心が女だったので、女の子に生まれ変わって幸せです! のすべてのチャプター: チャプター 41 - チャプター 48

48 チャプター

第四十一話 六月二十九日(金) 卒業で、幸せ!

「卒業生代表、エレン・フェルマイン」 校長先生の長いお話の後、エレンちゃんの答辞が始まった。 体育館内に、きれいで聞き取りやすい声が響き渡る。「――以上です」 読み終え、例をして壇上を去るエレンちゃん。立派だったよ! ぱちぱちと拍手。 続いて、五年生代表の「贈る言葉」。 じ~ん。次は、あなたたちの番だもんね。あと一年、頑張ってね! またも拍手。 続いて、卒業証書を受け取っていく。「ユーフラジー・マヌエルさん」「はい!」 壇上へ上がり礼をし、「以下同文」という言葉とともに、証書を受け取り、礼。名前が最初の子、ちょっといいな。 そして、校歌斉唱。 最後に、校長先生がまた長いお話をして、ついに卒業式が終わりました。「は~……なんつーの? カンガイ深いよなあ」 レィナちゃんが、もう通ることはない路を歩きながら、余韻を噛みしめる。「これで、小学校生活、終わっちゃったんだね」 エレンちゃんも同様だ。「もう一回、小学生やってみたい?」 いたずらっぽく言うユシャンちゃん。「それも面白いかもね」 ミステリアスな笑みで返す。「中学の制服、かわいいといいなー」「ユーは、やっぱそこか」 レィナちゃんが苦笑する。「そーだよー。そこ、一番大事! あと、同じクラスになれるか、も!」「それな!」 ユシャンちゃんが、ビシッと両指で指差す。「このあと、どうしよっか」 エレンちゃんが、顎に人差し指を当て、天を見ながら思案する。「みんな、うちに来てよ! お父さんたちが、卒業記念ケーキ焼いてくれてるんだ!」「いいね、卒業ケーキ!」 一同同意し、昨日に引き続き、我が家で卒業パーティーです! ◆ ◆ ◆「ただいまー!」「おかえりなさい。みんなも、いらっしゃい」 お母さんが休憩中だったようで、みんなと挨拶。「ユーちゃんから聞いてるかもしれないけど、ホールケーキ用意したから、みんなで食べてね」「ありがとうございます!」 みんなでダイニングで腰掛けて、切り分けを待つ。今回は、ショートケーキ! チョコプレートに、「卒業おめでとう!」って書いてある。ありがとう、お父さん、お母さん! プレートは、わたしがいただいちゃいました。かわいいなあ。「いただきます!」 さっそく、プレートをぱくっ。ぽりっ、ぽりっ! う~ん、甘~い! 美味しい~!
last update最終更新日 : 2026-07-13
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第四十二話 六月三十日(土) 再び、水の楽園で幸せ! ―前編―

