ANMELDEN人生に一度だけ、15歳を迎えた時、精霊との契約に臨むことができ、成功すれば精霊術という魔法が使えるようになる中で、ディータはサキュバスと契約してしまい、セイ隷術を手に入れてしまう。 これを機にディータは考え、これからは自分に素直に人生を送ろうとした結果、世に蔓延る危険なモンスターを人間のように変化させることでできるようになりモンスター娘を侍らせるが、それがこの世界に住む人間たちから危険視されることとなってしまう。 これは、人よりちょっとスケベで特殊性癖を抱えた男の子が、ダンジョンでエッチなモンスターに囲まれて過ごせるようになるお話。
Mehr anzeigen「残念じゃがディータ。わしはお主を村の掟に従い追放せねばならん」
「……はい」
ですよねー!
なんて言いそうになる気持ちをぐっと堪えて神妙に返事をする。
「ディータよ。何故精霊術を村の者に向かって使おうとした?」
「……申し訳ありません、村長。それは、言えません」
手に入れた性隷術を試したかった、なんて口が裂けても言えないよね。
俺の返事を聞いて難しい顔をする村長。
もしかしたら、情状酌量の余地を探してくれようとしていたのかもしれない。「お主が理由もなく誰かを害そうとするわけがない。何か、理由があったのではないか?」
こういう時に普段の行いがモノを言うってもんなんだろう。
難しい顔のまま、気遣うような視線を向けられて何とも言えない気持ちになってしまうが、追放という決定は覆らないはず。「いえ、手に入れられた力に舞い上がり我を失ってしまった。それ以外に理由はありません」
いや本当に、それ以外理由はない。
ぶっちゃけた話、今までいわゆる良い子でいたのは、全ては精霊術を手に入れるためだけだ。
心の底から善行を積みたいとは思っていなかったし、善人であるべしなんて家訓もなければ意識だってない。 村長はそんな俺の見てくれを信じてくれていたというだけのこと。「信じられん……が、それ以外にはないとして欲しいということ、か」
何やら小声で唸っている村長には、騙して申し訳ないって気持ちがちょっとあるけれど。
しかし仕方のないことなんだ。
日頃の行い、ひいては心の清らかな者に精霊は力を貸す。だからそうしていた。
いや、心が清らかな者に見えるよう心がけていた。「わかった。どの道決定は覆せない、示しという意味でもじゃ。村からは明朝、出て行ってもらう」
「わかりました」
痺れかけていた足に力を入れて立ち上がる。
やっぱり変わらず向けられるのは気遣うような、心配げな視線のまま。ただそんな気持ちに対して、演技であっても応えられる俺じゃあなくなった。
もう善人面する理由がなくなったのだ。むしろ、これで良い子をし続けなくて良くなったなんて嬉しく思いすらする。
なんて薄らぼんやり考えている俺は控えめに言ってもクズなんだろう。
だから、ある意味必然だったのかもしれない。
「お世話に、なりました」
「……うむ、ハルピュイアの加護があらんことを、な」
精霊術ではなく。
性隷術、なんて力が手に入ったのは。 家に戻って旅支度、というか身辺整理という名の、村から出ていく準備をする。心の清さに関係があるかはわからないけど、清貧を心掛けていたせいか荷物は少ない。
丈夫な服と狩りに使っていた弓矢、後は獲物の解体に使っていたナイフに、日持ちするよう加工した食料くらい。「はぁ……」
清貧、清貧なぁ。
色々我慢していたっていう証拠でもあるのだ、この荷物の少なさは。 生憎両親は既に他界しているし、この村自体が貧しいこともあって、贅沢をしたくてもできなかったとも言う。結果、そんな現状をどうにかするための我慢は無駄になった。
精霊術師になって、力をつけて、都に上って美女に囲まれバラ色生活って未来は閉ざされた。自業自得とはいえため息が出るのも仕方ない。
「景気悪いわねぇ」
「……出ましたね、諸悪の根源」
ぱっと目の前に現れたヤツのせいで重たい肩が一層重くなった。
「ひどい言いぐさね? あたし何も悪いことしてないわ」
「はいはい、そうですとも。アルエ様は幼気なリビドーを刺激しただけですよね、わかってますよ」
俺の返事にニシシ笑いを浮かべたこいつは、アルエという精霊……いや、淫魔だ。
「でもでもあたしの見込んだ通りだよディータ。やっぱりあなたは最高よ」
「犯罪を犯した相手に最高とかよく言えますね」
手のひらサイズの身体で項垂れている俺の周りを飛び回られる。
妖精サイズとはいえ、このまま人間と同じ大きさまでスケールアップすれば絶世の美女と言えるだろう。
ツヤというよりは淫靡を感じさせるピンク色の髪をツインテールにしていて、黒いドレスのような服越しでもわかる形の良い胸が、動くたびにぷるんぷるんしてる。だからだろう、淫魔と言われてもすんなり納得できたのは。男の精を搾り取るに適したビジュアルをしている。
「それがいいのよ、そうだからいいの。きっかけ一つで禁忌を破る、良心のブレーキをぶち壊す。そんなあなたの魂に惹かれて、あたしはあなたと契約したのだから」
どう解釈してもあなたってば最低のクズね! としか聞こえないんだが?
