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あの曲のパステルカラーとデジタルな感触は、セガサターン時代のゲーム『スペースチャンネル5』の世界観に近いものを感じます。ウルリカ・スペースのダンスと、ケロケロボニートのパフォーマンスには共通するポップでクールな美学があります。
歌詞の中の「ア・エ・イ・オ・ウ」というフレーズは、明らかに日本語の五十音から来ていますよね。これは『ひらけ!ポンキッキ』のような子供向け教育番組の影響かもしれない。彼らは日本のテレビ文化まで深くリサーチしているのがわかります。そうした細かいリファレンスが散りばめられているからこそ、聴くたびに新しい発見があるんです。
ケロケロボニートのサウンドには、『たま』や『カヒミ・カリィ』のような日本のインディーポップシーンの影響も見受けられます。『FLAMINGO』の不協和音の使い方は、『電気グルーヴ』の実験精神を彷彿とさせます。
PVに出てくるカエルのキャラクターは、日本の缶バッジ文化やキッチン雑貨のキャラクター商品からヒントを得たのでしょう。あのゆるいデザインは、『ぐでたま』のようなキャラクターの流行と無関係ではない気がします。こうした日本の日常生活に溶け込んでいるサブカル要素を、彼らはとても鋭く抽出しているんですよね。
この曲の独特な世界観には、90年代のJ-POPやシューゲイザーからの影響が色濃く感じられますね。特に『ポケットモンスター』のサウンドトラックや『ときめきメモリアル』のようなゲーム音楽の軽やかさが、あの浮遊感のあるメロディに転化されている気がします。
『FLAMINGO』のPVで使われている水色とピンクのグラデーションは、『美少女戦士セーラームーン』の変身シーンを彷彿とさせます。カエルのキャラクターが歌うというコンセプト自体、『けろけろけろっぴ』のような90年代キャラクター文化のオマージュではないでしょうか。ファンとしては、こうした日本のサブカルチャーが海外アーティストにどう解釈されるか、いつも興味深く観察しています。
ケロケロボニートの音楽は日本のカワイイ文化とUKのインディーポップが融合した独特のスタイルですよね。『FLAMINGO』の場合、特に感じるのは初期Perfumeのテクノポップ要素です。中田ヤスタカプロデュースのあの機械的なリズムと、かわいらしさの共存が、彼らのサウンドの基盤にある気がします。
歌詞の「フラミンゴ」というモチーフは、日本の街中でよく見かけるプラスチック製のフラミンゴ像からインスパイアされたのでは? あのシュールでポップな感覚は、矢口史靖監督の『ウォーターズ』のような作品にも通じる、日本独特の日常的違和感を捉えているように思えます。海外アーティストが日本のそうした細部まで観察していることに驚かされます。