All Chapters of 病弱な小鳥:兄の籠、姉の毒: Chapter 11 - Chapter 20

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第十一話

 エルゼはお姉様の”治療”のおかげで、昨日の惨事が、まるで悪い夢だったように、身体が軽くなっているのを感じていた。ただ、下腹部の奥に消えない僅かな熱が居座っている。(たくさんお姉様に”穢れ”を落としてもらったから、まだ身体が落ち着かないのかもしれないわ……)自分に言い聞かせるように、考え事をしていると、エレノアがやってきて広間へと連れて行かれた。暫く待っていると、広間に凛とした慈愛に満ちた声が響く。「ただいま、エルゼ。待たせてしまったかい?」そこには旅塵を纏いながらも、神々しいまでに美しいアルベールが立っていた。「お兄様……! お帰りなさい!」エルゼは溢れる涙を拭いもせず、駆け寄ってお兄様の胸に飛び込んだ。アルベールはそれを優しく受け止め、細く軽い身体を抱きしめる。「いい子で留守番できたかい? ……実は、今回の遠征で魔力を使い過ぎたようで……エルゼの魔力を少しだけ貰ってもいいかな?」「はい……! 私ので良かったらいくらでも使ってください!」エルゼは愛する兄の役に立てる。その純粋な喜びに即答してお兄様に抱きついた。「ふふ。いくらでも……なんて。エルゼが倒れてしまうよ。だけど、ありがとう。それじゃあ少しだけ貰うね」アルベールは微笑み、エルゼを抱きしめたまま銀糸に顔を埋め、吸い上げるように魔力を吸収し始める。傍目には「疲れ切った兄が妹に癒やしを求めている」美しい光景。(あ、ぁ……っ!?)だがその瞬間、エルゼの背筋に電流が走った。アルベールが魔力を引き出すたび感度が上がり、体
last updateLast Updated : 2026-08-11
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第十二話

 夢にたゆたうエルゼの細い指を絡め取り、アルベールは両手をベッドに縫い止めるように固定した。そして慈しむような動きで、すでに秘部へと押し当てている怒張したモノを徐々に侵入させていく。「あぁ……おにいさま……」アルベールを呼び、顔を火照らせ、切なげに瞳を潤ませるエルゼ。これが夢の中の出来事だと思っているエルゼは、現実よりも素直に、与えられる快感に身を委ねる。「んっ……あぁ……っ!」アルベールのモノが奥に当たるたび、エルゼの甘い声が漏れ腰をくねらせる。「奥が気持ちいいんだね、エルゼ。いっぱい可愛がってあげるよ」アルベールはエルゼの身体を強く抱き寄せ、最奥を抉るように、ねっとりと執拗に最奥を捏ね上げた。「あぁ……っ。ん……。んぅ……っ!」エルゼは静かに、僅かに腰を浮かせ絶頂する。目尻に浮かんだ一粒の涙。それをアルベールは親指で拭い、その場所に慈愛に満ちた口付けを落とす。「エレノアが綺麗に”浄化”してくれたね。今度は僕がすべて”上書き”してあげる」アルベールはエルゼの最奥に沈み込んだまま、届く場所すべてに口付けの雨を降らせた。夢と現実の狭間にいるエルゼは、その愛撫一つ一つに小刻みな震えで応える。「ここはどうかな? 反応がいいね」アルベールは胸の頂のすぐ傍らに、何度も執拗に唇を寄せる。するとエルゼの尖は期待に震え、ぷっくりと膨らみ、赤みを帯びて角立っていった。「あっ……おにいさま……もっと……っ
last updateLast Updated : 2026-08-12
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第十三話