「行く行く、ボク行きたい!」 六月三十日、土曜。アユムさんも夏休みに入ったはずなので、アクィア・へーウンに誘うと、食い気味でノリノリ。「みんなには、ボクから話しておくね。ただ、水着を新調したいから、一日くれるかな?」 ふむう。アユムさんたち、羽振りいいなあ。「もちろんOKです!」と答えておく。 アユムさんとの通話が終わると、いつもの三人にも話を通す。 わたちたち、まだギリ小学生組は、お小遣いが上がったわけでもなく、前回と同じ水着です。くすん。 まあ、それはともかくとして、みんな明日に同意。レィナちゃんのお姉さんも着いてくるとのこと。今回は、アユムさんたちがいるのにな。 邪険にするわけじゃないけど、わたしたち、特にレィナちゃんが心配なんだろうね。 ◆ ◆ ◆「あ、きたきた! アユムさーん、こっちこっちー!」 アクィア・へーウン入り口で、ルンドンベア組を待っていると、見覚えのある姿がバス停から降りてきたので、手を振る。「やあやあみんな、久しぶりー!」 アユムさんが、手を振りながら声をかける。「みんな、元気そーで何よりだな!」 ククさん、機嫌良さそう。「はじめまして。レィナの姉の……」 お姉さんも、自己紹介。アユムさんたちも、気さくに握手。「それにしても、ラドネスブルグは夏でも暑くなくて、助かるねえ」「ですねー」 と、転生組トークをしたり。「じゃあ、時間ももったいないので、行きましょうか」 と、レィナちゃんのお姉さんの声かけで、ぞろぞろと中へ入るのでした。 ◆ ◆ ◆「暑~い!」 更衣室を出ると、温水プールならではの蒸し暑さ! ラドネスブルグの気候に慣れると、ちょっとキツイ。 アユムさんたちと、レィナさんのお姉さんは、おニューの水着。 そして、ハーちゃんフーちゃんも。「うわあ、おニューの水着いいなあ……」「なんか、当てつける気とかなかったんだけど、ごめんね」 ハーちゃんが恐縮するので、「ごめん、気にしないで!」と、慌てて返す。 で、一同どこへ行くかという話になったのだけど、おなじみ波のプールへ。 バーシムレさんと一緒に行こうとするアユムさんを、「ちょっとすみません」と、呼び止める。「少し、お話しいいですか?」「構わないよ。ごめんね、バーシ。先行ってて」「りょーかい」 かくして、ア
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第四十三話 七月一日(日) 再び、水の楽園で幸せ! ―後編―

「それーっ!」「わぷっ! お返し!」 エレンちゃんと、浅いところで水の掛け合いっこ。 わたしは、前世で男物の水着を着るのが嫌で嫌でしょうがなかったけど、今は人目を気にせず、可愛い水着を着れることの喜びを噛みしめる。 前世ではあれほど憂鬱だったプールが、こんなにも楽しい!「楽しいね!」 万感の思いを込めて、エレンちゃんに笑いかける。「うん! ユーと一緒だと、何しても、私楽しい!」 エレンちゃんも、いつものミステリアスではなく、満面の笑み。 疲れたので、「ちょっとストップ!」と言って、みんなの様子を見る。 アユムさんたちは、四人でボール遊び。レィユシャカップルは、お姉さんに見守られながら、気ままにゆったり平泳ぎ。いいなあ、こういうの。 それにしてもわたしたち、レィナちゃんのお姉さんを除いて、全員百合カップルってのが、ちょっとすごいかも。「よし! 再開! それー!」 水の掛け合いっこ、飽きないなあ。恋人同士の定番だもんね!「すみませーん、そろそろお昼にしませんかー?」 レィナちゃんのお姉さんから、声がかかる。 時計塔を見ると、たしかにいい時間。結構、遊んでたんだなあ。「ですね。みんな、お昼にしよー!」 アユムさんも同意し、一同でぞろぞろと売店へ。 わたしは、ラドネスブルグっ子のソウルフード、フライドポテトにミルクティー! みんなも、それぞれ好きなものを頼んだようです。 といっても、ここラドネスブルグの軽食は、フライドポテトか、グリルドソーセージが定番なので、みなそのどっちかだけど。「ねえ、バーシ。ちょっと、ハーちゃんたち任せていいかな? これ食べ終わったら、競泳プールでひと勝負しません、お姉さん?」「お、いいですね。受けて立ちますよ、アユムさん!」 おっと、アユムさんが、レィナちゃんのお姉さんに挑戦状を叩きつけたー!」「え! 遊んでる場合じゃねーじゃん! 応援するぜ、ねーちゃん!」「あたしらも、応援しよっか」 あれよあれよと、外野組は見学・応援の流れに。 わたし? 押しの弱いわたしが、この流れに逆らえるわけないじゃない。 こうして、食後、アスティアル組とルンドンベア組代表の、競泳合戦に至りました。「どっちも負けないでー!」 わたしも、声を張り上げて応援!「ユー、どっちの味方だよー」「どっちも
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第四十四話 七月二日(月) お泊りで幸せ!

