All Chapters of 名探偵シュウと秘密の校舎: Chapter 91 - Chapter 100

星見小学校の臨時司令室は、静かな緊張感に包まれていた。朝方、国際刑事警察機構（ICPO）の特殊部隊がモラヴィアの山岳地帯で『影の刃』のリーダー、ヴィクトル・ドゥシェクを捕獲し、事件は終盤に差し掛かっていた。シュウ、タクミ、ナツキは高校生探偵・湊と共に、司令室のモニターを通じてリーダーの尋問映像を見守っていた。窓の外では秋の気配が漂い始め、桜の木が穏やかな風に揺れていた。事件の全貌が明らかになる瞬間が近づき、4人の心は複雑な思いで満たされていた。「湊兄さん、ヴィクトルの尋問は進んでる？」 シュウがノートを手にしながら、モニターに目を向けた。タクミが隣で椅子に座り、 「お兄さん、リーダーが何を話すか楽しみだぜ！ 全てを白状させよう！」と気合を入れた。 ナツキは少し緊張した声で、 「でも…お兄さん、怖い顔してたよね…」と不安そうに呟いた。 湊はモニターの映像を確認し、落ち着いた声で言った。 「ICPOがプラハの施設で尋問中だ。ヴィクトルは頑強だが、証拠が揃ってる。そろそろ本音を漏らすはずだ。」 モニターに映し出されたのは、薄暗い尋問室。ヴィクトル・ドゥシェクは50代の屈強な男で、灰色の髪と鋭い目が印象的だった。ICPOの捜査官が厳しい口調で質問を始めた。 「ドゥシェク、なぜ日本でテロを計画した？ 桜の木や横浜、渋谷の攻撃の目的を話せ。」 ヴィクトルはしばらく黙っていたが、冷笑を浮かべて口を開いた。 「日本は私の復讐の舞台だ。30年前、モラヴィア内戦で国連が支援を約束しながら裏切った。その背後に日本政府がいた。経済支援を拒否し、私の家族を死に追いやった。」 シュウがノートにメモを取り、 「湊兄さん、復讐が動機だったんだ…桜の木は？」 湊は頷き、 「象徴だろう。桜は日本の平和のシンボルだ。破壊することで、政府に心理的打撃を与える狙いだった。」 タクミが目を細めて、 「お兄さん、家族の恨みって深いな。けど、子供たちを巻き込むのは許せないぜ！」 ナツキが震えながら、

星見小学校は、静かな雰囲気に包まれていた。桜の木の事件が解決し、校舎は再び生徒たちで賑わいを取り戻していた。シュウ、タクミ、ナツキは6年生として教室に戻り、日常が始まったばかりだった。窓から差し込む朝日が教室を明るく照らし、黒板には新しい授業の予定が書かれていた。しかし、校舎の片隅で奇妙な噂が広がり始めていた。男子児童が次々とパンツを隠されたり、奇妙なイタズラの被害に遭っているという噂だ。 「シュウ、今日からまた普通の学校だな。なんか嬉しいぜ。」 タクミがシュウの隣に座りながら、にこりと笑った。タクミの目はシュウを見つめ、内心では彼への好意を隠しきれていなかった。 シュウはノートを手に持つと、 「うん、でも…なんか変な感じがする。男子の誰かがパンツを隠されたって話、聞いた？」と興味津々に呟いた。シュウの心には、ほかの男児のパンツに対する好奇心がくすぶっていた。 ナツキは少し離れた席で、 「うん…トオルが泣いてたよ。体育の時間にパンツがなくなってて…変だよね。」と不安そうに言った。 3人は顔を見合わせ、教室のざわめきに耳を澄ました。トオルがロッカーの前で友達と話しているのが見え、彼の顔はまだ赤かった。シュウは目を細め、 「トオルのパンツ…どんなだったんだろう。調べてみる価値あるかも。」と独り言のように呟いた。タクミはそれに気づき、少し嫉妬めいた表情を浮かべたが、すぐに笑顔に戻った。 「シュウ、俺と一緒に調べようぜ！ イタズラ犯を捕まえるんだからさ。」 ナツキが首をかしげ、 「でも…誰がそんなことするの？ 怖いよ…」と呟いた。 その時、チャイムが鳴り、朝のホームルームが始まった。担任の先生が立って、 「最近、男子の間でパンツが紛失する事件が続いてる。皆、気をつけるように。分かったら手を挙げて。」と注意を促した。教室にざわめきが広がり、シュウは目を輝かせた。 「これはチャンスだ…。パン