 アルベールは懐から、深い濃紺のベルベットに覆われた小さな小箱を取り出し、エレノアの目の前に差し出す。すぐに罰を言い渡されるとばかり思っていたエレノアは、予想とは違うアルベールの行動に戸惑い、彼を見上げた。そのきょとんとした表情を愛おしそうな顔で眺めながら、その小箱の蓋を開き中の指輪をエレノアに見せる。「エレノア、僕と正式に結婚してほしい。家同士の繋がりでの婚約だけど、これは政略ではなく、僕の個人的な感情だ。愛しているよ、エレノア」「……!! あ……、アルベール様……っ!」エレノアは思わず口を覆い、お仕置きに対する恐怖など一瞬で忘れ、大きな瞳から幾重にも涙を溢れさせた。常に冷静で、あるいは冷徹であるアルベール。そして、エルゼにしか興味がないのだと、自分はきっと、共犯者であることでしかアルベールの傍にいられないと、そう思っていた。それなのに、そんなアルベールの口から出た、あまりにも唐突な求婚。「これは隷属の指輪であり、結婚指輪でもある。これを、自分の手で嵌めてくれるかい?」涙の止まらないエレノアは、肩を震わせながら何度も頷いた。「ありがとう、ございます……っ」エレノアはその金色に光る指輪を宝物のように受け取ると、自ら左手の薬指に滑らせた。指を通した瞬間、埋め込まれた赤い魔石が怪しく光り、エレノアの全てを掌握したように熱を帯びる。「あぁ……これで、わたくしのすべては貴方のもの……っ!」左手の指輪を愛おしそうに見つめ、エレノアは恍惚とした表情でアルベールの足元に侍る。アルベールはそんなエレノアを優しく立たせ、その細い身体を抱きしめた。「愛しているよ、エレノア」そしてエルゼには決して与えなかっ
last updateLast Updated : 2026-08-13
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第十四話

 (ああっ、またイク!! 息が……できな……、奥がっ! イッちゃう……っ!!)首を圧迫されながら、何度も絶頂に達したエレノア。おもむろに首から手を離され、急激に意識が引き戻される。「ふ、ぅ……ぅ……。ゔ……っ……! んぅ……っ! ごほっ……、んぅ……」酸素をかき集め、死への恐怖から脱したエレノア。だが、その安堵を切り裂くように、子宮を抉り込むような重い一撃が放たれた。「ぐ、うぅ……っ! んんん……っ!!!」限界まで高まったエレノアの締めつけに呼応するように、男はまた穢れた種を内壁に放つ。しかし、行為はそれでも止まらない。男は果ててもまだ張り詰めた怒張で、何度も何度もエレノアの最深部を突き上げた。生ぬるい白濁とエレノアから溢れる蜜で、下品なぐちゅぐちゅという音が静かな部屋に響いている。(こんなに、汚い……っ! ああ、でも……身体が言うことを聞かない……っ。また、イッちゃう……っ!!)その瞬間、エレノアの花芯が乱暴な指先で強く抓り上げられた。「んんん……っ!!! ぐ、ぅ……っ!!!」(あああ!! つよ、すぎる……っ!!)暴力的な快楽から逃げるように腰を振るが、その動きがさらに男を悦ばせてしまう。腰を強引に掴み直され、興奮した男はさらに腰を叩きつける。男の息が荒
last updateLast Updated : 2026-08-14
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第十五話

 カーテンの隙間から差す眩しい朝の光に、エルゼはゆっくりと目を覚ます。驚くほど身体の調子が良い。頭痛も身体のダルさもなく、先日の恐ろしい記憶さえも、遠い日の出来事のように感じられた。(あぁ……お兄様に、あんなに優しく愛される夢を見るなんて……)夢の内容を思い出し恥ずかしさと、エレノアに対する少しの罪悪感で顔を赤らめるエルゼ。その瞬間、下腹部にピリリとした小さな、けれど無視できない違和感を覚える。「ぅ……あ……っ」(お兄様のことを考えただけで身体が……はしたないわ……でも、少しだけ……)エルゼは抗い難い誘惑に負け、枕に顔を押し付けて、そっと自分の胸に指を這わせる。夢でお兄様に幾度も口付けされ、強く吸い上げられた場所。それを思い出しながら先端に触れると、下腹部の”違和感”が熱を持って膨れ上がり、一瞬でエルゼを絶頂へと押し流した。「んっ……!! んん……っ!!!」エルゼの秘部からは蜜が溢れ出し、ビクビクと身体を震わせる。「はぁ……はぁ……」(もう、ちょっとだけ……)昂りが治まらず、再び指を動かそうとしたその時、扉をノックする音が響いた。「エルゼ、入るよ」「っ! はい……っ!」エルゼはすぐにシーツに包まり何事もなかったように振る舞う。「おはよう、エルゼ。体の調子はどうだい? 顔が赤らんでいるけれど、熱があるのかな」「だ、大
last updateLast Updated : 2026-08-15
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第十六話

