Tous les chapitres de : Chapitre 21 - Chapitre 26

26

うれしいよ

「なるほど、スラピィが負けた、ね」 ここは通らないだろうなと思っていた道に相手が現れたことに関してはともかく。 あんなところを通ることができるんだ、相当な実力者だろうと心配していたことはそうなんだが。「いやぁ、なんというか。落ち着かせてくれないよね」 ルートAとBに関しての対応も終わって、一息ついていた気分を切り替えて立ち上がる。 色々驚きはあるし、思うところはあるが、ここで俺の前に立つってことは敵ということだ。 帰ってきたのは、カーラさんだった。 別所を映しているスラピィミラーの映像が消えてないってことは、生きているってことだが……まぁよくもやってくれたな。 どうやって目にもの見せてくれようか。 発情から手籠めにするくらいしか思い浮かばないが、村を出るときは効かなかったしどうするか。 ハルは帰ってくる皆の出迎えにいっている。超音波で呼べば来てくれるだろうが、うっとり状態で相手できるわけもないし……さて。「マスター、ミッションコンプリート。スラピィ、ただいま帰還いたしました」 なんて構えてみたものの、どうやらちょっと違うらしい。 いやそりゃ、捕獲完了したら帰りますって話だし? 目の前にいるのがカーラさんじゃなけりゃスラピィに違いないはずなんだけど。「あー……うん、お帰り、そんでありがとうさん。でも、ちょっと待ってくれスラピィ、俺は今混乱している」「待機命令受領。かしこまりました」 どういうことか、つまり。 カーラさんが自分のことをスラピィだと言って。 二足歩行で近寄ってきて目の前で両足をぴしりと揃えて気を付けしてるわけだ。 ……どういうことだってばさ。「困惑されていると判断。マスター、発言の許可を頂戴してよろしいでしょうか」「構わないよスラピィ……って、スラピィでいいんだよな?」「ありがとうございます。はい、スラピィはマスターのスラピィでございます」 喋れたの? なんて。 口をぱくぱくしながらアホ面してるだろう俺に向かって、自称スラピィは、くすりと笑った後。「スラピィの身体を薄く延ばし身体中へと張り巡らせ、この個体、カーラの身体制御を奪っております。一口で申し上げれば丸のみ状態にあると言えるでしょう、現在カーラの声帯を使用しこうして会話できております。マスターと直接言葉を交わせておりますこと、スラピィは、とても喜
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仕上げ

「き、貴様が……!」「招いた覚えもなければ、歓迎する気もないがよく来たな、アドバイン。今の気分はどうだ?」 ハーピーネスト、入口前の開けた場所。 山の天気は変わりやすいが、一時間前から快晴が続き、視界も良い。 そんな中、日光を反射するてかてかした趣味の悪い重鎧姿のアドバインが、指を震わせながら伸ばしてくる。「あぁ、認識阻害は使っていない。お前の屋敷からハーピーを奪ったのは俺で間違いないよ」「きさまぁっ!!」「あ、アドバイン様っ!!」 隣にいたのは討伐隊の指揮官だろうか。 10メートルは離れているというのに、駆けだそうとしたアドバインを押さえつけて宥めようとしている。 展開されている部隊の人数は15、16……18人ね。 ほかのヤツらは一番近い場所にある野営地の確保と、怪我人の治療にあたっている、か。「わ、ワシの! ワシのハーピーを! 返せっ! 貴様っ!」 あーあー目ぇ血走らせちゃってまぁ。 あの屋敷でハルを見せたのは失敗だったか? 完全に魅入られてる。「おいおい、そりゃ今この場で言うことじゃねぇだろうが。もうちょっとはらしいこと、言ってもらえねぇかな」「うるさいっ! ワシの! ワシのおっぱいを! メスを――ひっ!?」 喚くアドバインに向けて。「口の利き方に気を付けてくださいね? あと、私たちは皆、あなたのモノなんかではありませんし、なる予定もありません」「くっ……お下がりくださいアドバイン様! あれは、アレは! 先に確認したユニークモンスターの力を超えています!!」 俺の背後から現れた、ハルのウィングショットが放たれた。 威力は抜群……というか、刃のくせにアドバインの近くにあった岩が弾け飛んだ。「ハル」「申し訳ありません。出過ぎた真似を致しました」 ハルを制するように声をかければ、頭を下げた後しずしずと後ろに下がる。「……貴様、テイマーか?」 警戒しながら問うてくるのは指揮官さんだが。「さぁ? 俺にもわからないよ。でも、どうやらテイマーじゃあないらしい」 お前たちの言うテイマーではない、という意味でな。「何故、街を襲った」「襲った? 違うな、取り戻しに行っただけだ。害意は存在していたが、それ以上に家族を助けに行っただけ。その過程で確かに街へ被害は出ただろうが……先に仕掛けたのはお前たちの方だ。被害者面をした
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カーラ