「ふふ。エレンちゃんのおうちで、お泊りかあ」 エレンちゃんのお部屋で、アメリちゃんをお膝に載せながら、にへーっと、だらしなく微笑む。「ドキドキするね!」 ほんとに。だって、エレンちゃんと一緒に一夜明かすんですもの。「私も」 そう言って、ミステリアスな笑顔を向けてこられると、ほんとにドキッとしてしまう。「さっそく……する?」 唇に指を当て、またもミステリアスな笑顔。それに、逆らえるわけないじゃない。 ちゅっ……くちゅ……ちゅく……。 アメリちゃんには一旦どいてもらって、舌と舌を絡み合わせ、しっぽの根元をさすり合い、いきなりテンションマックス! やっぱり、わたしとエレンちゃんの相性は最高だ! ぷはっ。 さんざん貪りあって、唇を離すと、つうと、よだれが糸を引く。「もう一回、いける?」「うん」 第二ラウンド。エレンちゃんのご両親は、夜まで帰ってこないらしいので、邪魔する人がいなくて、いくらでもしてしまう。 四回もやると、さすがに疲れて、アメリちゃんをお膝に乗せてまったり。「ジュースとクッキー、持ってくるね」「うん」 じゃれてつつこうとすると、にゃんにゃんと、お手々をしゅばしゅばさせるアメリちゃん。やんちゃだなー。そして、可愛い。「おまたせ」 テーブルに配膳されるので、アメリちゃんを連れて着席。「アメリ、ほんとにユーに懐いてるね」「うん。可愛いねー」「私たちの、赤ちゃんみたいだね」 互いに、ふふと微笑む。 いただきますを言い、オレンジジュースと、クッキーをいただく。「クッキー、ありがとうね」「今日一日お世話になるんだもん、お土産ぐらい、当然だよ」「気にしなくていいのに。はい、あ~ん」 ぱくっ。 こうやって食べさせてもらうと、何倍も美味しいのなんでかな。「エレンちゃんも。あ~ん」 うーん、実に見事なバカップルぶり。 おやつの後は、第五ラウンド。わたしたち、ほんとーに好きね。 そんなこんなで、いつの間にやら夕すぎ。「ただいまー」 男の人の声。エレンちゃんお父さんだ。「残念。ここまでだね」 もう何ラウンドやったかわからないけど、唇を離し、それぞれよだれを拭く。「おかえりなさい」「こんばんは。お邪魔しています」「やあ、いらっしゃい。エレンと仲良くしてくれて、ありがとう。どうしても、寂しい思
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第四十五話 七月十日(火) みんなでケーキ作って幸せ!

「よろしくお願いしまーす!」「はい、みんなよろしくね」 今日はおうちがオフ。なんとなく話し合いで、みんなと一緒に、うちでケーキ作りをすることになりました。 で、現在うちの職場側のキッチンに、お父さん、お母さんとわたしたちで集まって、元気に挨拶。お父さんが、それに返す。「じゃあ、今日は初心者向けに、パウンドケーキを作っていきましょう」 お母さんが、人差し指を立てて微笑む。 調理器具と材料はもう出してあり、あとは作るだけ。 わたしは、もうちょっと複雑なケーキ作れるけど、今回はみんなと同じもの。「じゃあ、まずは小麦粉の計量からだね。小麦粉を……」「……うわ! 入れすぎた! どうしよう、どうしよう!」 悲鳴を上げるレィナちゃん。「落ち着いて。少しずつ、すくって戻せばいいからね」 お父さんのナイスフォロー。わたしにも、あんな頃があったなあ。ふふ。「小麦粉入れ終わりました~」「次はお砂糖をね……」 ユシャンちゃん、第一関門クリア。お母さんが、指導に回る。 お砂糖も計量したら、続いて、無塩バターと卵を撹拌。「ふわっとするまで、バターを混ぜてね」 かしゃかしゃと、泡立て器でかき混ぜる音が響く。みんな無言で真剣。「卵は、少しずつ入れるのがポイントなんだ」「……なんか、卵混ぜたらポロポロになっちゃいました」「そういうときは、湯煎にかけるんだよ」 ちょっと失敗しちゃったエレンちゃんに、お父さん、またもナイスフォロー。「できたかな? 次は小麦粉とお砂糖を入れるんだけど、練っちゃ駄目だよ。切るように混ぜて」 みんなで、ざくざく。「今のうちに、好みでチョコチップやクルミ、干しレーズンを入れてみようか。プレーンが好きなら、何も入れないのもありだよ」 エレンちゃんはチョコチップ、レィナちゃんはクルミ、ユシャンちゃんはレーズンを投入。「……できましたー!」「あたしもー」「もうちょっと、待ってください~」 エレンちゃん、最後かな? 頑張って!「できました!」「じゃあ、型に入れよう。こうやってね、真ん中に谷を作るのがポイントなんだ。そうしないと、真ん中だけ大きく膨らんじゃうからね」「はーい!」 これは、みんなわりとすんなりクリア。「次は焼成だね。オーブンに入れよう」 みんな、セットし終わる。「いいね。じゃあ、|十分
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第四十六話 七月十七日(火) 制服が届いて、幸せ!