星見小学校は、深い静寂に包まれていた。昨夜の音楽室での怪奇体験後、シュウ、タクミ、ナツキは夜も眠れず、早朝に学校に集まることを決めた。男子児童のパンツが消えるイタズラと、幽霊のような笑い声やピアノの自動演奏に遭遇したことで、3人はこの謎を放置できないと感じていた。校門にたどり着いた3人は、薄暗い朝焼けの中で校舎を見上げ、昨夜の恐怖を思い出した。校舎の窓からは冷たい風が漏れ、どこか不気味な気配が漂っていた。「シュウ、こんな早朝に集まるなんて…大丈夫か？」 タクミがシュウの隣に立ち、気遣うような声で話しかけた。タクミの目はシュウを優しく見つめ、彼への好意が自然と滲み出ていた。 シュウはノートを手に持つと、 「うん、昨夜のことが気になって…。あの音楽室のパンツ、もっと調べたい。どんなのがあったか、全部記録したいな。」と興奮気味に呟いた。シュウの心には、男子児童のパンツへの好奇心が再び燃え上がっていた。 ナツキは校舎の影を恐る恐る見ながら、 「でも…お兄さん、あの笑い声、また聞こえたらどうしよう…」と不安そうに言った。 3人は校舎の中へ入り、廊下の静けさに耳を澄ませた。昨夜の出来事が現実だったことを証明するように、更衣室や音楽室のドアがわずかに開いていた。シュウが提案した。 「まず先生に報告しよう。それから音楽室をもう一度調べる。パンツの行方が分かるかも。」 タクミが頷き、 「シュウ、俺が一緒に行くよ。怖いことがあっても、俺が守るからさ。」とシュウに寄り添った。タクミの心には、シュウを守りながら絆を深めたいという思いが強かった。 ナツキが少し勇気を振り絞り、 「うん…先生に言えば安心するよね。私も行く。」と呟いた。 3人は職員室へ向かい、早朝勤務中の担任の先生に昨夜の出来事を報告した。先生は驚いた顔で、 「パンツが消える？ しかも音楽室でそんなことが…。幽霊の噂は昔からあるが、最近増えてる気がする。警察に相談しようか。」と真剣に受け止めた。 シュウがノートを見せ、 「先生、水たまりや紙袋にパン

