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第39話

Author: 雲間探
海斗が長墨ソフトを出た後、すぐに優里に電話をかけた。

「玲奈が長墨ソフトに入社したの?」

「うん」海斗は不思議に思った。「知らなかったの?」

玲奈が優里を追い出して、長墨ソフトに入れたんじゃないのか?

「知らなかった」

礼二が自分を雇わなかったのは、ただ玲奈の気を晴らすためだと思っていた。

玲奈が長墨ソフトに行ったってことは、藤田グループを辞めたってこと?

海斗は一瞬固まった。「じゃあ、前に言ってた個人的な理由って……」

優里は詳しく話したくなかった。「ただの私的な確執よ」

「でも……」

「どうしたの?」

誤解していたのだ。自分の退職のことは優里とは関係なかった。

そう思うと、海斗は思わず尋ねた。「玲奈の実力はどうなの?博士課程に合格してないって聞いたけど……」

「合格してないんじゃなくて、学部卒よ。修士すら行ってない」

「え?マジで?」

「うん」

ここまで話して、優里の口調は冷たくなった。

玲奈が藤田グループを辞める決断をするとは思わなかった。

でも、もっと意外だったのは、藤田グループを辞めた後、進学も考えずに、コネを使って他社に入るなんて……

視野が狭くて器が小さいというか。

「優
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Comments (4)
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退職したのに数日で戻ってくると思い込んでいるのもおかしいわ
goodnovel comment avatar
知らない?!気づかないって… それより離婚届?どうなる?
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岡田由美子
知らなかったんだ〜それに気づかなかったのにもびっくり
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