「ユーちゃん、中学の制服届いたわよ」「ほんと!?」 宅配便を受け取ったお母さんに、たたたと駆け寄るわたし。「開けていい?」「もちろん」 びりびり……おお! ビニールに包まれた、おニューの制服!「着ていい? 着ていい?」「うんうん」 わたしのテンションに、お母さんちょっと苦笑。 さっそく、二階で着替える。 わあ~! 胸元のリボン可愛い! 乙女ゲームの制服みたい! お父さんと、お母さんの下へ!「じゃーん! どう?」「おお、似合ってるじゃないか。さすが、ユーちゃん」「うん! とっても可愛い! 写真撮りましょ!」 カメラでパシャリ。この世界の、現像っていう作業しないと写真にできないから、不便だなー。早く写真映え確認したいなー。「みんなにも見せてきまーす!」 まずは、お隣~!「お、ユーもそれ届いたか。似合ってるなー」「ありがとう! ユシャンちゃんも着て、一緒にレィナちゃんのところ行こうよ!」「レィナに見てもらうのか……。やぶさかじゃないな!」 ユシャンちゃんが仲間に加わった! ◆ ◆ ◆「はーい? お、ユシャンにユー。似合ってるじゃーん」 ぐっと、出迎えたレィナちゃんに、サムズアップされる。「ふふ。恋人に褒めてもらうのって、小っ恥ずかしいけど嬉しいな!」「やったね、ユシャンちゃん! レィナちゃんとこ、届いてるー?」「ああ、来てるぜー」 ユシャンちゃんと顔を見合わせて、頷き合う。「見たい!」「お、おう。ちょっと待ってろな」 奥へ引っ込む彼女。しばらくして、戻ってきたけど……。「あれ? ネクタイにスラックス?」「ああ、ヒラヒラしたのはガラじゃないからな」 あー、そういえばこういうのも、選択できたっけ。「じゃあ、次、みんなでエレンちゃんち行こー!」「ユー、テンション高すぎだろ」「まー、ユー、こういうの大好きだからな」 付き合いの長いユシャンちゃん。さすが、わかってらっしゃる!「れっつ・ごー!」 ◆ ◆ ◆「エーレーンちゃーん! 制服隊が来ましたよー!」「わあ! ユー、かわいい~」 うふふ。お目々くりくりさせている。「あ、もちろん二人も似合ってるよ!」「やっぱ、ユーが第一なんだな」 苦笑するレィナちゃん。「ねね、うちで、みんなして写真撮らない?」 しゅびっと手を挙げて提案!
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第四十七話 七月二十二日(日) お祭りで幸せ!