星見小学校は、静寂に包まれていた。昨夜、1935年の少年・太郎の霊を鎮める儀式が成功し、パンツ盗難事件が解決したことで、校舎に平和が戻ったかに見えた。しかし、その平穏は長くは続かず、新たな不安がシュウの耳に届き始めていた。早朝の薄暗い校門に集まったシュウ、タクミ、ナツキは、冷たい風に身を縮めながら、校舎の窓から漏れる不気味な気配を感じていた。桜の木が朝焼けに染まる中、3人の心には新たな事件の予感が広がっていた。「シュウ、こんな早朝にまた集まるなんて…何かあったのか？」 タクミがシュウの隣に立ち、気遣うような声で話しかけた。タクミの目はシュウを優しく見つめ、彼への好意が自然と滲み出ていた。昨夜の儀式後、シュウとの絆をさらに深めたいという思いが強まっていた。 シュウはノートを手に持つと、眠そうな目をこすりながら、 「うん、昨日トオルから聞いたんだ。校内で児童がストーカーされてるって…。誰かがずっと見てる感じがするとか。パンツやち〇こが見たいのかもな。」と真剣に呟いた。シュウの心には新たな好奇心が湧き上がり、特に男子児童のパンツやち〇こへの興味が抑えきれなかった。 ナツキは校舎の影を恐る恐る見ながら、 「シュウ、ストーカーって怖いよ。幽霊よりヤバいかも…」と不安そうに言った。ナツキの声は震え、昨夜の平和が一瞬で遠のいたように感じていた。 3人は校舎の中へ入り、廊下の静けさに足を進めた。昨夜の儀式で穏やかになったはずの校舎が、再び不気味な雰囲気を帯びているように思えた。シュウが提案した。 「まずトオルに話を聞いてみよう。ストーカーの詳細が分かれば、犯人が誰か探れるかも。パンツやち〇この情報も欲しいな。」 タクミが頷き、 「シュウ、俺も行くよ。ストーカーなら危ないから、俺が守るからさ。」とシュウに寄り添った。タクミの心には、シュウを守りながら彼との時間を増やしたいという強い思いがあった。 ナツキが少し躊躇いながら、 「シュウ、でも、ストーカーが近くにいたらどうしよう…」と呟いた。 3人は6年生の教室へ向かい、早朝に登校していたトオルを見つけ

星見小学校の近くの公園は、深い闇に包まれていた。前日の聞き込みで男子児童に対するわいせつ行為の噂が広がり、警察が捜査を続けている中、シュウは一人で現場を再調査しようと決意していた。タクミとナツキには内緒で、好奇心と男子児童のパンツやち〇こへの強い興味を抑えきれず、シュウは薄暗い公園へと足を踏み入れた。朝焼けがまだ訪れず、冷たい風が茂みを揺らし、木々の間から聞こえるわずかな物音が不気味な静寂を際立たせていた。シュウの小さな足音が地面に響き、夜の湿った空気が彼の頬を冷やした。シュウはノートと懐中電灯を手に、昨夜の足跡が残る茂みへと向かった。懐中電灯の弱い光が草を照らし、昨日のプラスチック袋の場所を思い出しながら慎重に進んだ。 「昨日は証拠が少なかった…。もっと詳しく調べれば、犯人の手がかりが掴めるかも。パンツやち〇この状況も気になるな。どんな感じだったんだろう…。」と独り言を呟きながら、茂みの奥を覗き込んだ。シュウの心には、男子児童の身体に対する強い好奇心が渦巻いており、危険を顧みない衝動が彼を駆り立てていた。ノートにはこれまでの事件の記録がびっしりと書き込まれ、興奮と緊張で手が少し震えていた。茂みの奥で、昨日見つけたプラスチック袋の近くに新たな足跡を発見した。土が湿っており、靴底の模様がはっきりと残っていた。シュウはしゃがみ込んで懐中電灯を近づけ、ノートに詳細を書き込んだ。 「これ…昨夜より新しい。犯人がまた来た証拠だ。ち〇こを狙ったのかも。サイズや形を確かめたいな…。」と興奮気味に呟きながら、足跡の深さを測るように指でなぞった。しかし、その瞬間、背後から微かな気配に気づく間もなく、黒い影がシュウに忍び寄っていた。シュウは茂みの奥に集中していたため、背後の気配を全く感じ取れなかった。突然、シュウの口元を左手のグローブをはめた大きな手が強く覆われ、息が詰まった。革の手袋の冷たい感触が唇に触れ、シュウは驚きと恐怖で身を固くした。同時に、右手がシュウのズボンに伸び、力任せにベルトを外され、ズボンと下着が一気に膝まで下ろされた。シュウは「んっ…！」と声を上げようとしたが、口を塞がれたまま抵抗できず、冷たい空気が下半身に触れた。 「何…！？ やめ…！」と頭の中で叫んだ