「もう……無理……」俺はベッドにうつ伏せになったまま、動けなかった。腰が痛い。塁と夢中でやりすぎてしまったようだ。だが、この痛みは塁と繋がった証。そう思うと、痛みすら嬉しくなった。「智也、腰さすってあげる」「塁さんの体力おばけ」「それって褒め言葉?」「さぁね」「俺はまだ出来るけど……」「え!?さすがにこれ以上は……」「分かってる。冗談だよ」塁は微笑み、俺の額にキスをした。「智也おいで?ドライヤーしてあげる」塁に呼ばれた俺は、バスタオルを持って彼の傍に移動した。塁は慣れた手つきで、俺の髪を丁寧に拭いた。そして、優しくドライヤーの温風を髪にあてた。こんな風に、塁と穏やかな時間を過ごせている今が嘘みたいだ。「よし、乾いたよ」「塁さん、ありがとう」「そういえば、あの夜は智也が俺の髪を乾かしてくれたよね」「そうだったね」「あの日、俺と一緒に居てくれてありがとう」「どういたしまして」ふと外を見ると、今夜も綺麗な月が見えた。「今日は満月かな?」「そうかも」「綺麗だな」そう言いながら、塁が月を見上げた。俺は塁の美しい横顔を目に焼き付けた。 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄「おはよう」「塁さん、起きてたのか。おはよう」俺は塁の顔を見た瞬間、昨夜の記憶が鮮明に蘇り、恥ずかしさのあまり布団を被った。「恥ずかしい。無理//」「ははっ、俺は平気だよ?」「塁さんは平気でも俺は無理///」「そっか。なら先に起きるね。シャワー浴びてくるよ」寂しそうな塁の声がした。俺は思わず、布団から飛び起きた。「やっと智也の顔が見れた」塁は微笑みながら俺を見つめた。「身体は平気?」「うん、平気」「智也、こっちきて?」すると塁は俺を抱き寄せた。「もう少しこうしてていい?」「うん」 「幸せだ」「塁さん、俺も幸せ」朝、目覚めたら塁が居る。それが何より嬉しい。「ねぇ、智也。今日も一日ここに居ようよ」「塁さん、チェックアウトは守らないと」「チェックアウトは何時?」「11時だよ」今の時刻が8時なので、あと3時間の滞在となる。「塁さん、起きよう。着替えないと」「まだいいじゃん。ね?もう1回する?」「昨日、あんなにやったのに///」「足りない」塁は俺の上に覆いかぶさった。俺を見下ろす塁の表情は恍惚としていて目が離せな
Terakhir Diperbarui : 2026-09-17 Baca selengkapnya