『Harem of the Dead』のようなフリーゲームでは、サバイバル要素とロマンスシナリオを組み合わせた実験的な試みが見られます。キャラクターごとに異なるスキルツリーがあり、関係性を深めることで基地防衛の効率が上がるシステムはなかなか秀逸です。ただし、グラフィックやストーリーの完成度はインディーゲームならではの粗さがあるのも事実。
ゾンビが蔓延する世界でハーレムを築くというテーマは、生存と人間関係の複雑さを絡めた独特の魅力があります。特に『学園黙示録 HIGHSCHOOL OF THE DEAD』は、そのジャンルの先駆け的な存在で、緊迫したアクションとキャラクター同士の微妙な駆け引きが描かれています。主人公・小室孝を中心に、個性豊かな女性たちとの関係性が、終末世界ならではの緊張感の中でもしっかりと表現されています。
一方で『Is This a Zombie?』はコメディ要素が強い異色作。ゾンビ化した主人公が魔法少女や吸血姫と同居するという設定自体がぶっ飛んでいて、シリアスな展開よりもギャグとラブコメが中心。ゾンビというよりはむしろハーレムものとしての魅力が際立っています。この2作品を見比べると、同じジャンルでも全く異なる味わいがあるのが興味深いですね。