しかも何か含んだものがあるような笑い方だ、あんまりいい気はしない。けどまぁ、そういうことなのだ。
人生に一度だけ、15歳を迎えた時、精霊との契約に臨むことができる。 実際に契約できる者は千人に一人くらいの割合で、契約できたものは精霊の力を魔法として行使できるようになる。そんなもんだから、精霊術師は貴重な存在で。
契約できれば人生の勝者コースまっしぐらなのだ。だが。
「アルエ様? もう一度伺いますが、本当に俺は魔法が使えるようになったのですか?」
「使えたから防がれた、防がれたからバレた。そういうことよ」
どうせ契約できるわけもなし、記念受験とでもいうかのような雰囲気が漂っていた儀式。
神官に促され目を瞑ってみれば、暗闇の中見えたのは何やら文字が書かれたドラムロール。ぐるぐると回って、ゆっくりスピードを落としていくドラムロールを何とも言えない気持ちで眺めていれば、精霊の文字が止まりそうになって……ずるりとすべった。
「性隷術、ねぇ」
そして止まった文字は性隷の二文字だ。
なぁにこれと呆然としていれば次に現れたのがこの人……人? まぁ「何? 今更あたしの力を疑ってるの?」
「正直に言えば、はい」
「ぐ……まぁいいわ、失敗しちゃったもんね、許してあげる」
アルエ様はちっこい身体をふんぞり返らせて自分を精霊ではなく淫魔だと言った。
同時に、俺の身体に何かが流れ込んできた感触があった。その流れ込んできたものが魔法の力というのならばそうなんだろうが、生憎その効果は発揮されることなく終わってしまったから。
「あなたが今使える魔法は
「ええ、契約した時に聞きました。そして唆されもしました」
だからこそついつい勢いのまま、村一番の美少女に使ってしまったわけだが。
今になってよくよく考えれば、発情したとしてもその場で我慢して、後で別の男の所に行くってこともできるし、本当に迂闊な話だ。「気づいてると思うけど、発情の矛先を使用者に向けるって効果はないわ。少なくとも今はね」
「今は、ですか」
「そ。剣士が剣の腕を磨くように、魔法の腕だって磨かなくちゃ。今は発情の魔法だけだけど、あなた次第で融通の利くものに変化させることだってできるようになるし、新しい魔法が使えるようにだってなるわ」
「ほほう……」
それは何よりなお言葉だ。
だってそうだろう? より強かったり、便利な魔法が使えるようになるということは。「んふふ♡ そうよ? 確かにあなたは真っ当な方法でバラ色の人生を送ることはできなくなったけど、真っ当じゃない方法でならより濃く、より鮮やかな花道を歩むことができる。この村を追放されるっていうのは、考えようによっては好都合よ」
「……」
「本音の部分を一つ明かすけれど、あたしはその花が見たいのよ。人が自分の欲望をどう咲かせるのか、その花はどんな色を、形をしているのか。そしてそのためにあなたはうってつけの魂の色をしていた」
「魂の色、ですか?」
「さっきも言ったわ。理性より本能、欲望が先走る。でも、欲望の為に我慢もできるあなたは、あたしが力を与えるに足る人間よ」
いやあの、それってやっぱり誉め言葉じゃないですよね?
