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第381話

Author: 小春日和
幸江はあきれたように目をむいて言った。「どっちもどっちじゃない?で、前回の白井の件は片付いたの?」

「何言ってんだよ。白井なんか、騒ぎ立てるほどの相手じゃないって。遼介なんか、見るのすら面倒がってたんだから」

幸江はどこか不機嫌な様子で、突然伊藤を足で蹴った。「ほんとにそうならいいけどね!」

伊藤は痛さに跳び上がった。「いてっ!おいおい、お嬢さん、なんで俺が蹴られなきゃいけないんだよ!」

冬城グループ本社。

真奈が本社に入ると、多くの人の注目を集めた。

「えっ、あれって瀬川家のお嬢様じゃない?何しに来たの?」

「まだわかんないの?前に瀬川のお嬢さんがうちの総裁とみんなの前で大ゲンカしてたでしょ?でも今は瀬川家が破産してるし、そりゃ総裁にすがりに来たってわけよ」

「プライド高いって思ってたけど、結局はこんなもんか。最後は元サヤ狙いってわけね」

……

そんな言葉が耳に入っても、真奈は一切聞こえないふりをした。

最近の報道では、瀬川家と冬城家の関係が険悪だと話題になっていた。そのうえ、今や瀬川家は破産。彼女が冬城グループに姿を現せば、注目されるのは当然のことだった。

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Comments (1)
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良香
今更なんだよなあ。 例えそうだとして、真奈ちゃんを放置しっぱなしは仮に政略結婚だとしてもないんじゃない???政略結婚、契約結婚だと思うなら、愛がなくても相手を思いやり、信頼を重ねる努力はしないといかんで。結婚は相手との生活の積み重ねやろがい。とにかくお前は勘違いさせてる事が罪だわ
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