星見小学校は、朝焼けに染まり始めていた。昨夜、タクミがシュウの不在を心配して公園へ向かい、そのまま帰宅しなかったことを知ったナツキは、深い不安に駆られていた。タクミとシュウが連続で失踪したとの噂が学校中に広がり、ナツキは一人で担任の先生に助けを求める決意をした。校舎の窓から漏れる薄い光が、桜の木を淡く照らし、公園の方向からは不気味な静寂が漂っていた。時計の針が新たな一日を刻む中、ナツキの小さな背中には重い責任がのしかかっていた。「シュウとタクミ…どこにいるの…?」 ナツキは校門の前で震えながら呟き、昨夜の出来事を思い返していた。タクミが「シュウを探しに行く」と言い残して出かけた後、連絡が途絶えたことが頭を離れなかった。ナツキの心には不安と恐怖が渦巻き、涙がこぼれそうになるのを必死に堪えていた。ナツキは職員室へ駆け込み、担任の先生に状況を報告した。 「先生! シュウとタクミが昨日からいなくて…公園に行ったまま帰ってこないんです! 助けてください!」と慌てて訴えた。先生は驚いた顔で立ち上がり、 「ナツキ、落ち着いて。公園で何かあったのか? ストーカー事件の後だから、すぐに警察に連絡するよ。」と冷静に対応した。ナツキが涙を拭い、 「シュウ、怖がって…タクミも…お願いです、早く!」と懇願した。先生はすぐに警察に通報し、公園周辺の捜索が始まった。ナツキは先生と共に校門で待機し、警察のパトカーが到着するのをじっと見つめた。捜査官が現れ、 「児童の失踪か。昨夜のわいせつ行為の続発と関連がある可能性が高い。公園を重点的に調べる。」と指示を出し、特殊部隊が動いた。ナツキは不安げに、 「先生、シュウとタクミ…無事でいてほしい…」と呟いた。一方、公園の奥にある古びた倉庫では、シュウとタクミが依然としてロープで縛られた状態で意識を失っていた。倉庫の錆びた壁には湿気がこもり、薄暗い空間に冷たい空気が流れ込んでいた。シュウはM字開脚の姿勢で椅子に固定され、腫れ上がったち〇こが露わにされ、痛みと疲労で顔が歪んでいた。タクミも同様に縛られ、目を覚ましたばかりで状況を把握しようとしていた。 「シュウ…! 俺…何だこれ…!」
Last Updated : 2025-10-15 Read more