「わかった」と彼は言う。 彼は立ち上がり、濡れたズボンを脱ぎ、石の上に置き去りにする。月の蒼白のなかで裸だ。彫刻のようで、紛れもない。彼は急がず、音もなく水に入る。泳いで私のほうへ来ない。歩く。水は腿を、腹を、胸を伝って昇る。漸進的で、不可避な侵食。 私は逃げない。縁に凭れたままでいる。彼が来るのを見ながら。心臓は再び打ち始めるが、それは鈍い、諦念の、準備のできた鼓動。 彼は数センチのところで止まる。水が私たちの身体のあいだで震動する。 「震えているな」と彼は気づく。 「寒さで」 彼は片手を上げ、指の背を私の腕に沿って滑らせる。皮膚は彼の接触の下で粟立つ。 「嘘だ。おまえは待機に震えている。図書室……それは良い考えだ、セリア。言葉たちが私たちを見つめるだろう」 彼は身をかがめ、私の両側に手を石の縁に置き、私に触れずに私を閉じ込める。彼の顔はすぐ近くにある。私は彼の息を、冷たい水と熱い肌の匂いを吸い込む。 「しかし今じゃない」と彼は囁く。「今は、出ろ。体を拭け。休め。図書室の戦いは、おまえが万全であることに値する」 彼は身を起こし、私の手を取り、水から上がるのを助ける。その仕草はほとんど慇懃だ。私は夜の空気のなかで激しく震える。彼は鉄の肘掛け椅子に置かれた大きなタオルを取り、私をそれで包む。彼は私を擦る。勢いよく。頭から脹脛まで。動物にするかのように。血が、熱く、痺れた手足に戻ってくる。 終わると、彼は素早く自分の体を拭き、それから再び私を腕に抱き上げる。私は脆いもの。絞られ、厚い綿に包まれたもの。 彼は私を寝室まで運び、大きなベッドの中央に下ろす。ナイトテーブルの小さなランプを灯す。灯りは柔らかく、橙色。彼は私の隣に横たわる。仰向けに。片腕を
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