けど、アルエ様は何やら確信をもって言っている。
本音の部分を一つと言った、つまり他にも俺を選んだ理由とやらがあるのかもしれないが。「わかりました」
元々自分のことを善良な人間だとは思っていない。
むしろ真逆、やりたい放題したいと願っている一面を否めない。「精々、気持ちの良い人生に変えて見せますよ」
「むふー♡ はい、良いお返事ね♡」
もしかしたら悪ぶりたいお年頃ってやつなのかもしれないけど、他ならぬ淫魔らしいアルエ様が言うなら……やってみよう。
そうしたいと。
思い描いた未来にワクワクしている自分を、否定できないから。 「ディータくん!」「あ」
準備も終えて早朝。
当たり前に見送る人はいないだろうと思っていただけに油断した。「えぇと……」
「申し訳ありませんでした、カーラさん。つい、精霊術を手に入れた高揚感でやってしまいました」
未遂ながらも第一の被害者である女の子、カーラ。
肩甲骨あたりまで伸びているサラサラの茶髪、顔立ちは俺と同い年ながら2、3は若く見えるだろう幼さのあるもの。 顔立ちに反して身体つきは、思わず魔法を使っても仕方ないと自己弁護に走ってしまいそうなほど魅力的な、黄金比と言って良いナイスボディ。特にワンピース越しでも主張している大きめなケツが良い。「う、うぅん! そ、その、何されたのかも、わかんない、し……何も身体に異常は、ないし……」
「何にしても、あなたをどうにかしようとした事実には変わりませんから。重ねて、申し訳ありませんでした」
頭を下げる。
開き直ってもう一度発情をかけてしまえ! なんて考えが過ったし、姿を消したアルエ様からの念話で「もう一回! もう一回!」なんてコールが響くが、とりあえず却下だ。「良いの! あ、えぇと、良くは、ないんだろうけど。で、でも! 何もなかったのに、村から追い出されちゃう、なんて」
「いえ、村の掟であることもそうですが。同じ村に他人を害そうとする者がいるという事実は、安穏や平和を脅かすものに違いありませんから」
むしろ、本来ならば都に犯罪者として連行されてもおかしくないのだ。
精霊術師とは見方を変えれば危険な存在だ。
力を悪用すれば、少なくとも小さな村一つくらいなら簡単に滅ぼすこともできるし、意のままにすることだってできる。そういうことをしないから精霊と契約できるという見方もあるが、可能か不可能で言えば可能なのだ。
それが追放という形になったのは、今まで善良なフリをしていたおかげというか。
本当に今回は魔がさしてしまっただけなんだろうと。追放は掟のこともあり免れないが、これに懲りてもう間違いは犯さないだろうと思ってもらえたから。責任放棄、厄介者払いといった面もあるんだろうけどな。
この先俺が別の所で問題を起こしても、うちのもんじゃないので知りませんと言えるようにしたとも言える。他者から見れば俺は精霊と契約できるような心の美しい人間。
だが、被害がなかったとはいえ犯罪とされていることをしてしまった人間。追放って言うのは、いい落としどころな折衷案なのかもしれない。
「で、でもっ!」
「今を招いたのは自業自得に違いありません。そして俺がいないことでそれらが守られるのであればそうするべきで、そうしたいのです」
いやほんとに。
ここで駄々こねて都にでも突き出されるほうがキツイんですってば。 だから大人しく出ていかせてください。「う、うー……」
「こ、困りました、ねぇ……」
カーラさんは何を考えているのやら。
自分の身を狙った相手をどうしたいのか、これがわからない。普通は追放されて清々するってもんだろうに。むしろ自分もついていくとか言い出しそうな雰囲気すらある。俺に襲われたいのかな? ねぇよ。……そういえば、犯罪者を引き渡せば褒賞金が出るっけか。
なるほど、確かにこの村は貧乏だ。
優しいカーラさんだから、褒賞金を村の為に手に入れたいのかもしれないな。流石にそれは困る。
「カーラさん」
「う、うんっ! な、なにっ!?」
うお、食いつきが凄い。なんで?
「あなたの未来が幸せに溢れていることを願っています。そしてその幸せを迎えるために、俺は出ていくのです。わかってください」
「あ……ぅ……」
そう言ってみればしゅんと顔を俯かせた。
納得してもらえただろうか?
