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第605話

Author: 雲間探
辰也が今晩来たのは、もちろん玲奈のためだ。

玲奈を見つけると、辰也の視線は彼女の顔に止まり、穏やかな声で言った。「久しぶりだね」

二人は先月、政府主催の企業代表者会議で会っていたばかりだ。

玲奈は、そんなに久しぶりとは思わなかったが、辰也がそう言うならと、笑顔で「久しぶりね」とだけ返した。

玲奈はまだ智昭と正式に離婚しておらず、彼女の顔には「ビジネスパートナー以上、友人未満」の感情しか見えないのだ。辰也は目を伏せて微笑み、彼女をあまり煩わせないよう、仕事の話だけに留め、他のことは一切口にしなかった。

玲奈はとても忙しく、辰也と少し話した後、礼二と一緒に立ち去り、他の人々と会話を始める。

辰也は玲奈の後ろ姿を眺め、しばらく視線を離さなかった。

玲奈は仕事の話に集中していて、優里たちのことを気にかける余裕などなかった。

しかし優里たちの注意力は、ほぼ完全に玲奈に向けられている。

礼二は今や引く手あまたの独身貴族で、会場には彼に近づきたい美女が数多くいるが、彼はほとんど誰にも近寄らせず、ほぼ常に玲奈と行動を共にしている。

結菜や美智子はそれを見て、心では何とも言えない気持
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Comments (81)
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Mari meow
にゃーさん、 そうですよね。 だいたい優里一族に肩入れしたところが人を観る目がない。 一流な経営者が恋人の一族、しかも妾腹、略奪、妻の異母妹? 手を出出さないよ。
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トラ子
nocccooさん 陽子さん いつもコメントありがとうございます... まだまだオチは遠そうですね。 コントの放置プレイはまだまだ繰り返されそう。 あまりにゲスい内容が続くから、 脳内で、吉本ばりに大げさに、遠山たちに会話させてみると、意外と楽しめることに気がつきました。 この一族の隣から、ツッコミが入ると、もっと楽しいのに。
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TAMAMI
陽子さん! 全然です! コメント弾かれまくってるんで、むしろ自分で何処でコメントしたか分からなくなって失礼してるかもですーww
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