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第1130話

Author: 小春日和
「……」

真奈は小さくため息をつきながら、やんわりと言った。「立花社長が洛城でどれほどの影響力を持ってるかは、もちろん疑いようもないわ。でも……たまには判断を誤ることもあるでしょ?だから一緒に……」

「いーや、もういい!今回は俺がどうしても何か突き止めてやる!」

そう吐き捨てて、立花は踵を返し、そのまま書斎へと向かっていった。

真奈はその背中を呆れたように見送った。

立花が調査?

冗談じゃない、この洛城、立花が本気で動き出したら、街ごとひっくり返るわ。

そんな大騒ぎになれば、相手はすぐに気づいて、真っ先に洛城から逃げ出すに決まってる。

ダメ、絶対に立花に好き勝手やらせちゃいけない。

書斎の中では、馬場がすでに福本英明と福本陽子を客室に案内し終えたところだった。立花が戻ってくるのを見るなり、馬場はややためらいがちに声をかけた。「ボス……本当に、あの二人を泊めるんですか?」

「泊めとけ。どうせうちは客室に困らねぇしな」

立花はそう言い終えると、すぐさま命じた。「洛城にあるすべての企業や店舗、規模に関係なく、何の商売してようが関係ねぇ。うちと取引があるかどうかも関係ない
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