極道と、咲き乱れる桜の恋強い悲しみを背負う極道
西龍会 若頭
西門龍之介にしかどりゅうのすけ33歳
✖
逃げてきた訳あり風俗嬢
滝川桜たきがわさくら23歳
父親の借金のかたに風俗店に売られ、客を取らされそうになって逃げてきた桜が迷い込んだのは、その風俗店を取り仕切る極道の敷地だった…
ぶつかった拍子にアスファルトに叩きつけられ、怪我をして絶体絶命の中…桜は、若頭である龍之介の住まいへと連れて行かれる。
風俗店からは逃げてきたけれど、結局知らない極道に自分の心も体もいいようにされるのだと、桜は絶望するも…2人は意外な朝を迎える。
面白くないのは、風俗店を取り仕切る若頭補佐の弟、蔵之介。
それは、龍之介の勝手な振る舞い、売れそうな風俗嬢を持っていかれた怒りだけではないようで…
匿われるうちに知る、龍之介の悲しみの理由と決められていた未来。
暗い生い立ちのなか生きてきた桜に、初めて芽生えた恋心は…龍之介の心は。
それぞれの背負う生い立ちと、出会ってしまった2人の切ない恋のゆくえを描く極道恋物語。