朝の陽光が蒼人の自宅の窓を明るく照らし、カーテンの隙間から柔らかな光がリビングに差し込んでいた。蒼人は唯を祖母の家から連れ出し、電車とバスを乗り継いで自宅に到着した。2階建てのシンプルな家は、母が仕事で留守であり、静寂が2人だけの空間を作り出していた。玄関で靴を脱ぎ、蒼人はリュックを床に置き、唯に「ようこそ、俺の家だよ」と笑顔で迎えた。唯は少し緊張した面持ちで「兄ちゃんの家、広いね…」と呟き、素足で畳の上を歩いた。家中には木の香りと、母が淹れた残りのコーヒーのほのかな匂いが漂い、日常の温かさが感じられた。「ア:(母さんがいないから、思う存分できる…この欲望が抑えられない…)」「ユ:(兄ちゃんの家…何かされるかも…心臓がドキドキする…)」2人はリビングに腰を下ろし、ソファに並んで座った。蒼人は冷蔵庫からオレンジジュースを取り出し、唯にグラスを渡した。窓の外では近所の子供たちの笑い声が聞こえ、時折風がカーテンを揺らした。蒼人は唯の肩にそっと手を置き、首筋に指を這わせた。唯が「兄ちゃん…くすぐったい…」と小さく笑うと、蒼人は「ごめん、でも触りたい衝動が止まらない」と囁き、指を鎖骨まで滑らせた。唯の肌が温かく、蒼人の心拍が速まるのを感じた。午前中、2人は家でゆっくり過ごすことにした。蒼人はキッチンで簡単な昼食を用意し、唯はテレビを見ながらソファでくつろいだ。昼食はトーストとスクランブルエッグ、フルーツの盛り合わせで、2人はキッチンのカウンターで並んで食べた。唯が「兄ちゃん、料理上手だね」と褒めると、蒼人は「唯がここにいてくれるから、頑張れるよ」と答え、意味深な視線を送った。食後、蒼人は唯の手を握り、2階の自分の部屋へ誘った。部屋は整頓されており、ベッド、机、ポスターが貼られた壁が蒼人の個性を映し出していた。部屋に入ると、蒼人はドアを閉め、唯をベッドに座らせた。窓から差し込む光がカーテン越しに柔らかく、部屋に穏やかな雰囲気を運んだ。蒼人は唯の隣に座り、肩に腕を回して引き寄せた。唯の髪から漂うシャンプーの香りが蒼人の鼻をくすぐり、禁断の欲望が再び湧き上がった。蒼人の手が唯のTシャツの下に滑り込み、平坦な腹部を撫でると、唯が「兄ちゃん…また…?」と小さな声で尋ねた。
Last Updated : 2025-08-13 Read more