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第21話「ひなた、消失」

ผู้เขียน: ReiN.
last update วันที่เผยแพร่: 2026-08-22 12:21:23

 ひなたが消えたのは、午後二時三十七分だった。

 その時刻が正確にわかるのは、家中にある十七台の観測機器が、ほぼ同時にエラーを吐いたからだ。昨日から続く情動共鳴光の解析中、ひなたはリビング中央に設置した簡易観測装置の前で腕を組んでいた。世界中で発生している光とYH-Modelの波形を比較するため、朝からずっとデータを眺めている。

 ユナはソファでノートパソコンを開き、その横顔を眺めていた。

「先生」

「なに」

「眉間」

「眉間?」

「今日ずっと難しい」

「顔の話?」

「顔の話」

 ひなたは無視してモニターへ戻った。画面には二本の波形が重なっている。一つは世界各地で観測された情動共鳴光。もう一つは、自分たちのBond Overflow。形はよく似ている。けれど、同じではない。

「世界中の発光現象に、YH-Modelと共通する周期がある」

「へぇ」

「ただし振幅は極端に小さい。昨日見た通り、フェロモンを介さない例もあるし、対象がその場に存在しないケースもある」

「うん」

「つまり――」

「先生」

「なに」

「私、たぶん今、論文の査読者みたいな顔してないよ」

「聞いて」

「聞いてるよ。半分
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