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第1206話

ผู้เขียน: 小春日和
「中井さん、どうぞ」

青山はすでに中井を促しており、中井もついに折れるしかなかった。「わかりました。大奥様と掛け合ってみます。瀬川さんと黒澤さん、ご同行願います」

同じ頃、冬城家の中では。

「何ですって?黒澤も来るですって?」

冬城おばあさんが電話を取った瞬間、顔色がみるみるうちに険しくなった。

かつてから黒澤はことごとく冬城家の邪魔をしてきた。あのバツイチの真奈を嫁にもらい、家の名に泥を塗られたのだ。冬城家が世間の笑いものになったのは、他でもない黒澤のせい。

そんな男を、どうして自分の家に入れなければならない?

「大奥様、どうか今はご辛抱を」

黒澤を門前払いにすれば、真奈との話し合いも水の泡になる。

その言葉に、冬城おばあさんは苦々しくも息を飲み、やがて低く呟いた。「……いいでしょう、真奈の勝ちだわ。通してあげなさい!」

そう言い残し、冬城おばあさんは電話をぷつりと切った。

冬城グループを再び冬城家の手に取り戻せるのなら――多少の屈辱など、何でもない。

「大奥様……」

大垣がそっと近づき、茶を一杯差し出した。「どうかお怒りをお鎮めください。奥……瀬川さんが戻
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