女心なんてよくわからんのだ、今まで自分を抑えることで精一杯、善良な人間はこうするって想像を形にすることで必死だったし。「では。もしも機会があるのならば、どこかでお会いしましょう」
「……うん」
どうやら納得してもらえたらしい。
俺としても抱きてぇなぁなんて思っていた相手と別れることになるのは苦しいのだ、これが恋ってやつか。
機会とやらがこの先あるのかはわからないが、もしもあったのならその時は全力で性隷術を行使しようそうしよう。「……っか、……で、つくれば……」
「はい?」
「う、うぅんっ! え、えと! わ、私も! こんなことがあったけど! ディータ君の未来が明るいこと! 願ってるからね!」
「は、はい。それはその、ありがとう、ございます?」
言い終わるや否やダッシュで背を向けたカーラさんを見送って。
「な、なんだったんだ……?」
「……鈍感さんねぇ」
何やら淫魔様にお叱りを受けた気がするが、とりあえず。
「頑張って生きるか―」
村の外、バラ色の未来へ続いているだろう道へと一歩踏み出した。
「皆、ハラは膨れたか?」「ぴっ! ……ぴ、ぴぃ?」「っ! ご、ご主人、様?」「ディータ、様?」 ネスト前でのバーベキューも終わったか、満足してもらえたならうれしいものだ。 結構カーラとの交わりは長い時間がかかったと思っていたけど、いいタイミングだったようだな。 いち早く俺が顔を出したことに気づいたスラピィ、フォウ、ハルの三人だが。 嬉しそうに顔を向けてきたものの、おかしいな? なんて首を傾げる。「食欲が満たされれば次は……なんて行きたいところだが、その前にやりたいことがある。フォウ、お前はマウンテンウルフたちを集めて俺の前に整列させろ。ハル、お前はハーピーたちをだ」「わ、わふっ! かしこまり、ましたっ」「は、はいっ! すぐにっ!」 慌てて駆け出す二人を見送る。 去り際、二人の頬が妙に赤くなっていたけど、なんでだろうね。「スラピィ」「ぴ、ぴぴっ」 ぴょんっと前まで来て、心なしか敬礼でもしているかのような。 ピシッとしてる雰囲気が伝わってくる。「そう固くなるなって。ほら、おいで」「ぴ……ぴぴー♡」 肩を叩けば一瞬躊躇した後飛び乗ってきて、やっぱりいつものマスターだ、なんて安心したように頬へ身体をこすりつけてきた。「ダンジョンを作るための準備が整ったんだ」「ぴっ」 眠っていたカーラだけども。 徐々に身体が透けていって、アルエいわくの精霊体へと変化していっている。 カーラが自分をダンジョンコアであると、頭でも心でも受け入れ定めた証拠だそうな。 今後、ダンジョンの中でしか生きられないし、基本的には触れること、触れられること叶わない精霊化している状態が常になる。 魔力を使えば一時的に実体は得られるが、半日くらいが限界で。 身も蓋もないことを言えば、俺とのセックスで魔力を補給するときのみ実体化できる。「スラピィ。俺はな、ダンジョンマスターになるよ」「ぴぴぃっ!」 はい、存じ上げております、だろうか。 同時に、心より喜び申し上げますって感じ。「同時に、な。スラピィ。魔人にもなろうと思う」「ぴ、ぴぃ?」 言わんとしていることが理解できない様子だけど。「人間でもない、モンスターでもない、その間に存在して、欲しいもの全てを手に収めようと思う」「ぴ――」 肩に乗っているスラピィの身体が、ふるりと一瞬、痺れたように震
「あえっ!? あ、あー♡ あうぅ♡ あっ♡ ぱんぱんっ♡ しゅご♡ しゅごひよぅ♡」 バックから見ればやっぱりいいケツだと実感する。 フォウとは別の意味で腰の打ち付けがいのある、とでも言えばいいのか。 比べるのはデリカシーがない? そういうのはもう終わったんだよ。「んにゅっ♡ うえぁっ? あう♡ あうっ♡ あいっ♡」「さっきまで処女だったやつが、んなエロい腰振りすんなよ……なっ!」「んぃいぃいいっ♡♡♡」 べちんべちんと腰を突き込めば、ぷるりとケツ肉が波打って。 腰を引けば、離れたくないとでも言うかのように、膣肉がめくれるように引っ付いてくる。 イチモツの形状変化は既にやった。 普通にセックスしたからこそだろうが、今までで一番相手のツボに適応した形に出来たという自負がある。 それを証明するように。 今やもう、どう動こうがカーラの口から放たれるのは快楽に染まった声のみ。