 「んっ……! あ……。ぅ……!」(はしたないと知られてしまったら……お兄様と、お姉様と、離れ離れになってしまう……! 我慢するのよ……!)しかし、必死の我慢も虚しく、エルゼの身体は抗い難い絶頂の予感に震えだす。「んんっ!!」(やっ……もう、駄目……人前なのに……また、イッちゃう……!)ビクビクと身体を痙攣させるが、幸いベルトで固定されているので遠目にはその異変はわからない。しかしその僅かな痙攣さえもエルゼにとっては追い打ちになった。逃げ場のない車椅子の上で、敏感に勃ち上がった胸の先端が、自らの薄いブラウスと擦れ合い、脳を灼くような刺激が突き抜ける。「んっ……ぐ……ぅ……!!」(胸の先が……擦れて……っ!! またイクっ!!)魔力を吸われ、エルゼは徐々に脱力していく。しかし、絶頂しては痙攣し、その動きでブラウスに胸を擦られ、さらに深く絶頂へと叩き落とされる。逃れられない快楽の「負のループ」にエルゼの身体は囚われていた。もはや耐えきれず、エルゼは秘所から透明な雫を噴き出し、車椅子のシートを汚した。ついには車椅子の下にまで水溜まりを作ってしまう。「んんん……っ!!! あぁ……! ん、ぐぅ……!!」(ああ! 止まらない……!! イッちゃう!!)一際大きな衝撃がエルゼを襲い、絶頂の淵に突き落とされ
last updateLast Updated : 2026-08-16
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第十七話

 アルベールはまたも急な公務で、数日間、邸を空けることとなった。広間には、車椅子に座ったエルゼが、杭の挿入と、秘花の環の放つ僅かな振動に翻弄されながらも、必死に微笑みを浮かべ見送りに出ていた。「エルゼ、僕がいない間もいい子にしているんだよ」アルベールは慈愛に満ちた仕草で額に口付けを落とすと傍にいるカイルへと目を向ける。「エレノアもいないから、何かあったら護衛騎士のカイルに頼るといい。彼は僕の最も信頼している部下だからね。カイル、僕が留守の間、エルゼを頼んだよ」「はっ。お任せ下さい、アルベール様」カイルは恭しく一礼する。その謙虚な態度の裏に、ドロリとした欲望を隠して。そしてアルベールは出立し、エルゼは姿が見えなくなるまで手を振り見送った。暫くアルベールが去って行った方を見つめていたが、カイルが話しかける。「まだ風が冷たいです。お部屋に戻りましょうか、エルゼ様」「ええ、お願いするわね、カイル」カイルが車椅子を押し始めると、僅かな段差でエルゼの肩が跳ねる。車椅子の清掃まで任されていたカイルは、そこに仕込まれた杭の存在に気付いていた。(そんなに身体を揺らして……うっかり声を上げれば、他の使用人たちに気付かれますよ……)エルゼの身悶える後ろ姿を見下ろし、カイルは口角を歪ませ、声もなく嘲笑った。 エルゼの自室。カイルは慣れた手つきでエルゼを抱き上げ、ベッドへ横たえる。「エルゼ様、お顔が赤らんでいます。お疲れが出たのかもしれません。少しお休み下さい」そう言い残し、カイルは一度部屋を出ていった。静まり返った室内。しかし、エルゼの身体の疼きは一向に静まる気配を見せない。エルゼの身体は常に、指輪
last updateLast Updated : 2026-08-17
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第十八話

