の肩をバンバンと叩いた。「ふざけんな!どさくさに紛れて俺たちを弟扱いすんじゃねえよ!」亮が笑いながら剛の背中を小突く。そして、また月曜日がやってきた。俺たちは、いつものようにクラブハウスに集まっていた。「健さん、私、馬に乗りたいな」テーブルで懲りずにポーカーに興じている剛を尻目に、萌がニコニコと笑いながら俺に近づいてきた。俺は彼女の無邪気な笑顔を見て、小さく片方の口角を上げた。「今日は馬はやめとこう。代わりに、ドライブに連れてってやるよ」俺の車が、郊外の道を滑るように走り出した。あえて少し乱暴にアクセルを踏み込む。もともと助手席で浅く腰掛けていた萌は、車の急な加速でバランスを崩し
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第7話
突然の刺激に、俺は思わず息を呑んだ。視線を下に向ける。助手席で丸まっていた萌が、いつの間にか身を乗り出していた。彼女は薄紅色の舌を少しだけ覗かせ、俺の剥き出しになった熱の先端を、甘える子猫のようにペロペロと舐め回している。極上の美人が自ら奉仕してくれるというのだ。拒む理由などどこにもない。俺は片手でハンドルを握ったまま、前方の道路に視線を戻した。萌は右手で俺の昂ぶりの根元を握り、ゆっくりと数回しごいた。そして、小さな口をいっぱいに開け、限界まで膨張した先端をパクリと咥え込む。頬を内側にすぼめ、唇できつく締め付けながら、彼女の頭が前後に動き始めた。柔らかな粘膜に包まれた熱が、出入りするたびに心地よい摩擦を生む。時折、彼女は少し無理をして、その硬い熱を喉の奥深くまで飲み込もうとした。デリケートな奥の粘膜が、先端をきつく擦り上げる。萌はすぐに気付いた。彼女が深く飲み込むたびに、俺が彼女の胸を揉む手にグッと力が入り、それが自分自身の胸の奥の疼きをさらに強く刺激する。そこで、彼女は他のやり方をやめ、ひたすら深く飲み込む動作だけを繰り返すようになった。息が続かなくなった時だけ、プハッと口を離して新鮮な空気を吸い込み、再び熱い硬さを喉の奥へと迎え入れる。「んちゅ……ちゅる……んぐっ……」萌の口元から、卑猥で湿り気のある水音が絶え間なく漏れ出し、車内に響き渡る。俺の理性は、もはや限界に達していた。車を人気の少ない路肩に停め、エンジンを切る。運転席から助手席へと身を乗り出し、萌の体をシートの上に押し倒した。彼女の体を左側へと少し傾けさせる。「もっと可愛い声で鳴いてみろ。そうしたら、たっぷり可愛がってやる」「お兄ちゃん……」「だめだ。もっと甘えろ」俺は萌の鼻先を指で軽く弾いた。「じゃあ、なんて呼べばいいの……?もう、我慢できないよ……」俺はニヤリと意地悪く口角を上げた。「『パパ』って呼んでみろ」「えっ……!?」萌は驚いたように目を丸くしたが、すぐに俺の顔を見上げ、その頬にチュッと唇を寄せた。「パパ……お願い、娘を可愛がって……もう、おかしくなっちゃいそう……」彼女の耳元で囁くような甘い媚態が、俺の背徳的な興奮を一気に頂点へと跳ね上げた。俺は萌の唇を塞ぎ、二人の舌が激しく絡み合う。両手
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第8話
「ああっ……あっ……ああっ……」萌はもう、言葉にならない声を上げてただ喘ぐことしかできなかった。俺は彼女の右脚を高く抱え込み、空いた左手を前に伸ばして、激しく揺れる柔らかな膨らみを乱暴に揉みしだく。「いい子だ。パパにたっぷりと可愛がられて、気持ちいいか?」「気持ちいい……あっ……すごくいい……こんなに奥まで……ああっ……!」彼女のあられもない嬌声を聞き、俺はさらに狂ったように腰を打ち付けた。「可愛い娘だ。パパの硬くて熱いのは、大きくて太いか?」「太い……すごく太いよ……パパの大きいやつ……ああっ……あっ……ああっ……またいく……またおかしくなっちゃう……!」萌はもはや無意識のうちに、甘く卑猥な言葉を叫び続けていた。俺はさらに数十回、死に物狂いで最深部へと打ち込み続け、ついに彼女の柔らかな奥深くで、熱い衝動を全て吐き出した。その後、俺は萌を助手席に残し、彼女が一人で絶頂の余韻に浸るのを静かに見守っていた。やがて我に返った萌が、乱れた衣服を整えるのを待ってから、俺はゆっくりと車を走らせ、クラブハウスへと戻った。クラブハウスでは、剛や亮たちが相変わらずカードゲームに興じていた。戻ってきた俺たち二人に疑いの目を向ける者は誰もいない。剛は、相変わらず誰よりも大きな声で笑っていた。その夜、剛のSNSには一枚の写真がアップされた。彼は萌の肩を抱き寄せ、カメラに向かって酒のグラスを掲げている。キャプションには【人生、楽しんだもん勝ち!】と書かれていた。写真の中の萌は、目尻を三日月のように曲げて可愛らしく笑っている。つい数時間前、彼女が車の中で、俺の背中に爪を立てて狂ったように泣き叫んでいたことなど、この笑顔から想像できる者は世界中に一人もいないだろう。この日を境に、俺は萌との関係をこれ以上続けるのはマズいと感じ始めた。俺は集まりを避けるための口実を探すようになった。最初は「クラブハウスの改修工事があるから」。次は「馬の飼料が足りないから買い付けに行く」。しまいには「犬が風邪を引いた」という苦しい言い訳まで使った。剛からの着信は無視し、グループチャットでメンションされても、適当なスタンプを一つ返すだけで会話を終わらせた。ほかの仲間たちは、俺が仕事で忙しいのだと信じ込んでいた。しかし、勘の鋭い亮だけ
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