 ファンファーレや打ち上げ花火がポンポン鳴る中、わたしたちいつもの四人は、エレンちゃんのご両親に付き添われて、お祭りを楽しんでいます! ここ、ラドネスブルグは大公様がシンボル的なトップで、実際は議会が治めてるんだけど、殿下がご成婚されたお祝いで、盛大なお祭りが開かれているのです! ちょっと、社会は得意なのよ。えっへん。 おめでたい日ということで、お父さんからお小遣いも多めにもらったから、色々楽しめそう!「チョコバナナ美味し~!」 屋台で買って、その場でぱくっ! この素朴にしてグッドな味! 前世から、大好きだったなあ。「ユー、それ好きだよな。あたしも一本買うか」「私も」「おー、そんじゃアタシも!」 みんなで、チョコバナナをもぐもぐ。うふふ、いいなあ、こういうの。「次、どこ行く?」「もうすぐ、大通りをパレードカーが通るんじゃないかな」 エレンちゃんのお父さんが、腕時計を見ながら言う。 どうりで、道沿いに人が多いと思った!「え! 見たいです! 行こう、みんな!」「おー!」 わ~……隙間がない……。「すみませーん! 背が低いので、前に通してくださーい!」 割行っていくレィナちゃん。わお、パワフル! わたしたちも、同じように続く。「来たみたい」 一緒に前に出てくれた、エレンちゃんのお母さんが、カメラを構えます。 ほんとだ! 赤いオープンカー! 白バイ警官が、周りを護衛してる。「ご結婚、おめでとうございまーす!」 近くに来たので手を振ると、みんなにも振り返してくださる殿下夫妻。 いいなあ。華やかだなあ。この瞬間に立ち会えて、幸せ! ゆっくりと、パレードカーは通り過ぎてしまいました。もっと、見てたかったなあ。 ここまで豪勢なのは無理だろうけど、わたしたちも、ステキな結婚式挙げたい!「また、屋台回る?」「だね!」 人が散っていく中、わたしたちも大通りを離れる。「ユー、射的やろーぜ射的!」「難しそう……」「じゃあ、アタシが取ってやんよ。何欲しい?」 おお、代理で撃ってくれるの! それじゃあと、猫ちゃんのぬいぐるみをお願いする。「ぬーん……」 ポン! ドサッ! すごい! レィナちゃん、一撃!「どうよ?」 ビッと決める彼女。「すごいすごい!」「ユシャンも、何かないか?」「んー……ちょっと趣味のものがないかな
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最終話 九月一日(木) 心が女だったので、女の子に生まれ変わって幸せです!

 ビシッと制服を着て、元気ハツラツ!「行ってきます!」「行ってらっしゃい」 お父さんたちの見送りを受けて、お隣へ!「ユーシャーンーちゃーん! がっこー行こー!」「朝から元気だなー」 ふわあとあくびする彼女。いざ、新たな通学路へ! ああ、足が軽い! これから、どんな生活が待ち受けているんだろう!「おっはよー!」 校門前で、わたしたちに気づいたレィナちゃんが、挨拶してくるので、挨拶を返す。「エレンちゃんいないかな?」「もう、中なんじゃね? 一番近くなったから」 ふにゅ。 ともかくも、教室へ。「みんなとも、バラバラかー」 そうなのです。わたしたち、みんな別のクラスになってしまいました。 開始を待っていると、先生が入ってきて、入学式の説明。そして、体育館へ移動~。 ◆ ◆ ◆「みなさんは、本校の新たな一員として……」 校長先生って、どこの学校でも話が長いのね。 やがて、生徒代表さんの贈る言葉が終わり、再び教室へ。 色々な説明を受け、プリントをもらい、放校! エレンちゃん、たしかBクラスだっけ。 ……いた!「エレンちゃん! 一緒に帰ろ!」「うん」 ミステリアスな微笑み。中学生になって、いっそう魅力的になった気がする。 レィユシャカップルとも合流し、エレンちゃんと途中まで、恋人つなぎで帰るのでした。「また明日ー!」 互いに手を振り合う。エレンちゃんの姿が、小さくなっていく。「じゃー、帰んべ」「うん!」 ユシャンちゃんと友達つなぎで、道を歩いていく。 前世のわたし。わたし、女の子を満喫してるよ! 女の子に生まれ変わって、幸せで、幸せで、とっても幸せ!―EX. ???―「ねえ、ユー。今度は耳はむしていい?」 ひょわっ!? 耳はむ?「お耳がハム?」「違うよ。こうやって……」 耳を、甘咬みされる。「ひゃう!」 こそばゆい。あぁん、しゃぶらないで~。 今日も、わたしたちはいちゃついています。
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