 さて、問題のカーラさん。「くー……すー……」 流石にネストの中に余分なベッドやら寝具はないから、草木を布で纏めたものを敷き布団に、荷物を包んでいた布を掛け布団代わりに眠ってもらってる。 布が薄いもんで、カーラさんの胸先にあるぽっちが呼吸に合わせて上下しているのを見ると、なんともむらむらして大変だ。 というかアルエ様いわくの調査は、服ひん剥いて全裸でなきゃならなかったんですかね……一歩間違ったら凍死じゃないですか。 いやいや、問題はそこじゃない。 この人をどうするか、ってことだ。「ハルピュイアの生まれ変わり、ねぇ」 調査の結果は聞いた。 カーラさんは精霊契約の儀式で、祖先であるハルピュイアを降ろしたことに間違いはないらしい。 本当にハルピュイアの血を引いてる人間がいるんだなって、年寄の戯言が真実だったことに対する驚きが強い。 エリアキーパーだったハルピュイア、霊鳥だなんて言われているがモンスターに変わりはないわけで。 つまりは、モンスターと人間の間に子供ができて、脈々と血が受け継がれてきたということだ。 もしかしたら、エリアキーパー信仰ってのは、そういうことなのかもしれない、なんて。 ……いや、そんなことは今考えるべきことじゃない。「ダンジョンコア化する、か」 そんなカーラさんが持つ魔力は膨大で。 ダンジョンコアに問題なくできるなんて、妙なお墨付きをもらってしまった。 はっきり言って、渡りに船、棚からボタ餅だ。 レグニー山脈みたいな天然の要塞に難なく来られて、都合の良さそうなハーピーネストに案内されて。 ここをこのままダンジョンとして拡張できれば、難攻不落の高難易度ダンジョンマスターとして君臨できる可能性は高まる。 カーラさんを毒牙にかけることに抵抗もない。いや、ダンジョンマスターになると決めた以上、責任という名の下あってはならない。 確かに村一番の美人ってだけあって、お相手をと願う気持ちはあったが、スラピィやフォウ、ハルを抱いた後に見れば、何が何でもなんて気持ちは湧いてこない一面はあるが。 それ以上に、ここまでやっておいて、今更中途半端な選択肢を手に取るわけにはいかない。 それが犠牲の上に立つということだ。「生きたままの方が、出力はあがる。強力なコアにできる」 だから問題はどうやって生きたまま協力を取り付けるか
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コアを愛でる

「んんっ……れぇ、ん、ふ……♡ すご、いね♡ 男の人の、舌って、熱いんだ♡」「カーラのも、ねっとりして、柔らかくて、凄く熱いよ」「やぁ……♡」 なんとなく、だけど。「それに、凄く、気持ちがいい」「あ、ぅ♡ ボ、ボクも♡ だ、だから――んむっ♡ んちゅ♡ んれぇ♡ おいひ♡ でぃーた、くんの♡ おいひい♡」 人間を人間として抱くっていうのはこれが最初で最後になるんだろうな、なんて思う。 発情も、魅了も、魔法は一切使っていない。 なんならより深くキスを交わすために形状変化を試みたりもしていない。 カーラはこれを人間としての思い出といったが、俺自身にとってもそうだ。「んんっ♡ れろ、れぇ♡ んちゅ♡ んぶ♡ でぃーた、でぃーた♡ くぅん♡」 甘えるように舌を絡めてきて、気づけば俺もカーラを抱きしめていて。 性隷魔術に目覚めていなければ、もしかしたらなんとなくお互いに惹かれ合って、結ばれるなんて未来があったのかもしれない。「っぷぁ……未練、だな」「でぃーた、くん?」「なんでもないよ、カーラ。それよりも」「え? ……あっ♡」 背に回していた手をカーラの大きな尻肉に這わせる。「んん……♡ な、なんか、やらしい、ね?」「やらしいこと、してるんだよ」 ハリなんかはフォウの方がある。 カーラの尻は、揉むっていうよりは吸い込まれるとでもいうのか、手に吸い付いてくるような触り心地だ。「……むー」「な、なに?」「ほかの女のこと、考えたでしょ」「……ごめん」 デリカシーがなかったな。 女の勘ってやつは、やっぱり侮れないものらしい。「悪かったってば」「つーん。知らないもん」 特別な想いを寄せていたわけじゃなかったけど、可愛いじゃないか。 肌を重ねれば情が移るとはよく言ったものだよ。「カーラ。どうすれば、許してくれる?」「……じゃ、じゃあ、ね?」 ちらりと期待のこもった目を向けて、俺の耳元で小さく。 ――いっぱい、気持ちよくして? なんて、おねだりをしてくれた。「わかった、任せとけ」「や、優しくもだよ!? ボ、ボク、初めてなんだか――ひゃう♡」 是非、応えてしんぜよう。 尻をつかんでいた指を、尻肉の割れ目を肉壺にむけて這わせれば、カーラはくすぐったかったのか、それとも未知の感覚に驚いたのか背をのけ反らせた。「えう
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挑戦状