「も、もう♡ らめ♡ むり♡ むりだか、らぁ♡」「――発情」「ま゛っ♡ また♡ またきちゃったぁぁ゛ぁ゛♡」 絶頂を迎えれば発情をかけて、快楽から逃さない。「んぎゅっ♡ あえ♡ あえぇあぁ♡ し、しんじゃう♡ ぼ、く、もう♡ しんじゃう、よぅ゛♡」「あぁ、お前を殺すよ。堕とすと言っただろう? 人間と、きっちりさよならさせてやる」「んいぃい゛い゛ぃぃっ♡♡♡」 髪を引っ張って、仰け反った身体をそのままに。 ちらりと見える顔、その口からはだらしなく舌がてろりと出ていて。 俺はメスじゃないから、どれくらいの快楽に犯されているのかはわからないが。「おぉ゛ぉお゛ぉおっ!? らめっ♡ らめらえっ♡ しぬ♡ あたま、まっしろ♡ ばちばち♡ してぇ♡」 オスであっても得られるこの快感。 もう何度射精したか覚えていない。 というより、数えられない程無自覚に、無責任に子宮を白く汚している。 メスのほうが何倍ものモノだと聞いたことはあった。 それが真実であるなら、きっと俺なら耐えられないだろう。「――魅了」「う――ぁ♡」 耐えさせない。「あ、あ、あ――♡」 カーラは俺に対する感情を恋じゃないかもしれないと言った。 それはダメだ。 身体も、心も、ありとあらゆるこの女全てを俺のモノにする。「ふぎゅっ♡♡♡」「さぁ、カーラ? お前にとって俺は、何だ?」
「んんっ……れぇ、ん、ふ……♡ すご、いね♡ 男の人の、舌って、熱いんだ♡」「カーラのも、ねっとりして、柔らかくて、凄く熱いよ」「やぁ……♡」 なんとなく、だけど。「それに、凄く、気持ちがいい」「あ、ぅ♡ ボ、ボクも♡ だ、だから――んむっ♡ んちゅ♡ んれぇ♡ おいひ♡ でぃーた、くんの♡ おいひい♡」 人間を人間として抱くっていうのはこれが最初で最後になるんだろうな、なんて思う。 発情も、魅了も、魔法は一切使っていない。 なんならより深くキスを交わすために形状変化を試みたりもしていない。 カーラはこれを人間としての思い出といったが、俺自身にとってもそうだ。「んんっ♡ れろ、れぇ♡ んちゅ♡ んぶ♡ でぃーた、でぃーた♡ くぅん♡」 甘えるように舌を絡めてきて、気づけば俺もカーラを抱きしめていて。 性隷魔術に目覚めていなければ、もしかしたらなんとなくお互いに惹かれ合って、結ばれるなんて未来があったのかもしれない。「っぷぁ……未練、だな」「でぃーた、くん?」「なんでもないよ、カーラ。それよりも」「え? ……あっ♡」 背に回していた手をカーラの大きな尻肉に這わせる。「んん……♡ な、なんか、やらしい、ね?」「やらしいこと、してるんだよ」 ハリなんかはフォウの方がある。 カーラの尻は、揉むっていうよりは吸い込まれるとでもいうのか、手に吸い付いてくるような触り心地だ。「……むー」「な、なに?」「ほかの女のこと、考えたでしょ」「……ごめん」 デリカシーがなかったな。 女の勘ってやつは、やっぱり侮れないものらしい。「悪かったってば」「つーん。知らないもん」 特別な想いを寄せていたわけじゃなかったけど、可愛いじゃないか。 肌を重ねれば情が移るとはよく言ったものだよ。「カーラ。どうすれば、許してくれる?」「……じゃ、じゃあ、ね?」 ちらりと期待のこもった目を向けて、俺の耳元で小さく。 ――いっぱい、気持ちよくして? なんて、おねだりをしてくれた。「わかった、任せとけ」「や、優しくもだよ!? ボ、ボク、初めてなんだか――ひゃう♡」 是非、応えてしんぜよう。 尻をつかんでいた指を、尻肉の割れ目を肉壺にむけて這わせれば、カーラはくすぐったかったのか、それとも未知の感覚に驚いたのか背をのけ反らせた。「えう
さて、問題のカーラさん。「くー……すー……」 流石にネストの中に余分なベッドやら寝具はないから、草木を布で纏めたものを敷き布団に、荷物を包んでいた布を掛け布団代わりに眠ってもらってる。 布が薄いもんで、カーラさんの胸先にあるぽっちが呼吸に合わせて上下しているのを見ると、なんともむらむらして大変だ。 というかアルエ様いわくの調査は、服ひん剥いて全裸でなきゃならなかったんですかね……一歩間違ったら凍死じゃないですか。 いやいや、問題はそこじゃない。 この人をどうするか、ってことだ。「ハルピュイアの生まれ変わり、ねぇ」 調査の結果は聞いた。 