『By surprise』という表現も使えますが、これはどちらかと言えば『不意打ち』のような戦術的なニュアンスが強くなります。『Out of the blue』というイディオムは日本語の『不意』に近い感覚で、青空からいきなり何かが降ってくるような意外性を表現できます。どれも完璧な訳ではないので、文脈によって使い分ける必要があります。
『Unanticipated』はより中立的ですが、やや硬い表現です。『Off guard』も使えますが、こちらの場合は警戒を解いていた状態を強調します。『不意を突く』なら『catch someone off guard』がピッタリですね。日本語の『不意』が持つ柔らかな意外性と、英語表現の直接的なニュアンスのギャップが興味深いです。
このフレーズに出会ったのは、あるファンサブのアニメを観ていた時のこと。キャラクターが自己紹介するシーンで『namae wa』と言った瞬間、日本語学習者だった私は「これは名前を言う前の定型句なのか?」と興味を持ちました。
調べてみると、これは『名前は』という意味で、自己紹介で名前を述べる前の自然な前置き表現だと分かりました。例えば『namae wa Tanaka desu』なら『私は田中です』という意味に。ただし実際の会話では『watashi no namae wa』や単に『Tanaka desu』と言う方がより一般的で、『namae wa』だけを使うと少し演劇的なニュアンスが。アニメや漫画ではキャラクターの個性を強調するためにあえてこの言い回しを使うことが多いですね。
面白いのは、英語圏のファンがこのフレーズを「I am」的なキャッチフレーズのように使う現象。『Namae wa Goku!』と叫ぶ様子は、日本語本来の用法から少し離れた、ある種のファンカルチャーとして発展しているように感じます。