 「そうです……そうして静かにしていれば、お身体の疼きが収まるまで、”お手伝い”をしてさしあげますよ」カイルは再び脚の間に顔を埋め、蜜と唾液にまみれ、赤くぷっくりと膨らんだ秘芯にねっとりと舌を伸ばす。今度は先ほどのような強い吸引ではなく、舌を柔らかく押し付け、わざと焦らすようにヌルヌルと表面だけをなぞっていく。「ん……ぁ……、んっ……うぅ……!」(これだけじゃ……イケない……! あぁ、でもそんな淫らなことを考えては駄目……! でも……っ!)秘花の環が僅かに振動し、カイルの舌は優しく表面を撫でるだけ。じれったい刺激にエルゼは少しずつ理性を削られていく。エルゼは無意識の内に自ら腰を浮かし、カイルの舌へと最も敏感な部分を押し付け始めた。(……ああ、エルゼ様……。こんなにも俺を求めている……)カイルはエルゼの必死な、そして無自覚な誘惑を目の当たりにし、昏い愉悦で胸を震わせた。あんなに自分を”賊”だと恐れ、拒絶していたエルゼが、今は自分の舌を求めて腰を擦り付けている。「エルゼ様……自分から押し付けるなんて、よほどお辛いんですね……。ではもっと”お手伝い”してさしあげますね」カイルはおもむろに自身の怒張を曝け出した。太く、赤黒く脈打つそれは、あの夜を思い出させ、削れきった理性を少し取り戻す。しかしカイルはそれを躊躇なく、エルゼの敏感に勃ち上がった花芯に押し当てる。「んんっ…&
last updateLast Updated : 2026-08-18
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第十九話

 カイルはそれからの数日間、甲斐甲斐しく騎士として仕えながらも、昼夜問わず、エルゼの昂りが限界を迎えると、その発散の”お手伝い”を施した。最初は拒否をしていたエルゼだったが、有無を言わさずベッドに連れて行かれ、最後には結局”擦り合い”で絶頂させられてしまう。何度も繰り返される熱い刺激は、徐々に”兄以外の男のモノ”に対する恐怖や忌避感を甘く溶かしていった。「ん……っ、ぁ……カイル……っ」三日目の昼下がり。もはやエルゼはカイルがズボンの紐を解く音を聞くだけで、秘所から甘い蜜を溢れさせるようになっていた。「エルゼ様、今日は自分から求めてこないのですか? 昨日はあんなに、俺にしがみつき、腰を振っておられたのに」「それは……っ、身体が、勝手に……っ!」「エルゼ様の身体は”ふしだら”ですからね。……ほら、ここですよ」カイルが自分の亀頭で、エルゼの秘芯をグリグリと抉るように擦り上げる。エルゼの口からは甘い吐息が漏れ、すぐに枕を掻き抱き口に押し当てる。以前なら感じていたはずの異物への恐怖は、今や”快楽をもたらす熱いモノ”と、認識を歪められていた。「ん……ぁ……! カイルの、熱いの……気持ちいい……っ」自分から腰を浮かし、より強く擦れるようにカイルの身体に脚を絡ませる。カイルは既に動きを止め、エルゼが自身の肉棒で自らを慰める様を、昏い独占欲に瞳を濁らせ眺めていた。(ああ……アルベール様。あなたが守り
last updateLast Updated : 2026-08-19
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第二十話

 エルゼは次第に、カイルと顔を合わせるだけで身体が強張り、秘部には蜜を溢れさせるようになった。”お手伝い”をしてもらっては、カイルを受け入れ、はしたなく腰を揺らしては何度も果てる。お兄様への秘密、そして、初めてを散らされた時のエレノアの涙を思い出すたび罪悪感に襲われるが、熱い肉塊が身体を貫く快感の前では霧散していった。そしてまた絶頂が迫った時、カイルはエルゼの耳元で、これまでにないほど熱く、粘りつくような声で囁く。「……エルゼ様、そんなにぎゅうぎゅうと締め付けると、俺も果ててしまいそうです」「……! それ、は……だめ……だめなの……っ」「ええ……アルベール様が大切にしておられる方を汚すわけにはいきません。俺は果てないように動きませんから、……安心して下さい」カイルはわざとらしく腰の動きを止めた。しかし、絶頂間際で止められたエルゼの身体は昂りきっている。エルゼは無意識に腰をくねらせ、内に居座る最奥の膨らみを、逃さないように捏ね上げた。「あっ……! ああっ……! 駄目……っ、止まら、ないの……っ!」「……っ! そんなに、動かれたら……耐えきれません……っ!」理性が切れた、あるいはそのフリをするカイル。エルゼが自身の最奥をキュウっと、吸い付くように締め上げた瞬間、エルゼの胎内に熱い精が勢いよく解き放たれた。「あぁぁぁ! だめぇ……っ!!!」注ぎ込まれる熱量
last updateLast Updated : 2026-08-20
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