セリア 恐れがついに到着する。白く純粋な恐れ。原初的な。それは私をその場に、ドアの近くに釘付けにする。私の背中は堅い木を探す。保護の幻想。 彼が立ち上がる。 椅子のきしりは沈黙のなかの叫びだ。彼は机を回り込む。彼の動きは恐ろしい流動性、捕食者のもの。彼の目にはもはや思考がない。ただ裸の、灼熱の意図だけ。 私の精神は「逃げろ」と叫ぶ。しかし私の身体は石だ。本棚の堅い本の背が肩甲骨に当たるのを感じるまで後退る。壁。出口はない。 彼は私に覆いかぶさる。 彼の両手が私の顔を掴む。手のひらは冷たく、指は鉄のやっとこ。彼は私を優しさなく、前置きなく動けなくする。私には彼の顔が見える。飢えによって歪められ、私がついに理解する飢えによって。これは優しさではない。欲望ですらない。私が想像したようなものではない。これは消費だ。絶滅だ。 そして彼の唇。 それらは私の唇の上に、息を奪う力で押し潰される。くちづけではないくちづけ。それは断言。何時間もの視線の、無言の緊張の暴力的な句読点。それは戦い。彼の唇は硬く、要求がましく、入り口を強要し、奪い、飲もうと求める。彼の味が私を満たす――コーヒー、冷たい怒り、そしてこの男性的で野生的な、もはや何の抑制もない精髄。 くぐもった音が私の喉に昇る。抗議? 恐れ? 服従? わからない。私の両手は、無力に、彼の胸と本の壁のあいだに閉じ込められている。それらが上がり、彼の胸に置かれるのを感じる。押し返すために。しかし力はそこにない。私の指は彼のシャツの布にしがみつく。難破者たちのように。 彼は私にのしかかる。彼の全身が一本の緊張の線。私の身体に対する無骨な熱。私はあらゆる筋肉、あらゆる骨、彼の欲望の明白さを感じる。硬く、腹に押しつけられて。恐怖は別の何かと混ざり合う。液体の裏切者の熱が血管に広が
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