今年読んだ中で特に印象に残っているのは、'The Book of Doors'という作品。ファンタジー要素とミステリが絶妙に融合したストーリーで、ページをめくる手が止まらなくなる。主人公が偶然手に入れた本が、文字通り「扉」を開く能力を持っているという設定から始まるんだけど、このアイデアの新鮮さにまず引き込まれた。
登場人物の描写も細やかで、特に二次キャラクターの背景が丁寧に描かれているのがいい。単なる脇役ではなく、それぞれが物語の重要なピースになっている感じ。途中から予想外の展開が連続して、最後まで息をつけなかった。作者の前作を知っていたから期待していたけど、それをはるかに超えるクオリティだった。読後はしばらく余韻に浸っていたくなるタイプの小説だね。