某掲示板に書いた悩みが、まさか室町くんの目に入るだなんて、想像もしなかった。 私は羞恥心で、本気で死にそうになった。顔から火が出るどころか、今すぐベッドのシーツに潜り込んで、誰にも見られないように隠れたい。 真っ赤になって顔を覆い隠してる私を前に、室町くんは弁明を続けた。「君が初めてだって美智が言っていたから、昨日は本当に、最初からセックスする気なんてなかったんだ。なのに、途中で我を忘れてしまって……しかも、しまいには、中に出しちゃって、本当にごめんなさい」「……」 掌の中で、私はゆっくりと目を開いた。『セックスする気なんてなかった』 という言葉が、私の胸にチクリと刺さる。(する気がなかったのに、させてしまった……) 彼の理性が飛んでしまったのは、他でもない、私の油断が原因だったんじゃないか。私が彼の頭を拭いて、バスローブをはだけさせて、まるで誘惑するような真似をしてしまったから――。(本当はしたくなかったのに、無理をさせて、困らせちゃったのかな。なのに私は、あんなに気持ちよくなって……) そもそも、初めてだったのに、気持ちよかった私がおかしいんだ。 室町くんのテクニックがいいとか、舌ピアスとか、下半身に埋め込まれたパールなんて関係ない。 彼が欲望のままに襲ってしまったのは、私が隙を見せてしまったから。 真面目な彼を自分が狂わせてしまったのだという申し訳なさで、胸が潰れそう。 美智が教えてくれた、彼の本当の姿。 女の子を開発するのが好きで、セックスが好きで、口には舌ピアス、下半身にはパールまで仕込んでいる男。 あんなものを体に入れているくらいなんだから。 きっと今までの女の子たちも、そういうことに慣れた人ばかりだったんだと思う。(まさか処女を紹介されるなんて、室町くん自身、夢にも思っていなかったはずなのに……) それなのに、紹介された私は年齢=彼氏いない歴で、男の人への免疫なんてまるでない処女。あろうことかホテルの部屋で胸元をはだけさせるような真似をした。美智から私の境遇を聞いて「ちゃんとした大人」として対応しなきゃと義務感を持ってくれていたからこそ、あの居酒屋の路上でも、彼は「誠実に向き合おう」と思って連絡先を聞いてくれたのだろう。「もし、もしものことがあったら、俺が一生責任取るから」 床に膝をつき、真っ直ぐに私を見
Last Updated : 2026-10-25 Read more