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第7話

Author: スモーキー
【三人称視点】

屋敷は完全に炎に包まれ、舐め回すような業火が通り道にあるすべてのものを焼き尽くしていった。

あのダミー人形が、イザベラの身代わりとなって火の海で「死んだ」のだ。

火の手が上がった直後、家政婦のマーガレット・ジマーは、イザベラがまだ部屋に閉じ込められていることを思い出した。しかし、ドンからは、彼女が閉じ込められている部屋には決して近づかないようにと厳命されていた。

それでも、火勢は制御不能になりつつあった。マーガレットはどうしていいか分からず焦り、最終的にヴィンチェンツォに電話をかける決断を下した。

電話が繋がるなり、彼女は泣き出しそうな声で叫んだ。「ドン・カースリー!屋敷が火事です、ものすごい炎で!マダムがまだ二階の寝室にいらっしゃるんです!」

「なんだって?屋敷が火事?どうして火なんか出たんだ?」

電話に出たのはヴィンチェンツォではなく、ファビアンだった。しかし、彼のすぐ横にいたクローディアが尋ねた。

「誰からの電話?何が火事なの?」

ファビアンは急いで状況を彼女に説明した。マーガレットの声はさらに切羽詰まっていた。「ああ、どうしましょう、マダムがま
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