「あえっ!? あ、あー♡ あうぅ♡ あっ♡ ぱんぱんっ♡ しゅご♡ しゅごひよぅ♡」 バックから見ればやっぱりいいケツだと実感する。 フォウとは別の意味で腰の打ち付けがいのある、とでも言えばいいのか。 比べるのはデリカシーがない? そういうのはもう終わったんだよ。「んにゅっ♡ うえぁっ? あう♡ あうっ♡ あいっ♡」「さっきまで処女だったやつが、んなエロい腰振りすんなよ……なっ!」「んぃいぃいいっ♡♡♡」 べちんべちんと腰を突き込めば、ぷるりとケツ肉が波打って。 腰を引けば、離れたくないとでも言うかのように、膣肉がめくれるように引っ付いてくる。 イチモツの形状変化は既にやった。 普通にセックスしたからこそだろうが、今までで一番相手のツボに適応した形に出来たという自負がある。 それを証明するように。 今やもう、どう動こうがカーラの口から放たれるのは快楽に染まった声のみ。「も、もう♡ らめ♡ むり♡ むりだか、らぁ♡」「――発情」「ま゛っ♡ また♡ またきちゃったぁぁ゛ぁ゛♡」 絶頂を迎えれば発情をかけて、快楽から逃さない。「んぎゅっ♡ あえ♡ あえぇあぁ♡ し、しんじゃう♡ ぼ、く、もう♡ しんじゃう、よぅ゛♡」「あぁ、お前を殺すよ。堕とすと言っただろう? 人間と、きっちりさよならさせてやる」「んいぃい゛い゛ぃぃっ♡♡♡」 髪を引っ張って、仰け反った身体をそのままに。 ちらりと見える顔、その口からはだらしなく舌がてろりと出ていて。 俺はメスじゃないから、どれくらいの快楽に犯されているのかはわからないが。「おぉ゛ぉお゛ぉおっ!? らめっ♡ らめらえっ♡ しぬ♡ あたま、まっしろ♡ ばちばち♡ してぇ♡」 オスであっても得られるこの快感。 もう何度射精したか覚えていない。 というより、数えられない程無自覚に、無責任に子宮を白く汚している。 メスのほうが何倍ものモノだと聞いたことはあった。 それが真実であるなら、きっと俺なら耐えられないだろう。「――魅了」「う――ぁ♡」 耐えさせない。「あ、あ、あ――♡」 カーラは俺に対する感情を恋じゃないかもしれないと言った。 それはダメだ。 身体も、心も、ありとあらゆるこの女全てを俺のモノにする。「ふぎゅっ♡♡♡」「さぁ、カーラ? お前にとって俺は、何だ?」 
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魔人誕生

「皆、ハラは膨れたか?」「ぴっ! ……ぴ、ぴぃ?」「っ! ご、ご主人、様?」「ディータ、様?」 ネスト前でのバーベキューも終わったか、満足してもらえたならうれしいものだ。 結構カーラとの交わりは長い時間がかかったと思っていたけど、いいタイミングだったようだな。 いち早く俺が顔を出したことに気づいたスラピィ、フォウ、ハルの三人だが。 嬉しそうに顔を向けてきたものの、おかしいな? なんて首を傾げる。「食欲が満たされれば次は……なんて行きたいところだが、その前にやりたいことがある。フォウ、お前はマウンテンウルフたちを集めて俺の前に整列させろ。ハル、お前はハーピーたちをだ」「わ、わふっ! かしこまり、ましたっ」「は、はいっ! すぐにっ!」 慌てて駆け出す二人を見送る。 去り際、二人の頬が妙に赤くなっていたけど、なんでだろうね。「スラピィ」「ぴ、ぴぴっ」 ぴょんっと前まで来て、心なしか敬礼でもしているかのような。 ピシッとしてる雰囲気が伝わってくる。「そう固くなるなって。ほら、おいで」「ぴ……ぴぴー♡」 肩を叩けば一瞬躊躇した後飛び乗ってきて、やっぱりいつものマスターだ、なんて安心したように頬へ身体をこすりつけてきた。「ダンジョンを作るための準備が整ったんだ」「ぴっ」 眠っていたカーラだけども。 徐々に身体が透けていって、アルエいわくの精霊体へと変化していっている。 カーラが自分をダンジョンコアであると、頭でも心でも受け入れ定めた証拠だそうな。 今後、ダンジョンの中でしか生きられないし、基本的には触れること、触れられること叶わない精霊化している状態が常になる。 魔力を使えば一時的に実体は得られるが、半日くらいが限界で。 身も蓋もないことを言えば、俺とのセックスで魔力を補給するときのみ実体化できる。「スラピィ。俺はな、ダンジョンマスターになるよ」「ぴぴぃっ!」 はい、存じ上げております、だろうか。 同時に、心より喜び申し上げますって感じ。「同時に、な。スラピィ。魔人にもなろうと思う」「ぴ、ぴぃ?」 言わんとしていることが理解できない様子だけど。「人間でもない、モンスターでもない、その間に存在して、欲しいもの全てを手に収めようと思う」「ぴ――」 肩に乗っているスラピィの身体が、ふるりと一瞬、痺れたように震
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