カーラさんは精霊契約の儀式で、祖先であるハルピュイアを降ろしたことに間違いはないらしい。 本当にハルピュイアの血を引いてる人間がいるんだなって、年寄の戯言が真実だったことに対する驚きが強い。 エリアキーパーだったハルピュイア、霊鳥だなんて言われているがモンスターに変わりはないわけで。 つまりは、モンスターと人間の間に子供ができて、脈々と血が受け継がれてきたということだ。 もしかしたら、エリアキーパー信仰ってのは、そういうことなのかもしれない、なんて。 ……いや、そんなことは今考えるべきことじゃない。「ダンジョンコア化する、か」 そんなカーラさんが持つ魔力は膨大で。 ダンジョンコアに問題なくできるなんて、妙なお墨付きをもらってしまった。 はっきり言って、渡りに船、棚からボタ餅だ。 レグニー山脈みたいな天然の要塞に難なく来られて、都合の良さそうなハーピーネストに案内されて。 ここをこのままダンジョンとして拡張できれば、難攻不落の高難易度ダンジョンマスターとして君臨できる可能性は高まる。 カーラさんを毒牙にかけることに抵抗もない。いや、ダンジョンマスターになると決めた以上、責任という名の下あってはならない。 確かに村一番の美人ってだけあって、お相手をと願う気持ちはあったが、スラピィやフォウ、ハルを抱いた後に見れば、何が何でもなんて気持ちは湧いてこない一面はあるが。 それ以上に、ここまでやっておいて、今更中途半端な選択肢を手に取るわけにはいかない。 それが犠牲の上に立つということだ。「生きたままの方が、出力はあがる。強力なコアにできる」 だから問題はどうやって生きたまま協力を取り付けるか
悪魔は嘘をつく。 正確に言うなら、意味のある嘘を呼吸するかのように平然とつく、かな。 逆に言うなら意味のない嘘はつかないってこと。 淫魔といえど、あたしも悪魔だ。 当然とは言わないし、これが普通だとも思わないけど意味のある嘘をつく。 だから、ディータに対してだって、もちろん嘘を重ねている。「くっ! スラピィの中、気持ちよすぎんだろっ!」「ぴっぴぴー♡」 魂の形が似ている。 それはあたしと、じゃあない。 というか、気づいていないのかしら? 妖精体とは言え、人間界とは文字通り次元が違う世界に住んでいるあたしを顕現できている異様さに。 たかが一度、スライムとは
スライムの中、あったかいわぁ……。「もがぼがっ! っぷぁ!」 顔の部分はそんなにスライムに包まれていなかったことが幸いして呼吸が許された。「し、死ぬかと思った……」 溺死は免れたものの、残念ながら身体は全く動かせない。 スライムの重さも感じるが、何よりこの……粘液? とでも言うか、ネバっとした感触が動きを遮ってくる。「――」「……で、どうしよう」 首から下に広がるスライム。 何をされるわけでもなく、なんだろう? なんかこう、抱きつかれているというか羽交い絞めにされているというか。「も、もしもーし?」「――」 残念ながら意思の疎通はできない様子。
道の発展は国の発展。 この国、ハルモニクスの王が言った言葉だ。 やや強硬的に進められた交通政策のおかげで、こんなド田舎と言って良い地域にもかかわらず、ズビャビッと整備された石畳の道を歩く。 左手を見れば青々とした森が広がり、右手を見れば草原が地平線まで続いている。 思わず俺は自由だ―! なんて叫びたくなる気持ちがあるけれど、そんなことをしている場合でもない。 フリーダムを謳歌したい気持ちを抑えて、アルエ様と今後について話した結果だが。 やっぱり直近の目標として、性隷術をしっかり扱えるようになることが共通
「残念じゃがディータ。わしはお主を村の掟に従い追放せねばならん」「……はい」 ですよねー! なんて言いそうになる気持ちをぐっと堪えて神妙に返事をする。「ディータよ。何故精霊術を村の者に向かって使おうとした?」「……申し訳ありません、村長。それは、言えません」 手に入れた性隷術を試したかった、なんて口が裂けても言えないよね。 俺の返事を聞いて難しい顔をする村長。 もしかしたら、情状酌量の余地を探してくれようとしていたのかもしれない。「お主が理由もなく誰かを害そうとするわけがない。何か、理由があったのではないか?」 こういう時に普段の行いがモノを言うってもんなんだろう。 難