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第409話

Penulis: かんもく
彼女は手を伸ばし、枕の下に手を入れて、ナイフを取り出した。

このナイフは、三郎が彼女が逃げるときに身を守るために渡してくれたものだった。

奏に救われたとき、彼女はこのナイフを握りしめていた。

本来、奏は彼女にこのナイフを返そうとした。

多分、彼女が自殺するのを恐れていたのだろう。

しかし、彼女は強硬に返してもらった。

手元に戻ってきてから、ずっと枕の下に置いていた。

このナイフは彼女の命を救ったものであり、特別な意味を持っていたので、彼女は持っていくつもりだった。

ただ、今夜、彼にこんなに侮辱されるとは思ってもみなかった。

彼女の自尊心は粉々に砕け、理性は完全に崩壊した。今、彼と共に死にたいだけだった!

彼を殺したら、自分も自殺する!

彼女は医学の天才で、どこを切れば彼が素早く死ぬかを知っていた!

ナイフをしっかり握りしめ、どの動脈を切るべきか考えていた。

彼女の目は彼の顔をじっと見つめていた。

外の薄明かりの中で、彼の端正な顔立ちがかすかに浮かび上がる。

彼は目を閉じて、ぐっすりと眠っていた。

彼の首は布団から出ていて、彼女の目を引いていた……

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